身近に潜む危険な病気!目の周りにできてしまったイボは悪性の腫瘍なの?

大切な愛犬の目の周りに、“ポチッとしたイボのようなもの”ができていたら、それは「マイボーム腺炎」かもしれません。あまり聞き慣れない、この病気。実は、意外に身近で危険な病気なんです。

マイボーム腺炎=「ものもらい」のこと

マイボーム腺炎。これは、人間の病気でいうと、いわゆる「ものもらい」のことなんです。まつげが生えている部分はその前後に皮脂を分泌する腺があり、その分泌液によってまぶたの開閉をスムーズにする働きがあります。この腺をマイボーム腺と呼び、マイボーム腺が炎症を起こすことでマイボーム腺炎が引き起こされる仕組みです。

マイボーム腺炎の症状は? 愛犬の目が失明する可能性はあるの?

炎症を起こすことでまつげが生えている部分、つまり目の縁の一部分が赤く腫れあがってしまいます。かゆみや痛みを伴うこともあり、涙や目やにが出やすくなったり、視界や目の動きを邪魔したりしてしまうこともあります。

イボのような形状から、「悪性の腫瘍ではないか」と慌ててしまう飼い主さんもいますが、マイボーム腺炎は命に関わる重篤(じゅうとく)な病気ではないので、安心して下さい。ただ、目にとても近い部分にできるため、目が開けにくくなったり角膜を傷つけたりする場合があり、早急な対応が必要になります。

マイボーム腺炎に原因はあるのか?

マイボーム腺炎の原因は、細菌感染です。しっかりと免疫機能が保たれていれば、細菌に触れても発症しないのですが、子犬や老犬、疲労時など、免疫が弱まっているときなどはかかりやすいといわれています。

放っておけば、治る? マイボーム腺炎になったときの目の治療方法

重篤な病気ではないながらも、かゆみや痛みを伴うこともあるマイボーム腺炎。放置すれば、悪化する可能性もあります。また、かゆみなどから目を地面にこすりつけて傷つけてしまうことも……。

主な治療法は軟こうや抗生物質などの内服薬を使用するものですが、大きさや症状の重さによっては切開などの外科的治療を行うこともあります。

マイボーム腺炎のようなものを発見したら「まだ小さいから平気かな? そのうち、治るかな?」などと思わずに、できるだけ早めに動物病院に連れて行き、治療を受けるようにしてくださいね。

みんなのコメント

あなたも一言どうぞ

コメントする

編集部のおすすめ記事

内容について報告する

関連する情報をもっと見る

「TOP」の人気記事RANKING