犬も花粉アレルギーに反応しちゃう!飼い主が知っておきたい犬の花粉症

目や皮膚がかゆくなる、犬の花粉症が増えているそうです。そんな犬の花粉症の原因や症状、そして花粉症対策もご紹介。花粉症に悩んでいるのは、人間だけではなかったようです。

犬の花粉症の原因

犬の花粉症の原因は、大きく分けると2つあります。

①花粉がアレルゲンとなって花粉症になる
犬にとって、花粉はアレルゲンとなることがわかっています。花粉を吸い込み続けているうちに、許容の限界点を超えて、ある日突然、花粉症が発症します。

②花粉症になりやすい体質が原因
実は、花粉症になりやすい体質の犬種がいます。もともと皮膚病にかかりやすい犬種だったり、花粉に反応する原因となる遺伝子を保有していることが、その理由だそうです。

【花粉症になりやすい犬種】
・キャバリア
・ゴールデン・レトリーバー
・柴犬
・シーズー
・ビーグル
・プードル
・フレンチ・ブルドッグ
・マルチーズ
・ラブラドール・レトリーバー など

犬に花粉症があることがわかったのは、1995年(アメリカ)です。今後、研究が進むことで、まだまだ他にも原因が見つかるかもしれません。

犬の花粉症の症状

犬の花粉症の症状は、皮膚に多く現れることが知られています(まれに、くしゃみも症状として出るそう)。ひどくなると、くしゃみをしたときに顎を地面に打ち付けて、けがをする可能性も。

人間の花粉症は、スギ花粉やヒノキ花粉に反応することが多いのですが、犬の花粉症は、ブタクサという8月から10月にかけて開花するキク科の花粉に反応することが多いようです。ブタクサは、まっ黄色の花を咲かせるセイタカアワダチソウと勘違いしやすいですが、ブタクサの葉はヨモギと似ているので見分ける参考にしてください。

もし、次のような症状が季節によって出るようなら、すでに花粉症にかかっているのかもしれません。

・脇、脚の関節周り、お腹、耳、口、耳などをよくかいている
・かゆみのあまりかき過ぎて、膿んだり炎症が起きたりしている
・目の周りが赤くなり、腫れたり脱毛している
・鼻水が出る
・くしゃみを連発する
・アレルギー性皮膚炎を発症している

犬の花粉症の対策

動物病院のアレルギー検査でどんなアレルゲンに反応するか、調べることができます。獣医師は症状を診て、犬が花粉症かどうかを推測します。

犬が花粉症にならない予防対策としても、すでに花粉症にかかっている犬の対策としても大事なのは、とにかく花粉から離れること。秋の花粉症の代表ともいえるブタクサの花粉は、数百メートル飛散するといわれています。もし、いつもの散歩道にブタクサがあれば、散歩コースを変更しましょう。

散歩中には、犬の体に花粉が付着します。簡単にできる対策として、服を着せて散歩して、玄関に入る前に脱がせてしまい、花粉を部屋に持ち込まないという方法を取ってみましょう。犬の手足を拭くのも、効果的です。花粉が付きにくい素材の犬服や花粉付着防止スプレーも販売されていますので、対策グッズの一つに加えてみてください。

飼い主に付着した花粉も、はたいてから部屋に入りましょう。また、室内には空気清浄機を置き、床に落ちた花粉は濡れ雑巾で拭いておくとよいでしょう。

散歩の時間を工夫することも、花粉対策になります。早朝一番は太陽が昇ると同時に、冷えた空気と温かい空気が対流し始めるので、花粉が一気に舞い上がりやすい時間です。太陽が昇って1時間くらいしてから、犬の散歩をして花粉を吸い込みにくいよう対策をしましょう。

動物病院の指導では、薬の投与だけではなく、「減感作療法」といった花粉症を引き起こす原因となる抗原を少しずつ与えるという治療方法もあります。

犬の体質を改善して花粉症と付き合おう

犬の花粉症はかゆみが全身に広がることが多いので、普段よりもストレスを感じています。犬のドッグフードを上質なものに変えたり、適度な運動によって老廃物を早く出せるように代謝を高めたりと、飼い主との触れ合いを増やしてストレスを除去し、体質を少しずつ改善していきましょう。

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