【愛犬の性質と性格を知る vol.1】犬のルーツを知ろう!

【君をもっと知りたい!】うちのコのことをより深くわかってあげたい……と思うのは飼い主さん共通の思い。もう一歩深くうちのコを理解するためには、犬のルーツ、性質と性格を知ることが鍵なのです。(MY♡DOG Spring 2020 Vol.2より)

【愛犬の性質と性格を知る vol.1】犬のルーツを知ろう!
先生にお聞きしました
鹿野 正顕(かのまさあき) 先生
「スタディ・ドッグ・スクール」(神奈川県相模原市)代表。
麻布大学介在動物学研究室(旧動物人間関係学研究室)で、人と犬の関係学を研究。
この分野では日本で初めての博士号を取得。
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深くうちのコを理解するためには

うちのコのことをより深くわかってあげたい……と思うのは飼い主さん共通の思い。もう一歩深くうちのコを理解するためには、犬のルーツ、性質と性格を知ることが鍵なのです。

性質とは:ここでは(今回の特集では)犬が生まれつき持っている特徴を“性質”と定義
性格とは:生まれたときの環境やその後の生活環境によってあとから身につけた特徴を“性格”と定義

犬のルーツ、性質と性格を知ることが鍵なのです

「犬の歴史を知ることで、犬との関係性が大きく変わる」

太古から人と一緒に暮らしてきた犬。狩りの相棒としての役割から犬は人と共に生活するようになり、外敵から人を守る護衛犬、家畜を統率する牧羊犬などの役割を担うため、その目的に応じてさまざまな犬種が交配されてきました。愛犬のルーツをたどると、わがコの生まれ持っている性質を知ることができると鹿野先生。

「どのような仕事をしてきて、どういう目的で繁殖されてきたのか、犬の歴史を知ると犬が何をしてあげれば喜ぶのかが見えてきます。逆に犬が求めていることをしてあげないと犬にとってストレスになり、それは飼い主さんにとっても不幸なこと。例えば狩猟という役割を果たしていた犬であれば、狩猟に見合う運動をさせてあげないとストレスになるわけです」

もしかしたら、無駄吠えと思っていたことも、飼い主さんを危険から守るために番犬としての性質がそうさせているのかもしれないと思うと、確かに愛犬への接し方が大きく変わりそうです。

「犬のルーツを知ると犬を見る目が変わり、犬との関係性もがらりと変化します。愛犬との生活が今まで以上に楽しくなるはずです」

【犬の歴史1】系統って何?

「同じ犬種でも、容姿や性格などを重要視して誕生したショータイプと、本来の作業意欲を重要視したフィールドタイプに系統が分かれます。フィールドタイプはショータイプに比べ、活動性や訓練性能が高い傾向があり、飼い主さんに高い技術が必要になることがあります」

【犬の歴史2】柴はオオカミに近い? 

「柴は犬種のなかでも遺伝的にオオカミに非常に近いため、警戒心や独立心、縄張り意識が強い傾向。愛玩犬のトイ・プードルなどとは異なり、うまく距離を保ち干渉しすぎないように接しないと、お互いストレスが溜た まる関係性になることも」

【犬の歴史3】犬種の成り立ち

「世界には、非公認犬種を含めて700〜800の犬種があるといわれています(国際畜犬連盟(FCI)により公認された犬種は344犬種(2017年7月現在))。これらの犬種は、すべて人の目的に合わせた性質を持つように交配されているので、それぞれの犬種の成り立ちや性質を理解することは、犬と適切にかかわるためにもとても重要です」

※画像はShutterstock.com のライセンスに基づいて使用しています。

企画・構成/ SOULWORK 撮影/秋馬ユタカ 編集・文/鈴木珠美 モデル/慎之介くん(オス・9才/ミックス)

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