見逃さないで!飼い主が症状で見分けられる犬の病気——4つの具体例

小さな病気が重症化してしまう前に、飼い主は愛犬のちょっとした変化に気付いてあげる必要があります。今回は悪化すると愛犬が苦しんでしまう病気を4つ選別し、主な症状などをご紹介。どのような病気であっても自己判断をせず、必ず、専門の獣医さんへかかるようにしてくださいね。

①犬のてんかん

「てんかん」とは、犬の脳内の神経に異常な興奮が起こってしまい、体のコントロールを失ってしまう状態になる病気のことです。てんかんを持っている犬の場合、休んでいるときや眠っている夜間もしくは早朝に症状が出るケースが多いといわれています。原因は、脳の疾患や血液の異常、ストレスなど、さまざまです。

症状として、「四肢の硬直」「けいれん」「失禁」「口から泡を吐く」などが見られると、てんかんの可能性があります。

②犬ジステンパーウイルス感染症

「犬ジステンパーウイルス感染症」は、ワクチン未接種の1歳未満の子犬や免疫力が弱っている老犬がかかりやすいとされています。免疫力のある犬であれば、例え感染しても無症状か軽い呼吸器症状で済みますが、子犬や老犬の場合は最悪、命を落としてしまう可能性もあります。

犬ジステンパーウイルス感染症の感染ルートは、2つあります。1つは接触感染。この病気に感染している犬の尿や便に接触してしまうことで感染するルートです。そしてもう1つが、感染した犬がくしゃみをしたことで起こる飛沫感染です。

感染初期の症状として、目やにや鼻水、40℃前後の発熱が見られ、食欲や元気が急になくなることもあります。初期を過ぎると、せきやくしゃみをするようになり、嘔吐(おうと)や下痢も繰り返すように。こうなるとさらに体力が落ち、二次感染で肺炎を引き起こす可能性も高くなります。

③急性緑内障

急激な眼圧の上昇が起こり、目に強い充血が見られ、瞳孔が開いたままの状態になる病気です。この状態を放置すると、失明の可能性が高くなります。

原因としては、先天的・後天的の2つが考えられます。先天的な原因としては遺伝、後天的な原因としてはブドウ膜炎などの他の病気と併発することです。症状としては、目の強い痛みによって引き起こされる「まぶたのけいれん」「涙を流す」「頭を触られるのを嫌がる」などが挙げられます。

④口腔内悪性黒色腫

別名「メラノーマ」ともいわれる、この病気。口腔内や粘膜そして舌に腫瘍ができる、いわゆる、がんです。進行がとても速いので、発見した頃にはいろいろなところに転移している可能性もあり得ます。

メラノーマは治療が遅れると命を落としていまう、とても危険な病気です。原因は、色素をつくる細胞のがん化。腫瘍の多くは黒い色をしているのですが、たまに、黒い色以外のものが見つかることも。腫瘍ができるのと同時に、「よだれが多くなる」「口臭が気になる」「口の中が出血している」「口内炎がある」などの症状が見られます。

この病気は早期発見・早期治療がとても大切になります。月に1度は犬の口の中をチェックして、早期発見に努めましょう。

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