愛犬がヒートの期間を快適に過ごすために、飼い主にできる気遣いとは?

ヒート=メスの生理期間は、犬も飼い主も何かと憂鬱(ゆううつ)なことが多いもの。でも、正しい知識を持てば、慌てずに対処でき、大変だと思うことも減るはずです。年に2回訪れるヒートと上手に付き合うために、まずは愛犬の体についてしっかりと知ることから始めましょう。

知っておくべきヒートの豆知識~症状・期間・周期など

知っておくべきヒートの豆知識~症状・期間・周期など

「ヒート」とは、メスの発情期のこと。実は、オスに発情期というものはなく、メスのヒートをにおいで感じ取り、発情するとされています。

ヒートは基本的に年に2回訪れますが、体のサイズなどで多少、前後します。そして「発情前期/発情期/発情後期」の3つに分かれており、全て合わせて約20日間程度が一般的な期間とされています。

前期に出血が始まり、10日間ほどで妊娠可能な「発情期」に入ります。その頃、出血量が落ち着くため、「ヒートが終わった」と勘違いする人もいますが、その期間は妊娠を望まない場合はオスとの接触を避けるよう、注意してください。

ヒート中は陰部が腫れたり、だるくなったりと体に変化が表れ、イライラしたりそわそわしたりと、いつも以上に神経質になる傾向があります。

ヒートの間、室内でもストレスなく過ごせる工夫を

ヒートの間、室内でもストレスなく過ごせる工夫を

室内で気になるのは、やはり出血ではないでしょうか?

出血量には個体差がありますが、ぽたぽたと垂れてしまうほどであれば、オムツやマナーパンツを利用するようにしましょう。犬用オムツ以外にも、赤ちゃん用のオムツや生理用ナプキンなどを応用している人もいるようです。体型に合ったぴったりのものを見つけて、ストレスを減らしてあげましょう。ただでさえイライラしている時期なので、慣れないオムツを突然付けるとすごく抵抗したり、そこから攻撃的になったりすることもあるので、平常時に履かせて慣れさせておきましょう。また、トイレが頻繁になったりいつも以上にキレイ好きになったりすることもあるので、トイレシートのこまめな交換など、清潔に過ごせるよう、気を配ってあげましょう。

ヒート期間中に散歩をするときは、見知らぬ犬にむやみに近付かない

ヒート期間中に散歩をするときは、見知らぬ犬にむやみに近付かない

ヒートは、病気ではありません。余程だるそうにしている、動くのを嫌がるなどということがなければ、いつも通りお散歩に出て、ストレス発散するようにしましょう。

ただし、散歩中はいつも以上に注意が必要です。というのも、外ではオスの犬に会うこともあれば、他のヒート中のメスに会うことも想定されます。オスと出会ってしまうと引き離すのが非常に難しくなるケースもあり、無理に体を離すと生殖器が傷付く可能性も……。また、ヒート中はピリピリしているため、メス同士で喧嘩に発展することもあります。

力で制御しきれない大型犬などを飼っている場合は特に注意をし、犬の多い時間帯を避けて散歩に出たり、知らない犬にはむやみに近付いたりしないようにしましょう。

ヒートはいつもと違う状況。観察と気遣いを忘れずに

ヒートはいつもと違う状況。観察と気遣いを忘れずに

ヒートの期間は性格が変わってしまったと思うほど気が立ってしまう犬もいますし、心配になるほど落ち込んでしまう犬もいます。過剰な心配や反応はせず、いつも通りに接することが基本ですが、その中でも体や心の変化にしっかりと気付いてあげること、快適に過ごせるためのケアをしてあげることは、とても大切です。

メスの犬を飼っている人だけではなく、散歩などでヒート中の犬に遭遇する可能性のある全ての飼い主がヒートの正しい基礎知識を知り、その時々で適切な対応を取るようにしましょう。

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