犬のミックスは寿命が短い?今人気のミックス犬が持つ遺伝病の多さ

プードルとラブラドール・レトリバーのミックス「ラブラドゥードル」など、純犬種の“いいとこどり”をしたような外見のミックス犬が、人気です。しかし、ミックス犬には、いろいろな病気のリスクが存在しているといわれています。一体、どんなリスクなのでしょうか?

ミックス犬に潜む遺伝病とは?

純犬種と呼ばれる1種類の犬種の血統を引き継ぐ犬には、遺伝子上、それぞれの犬種がかかりやすい病気があるといわれています。例えば、網膜が委縮していくPRA(進行性網膜萎縮症)や心臓病、脳腫瘍といった病気の因子が遺伝子に組み込まれている犬種もいるのです。ただ、これらの因子を持っているからといって必ず病気を発症するわけではありません。しかし、子犬を産んだ後にその子犬が発症してしまうケースは多いようです。

なぜ、ミックスに多くの病気が潜んでいるのか?

遺伝病にはいろいろな種類があり、中には純犬種でも50種類ものかかりやすい病気を持つ犬種がいます。異犬種を掛け合わせることによって、その分、病気の遺伝子を多く引き継いでしまったからです。ミックス犬は純犬種よりもかかりやすい病気が多くなるリスクを持っている、ということを認識しておくべきでしょう。

「人気だから」という理由だけでミックス犬を飼うのは、NG

見た目のかわいらしさのみが取り上げられがちなミックス犬ですが、「珍しい犬だから」「他に飼っている人が少ないから」「今、旬な犬だとペットショップですすめられたから」などといった安易な理由で飼うのを決めるのではなく、それぞれの個体の性質を下調べした上で決断しましょう。ミックス犬を飼いたいと思ったら、その犬だけを見るのではなく、掛け合わせた犬種がどんな遺伝病を持っているのかをしっかりと調べることが、大切です。愛犬がかかりやすい病気を事前に把握しておけば、もし何らかの病気を発症してしまったときに、早期に対処することができるからです。

また、すでに飼育しているミックス犬が、どんな犬種を掛け合わせて生まれたかわからない場合は、遺伝子検査を行っている動物病院で調べてもらうこともできます。

飼い方で変わっていく? ミックス犬の寿命

犬の寿命は人間より短く、やがてはその死を目の当たりにしなければいけないものですが、飼育の仕方によって寿命を長くすることはできるでしょう。その方法は、人間と同じですが、食べ物に気を付けたり適度な運動を心掛けたりすることです。粗悪な食生活や飼育環境では、愛犬のかかりやすい病気のリスクを高めてしまうことになりかねません。遺伝病を持っていたとしても、飼い主がきちんと健康管理をして愛情深く育てれば、愛犬はきっと長生きしてくれるはずです。

「人気だから」という理由だけでミックス犬を選ぶことはおすすめできませんが、病気のリスクを知った上でわが家に迎えるのであれば、できるだけ病気を遠ざけるような生活環境を用意し、長生きさせてあげましょう。これは、飼い主の責任でもあります。

どんな遺伝病があるのか。そして、その病気はどんな症状でどんな治療が必要なのか。それらを理解しておくことで飼い主だけではなく、犬も安心して暮らしていけます。一日でも長生きしてもらうことを念頭において、ミックス犬との生活を楽しんでください。

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