甘えるのは、悪いことじゃない!飼い主が知っておくべき犬が甘える理由

犬も人間の赤ちゃんと同じように飼い主に甘えてきます。中には過剰に甘えてくる犬もちらほら。その甘えてくる姿が愛おしくもありますが、この犬の甘え癖、止めさせた方がよいのでしょうか? 犬はどんなときに飼い主に甘えようと思うのでしょう。その犬の心理を考えながら、甘えの是非とその対処法を考えてみましょう。

甘えるときの、犬の気持ち

犬が甘えるときの気持ちは、「かまってほしい」「遊んでほしい」という場合がほとんどです。

私たち飼い主も仕事や家事があり、たとえ一日中ずっと同じ空間にいたとしても、愛犬にずっと意識を向けられるわけではありません。そんなときに犬が抱く「自分の方に意識を向けてほしい」という欲求が、「甘える」行動になると考えられているそうです。

また、どこか体に異変がある場合にも甘えるような声で鳴いたり、甘えたりするしぐさを見せる犬もいます。体の痛みや不調を極力見せない習性を持つ犬ですが、心の奥底では不安を抱いているのです。

ここで大切なのは、どちらの甘えも「信頼する大好きな飼い主だからこそ、見せている行動」ということ。前提として、飼い主との信頼関係がなければ犬は甘えてこないということを理解しましょう。

犬が甘えるときの行動

では犬が甘えるときの具体的な行動は、どのようなものがあるのでしょうか?

体を寄せてくる

飼い主がソファなどに座っているとき、顎を足に乗せてきたり、膝の上に乗ってきたりします。中でも日本犬などの表現が控え目な犬は、そっと背中やお尻をくっつけてきます。

“くんくん”と鳴く

ちょっと寂しげな、弱く甘えた声で、「寂しいの。かまって~」という甘え方をします。

お腹を見せる

俗にいう「ヘソ天」をして、急所でもあるお腹をあらわにし、「かまって!」とアピールをします。

飼い主をなめる

飼い主の体の一部や顔などをなめるのは、「甘えたい」という気持ちの表れだといわれています。

飼い主に付いて歩く

台所に行くときもトイレに立つときもずっと飼い主に付いて歩くのは、甘えているサインです。

他にもさまざまな甘える行動がありますが、犬の個性や性格によって、表現はいろいろあるようです。

甘えることを、止めさせるべきか

飼い主に依存し過ぎて甘える行動が尋常じゃない……という場合は、「分離不安症」の前兆であることも多いので、獣医師に相談することをおすすめします。しかしそのようなケースに当てはまらないのであれば、たくさん甘えさせてもかまいません。甘えることそのものを止めさせる必要はないのです。

犬に愛情をたっぷりと注ぎましょう

ただ犬が甘えてきたときに相手ができない場合は、私たち飼い主がきちんとメリハリをつけて「今は忙しいから、後でね」と理由を話し、手が空いたときに「さあ、今ならいいよ!」と、しっかりと甘えさせてあげることが大切です。

犬は言葉の意味を理解できませんが、感受性が豊かなので飼い主の感情はちゃんと伝わります。飼い主が犬の甘えに応えるとき、愛情たっぷりに「あなたのことが、大好きだよ」という気持ちを伝えていくと、犬は「いつでも、自分のことを意識してくれているんだ」と飼い主の思いを徐々に理解していきます。この理解が進めば、過剰に甘えるという行動は少なくなるでしょう。

犬の甘える理由や気持ちを考え、そのときに合った方法でたくさん甘えさせてあげてくださいね。

みんなのコメント

あなたも一言どうぞ

コメントする

編集部のおすすめ記事

内容について報告する

「TOP」の人気記事RANKING