多頭飼いは要注意!犬同士のけんかをやめさせる方法とは?

犬の多頭飼いで起きやすい、犬同士のけんか。このけんかを、やめさせる方法がわからないまま、何年も放置していませんか? 飼い主としては、全員が仲良く過ごしてほしいもの。多頭飼いをしているときの犬同士のけんかをやめさせる方法を、ご紹介します。

命の危険がない範囲なら、けんかをやめさせる必要はない

人間は「けんか=嫌い」というイメージが強いかもしれませんが、犬は群れ社会での自分のポジションを確立することで、平和な暮らしを過ごせます。多頭飼いのけんかは、安定した順位決めのために必要なものと捉えましょう。飼い主が中途半端にやめさせると、いつまでもけんかが続くようになり、逆効果です。あまりにもひどいけんかで犬の命が危険な場合を除いては、基本的に安全を見守りながら、犬にけんかはさせてあげましょう。

飼い主の誤ったジャッジがけんかをひどくさせる

飼い主が、「この子はけんかを先に吹っ掛けたから悪い」「こっちの子はされた側だから悪くない」と勝手に判断し、片方の犬を怒り、片方に優しくする。これは、犬からすると全く理解できない行動です。怒られた犬は、「順位決めの目的から外れ、優しくされた犬への嫉妬」を抱きます。こういった判断は、相手を血が出るまでかむという凶暴性を助長させる可能性があるので、絶対に控えましょう。

けんかをやめさせるなら、飼い主は犬に順位を付けない

先住犬と新参犬、どちらを優先すべきでしょうか? 確かに先住犬をある程度優先してあげることでその犬のメンツは立ち、先住犬のストレスも少ないかもしれません。しかし、多頭飼いでけんかが頻繁に起きている場合は、“愛情基準の順位付け”は不要です。何頭いても、愛情は平等にかけてあげましょう。結果、犬たちは安定した精神が保てるのです。

居場所を離してけんかをやめさせる

多頭飼いの場合、同じ壁際に並べてハウスを置いたり、並べてご飯を与えたりすることも多いのではないでしょうか? 実はこの方法で食事を取り、その際、犬同士の相性が悪くてけんかを繰り返している場合、相当なストレスになっています。寝床はたとえ同じ部屋でも居場所を離す、ご飯もそれぞれの場所を作って安心して食べられるようにしましょう。これだけでも、犬は自分のテリトリーを確保できますので、無駄なけんかはなくなります。

ちなみに、不思議なことに、水は共同の器でも犬同士がけんかすることはありません。

血みどろのけんかをやめさせる方法

犬同士の大きさに関係なく、相手をねたましく思ったり、自分の大好きなエサやオモチャを取られたりしたときには、血みどろのけんかまで発展してしまうことがあります。こんなけんかのときには、人間が手で押さえたり引き離したりするのは、とても危険。犬の顎の力は強大なので、決して素手で仲裁に入ってはいけません。

けんかをやめさせる方法として、「後脚を持ち上げるとよい」などという芸当は相当、危険です。犬は興奮状態にあり、飼い主を認識できていないので、最悪の場合、思い切りかまれることも……。では、どうすればよいのでしょうか?

少し過激に思われるかもしれませんが、モップや長い棒といった道具を使ってください。これはドッグトレーナーも行う、正しいけんかのやめさせ方です。両者を棒を使って引き離し、それぞれの犬を別の空間に移動させます。丸一日は最低でも顔を合わせない環境をつくりましょう。そして様子を見ながら、再度けんかするようならば相性が悪いとあきらめ、住環境を別々にします。

犬のけんかを根本的にやめさせるには?

けんかしたときの原因が何だったのか、飼い主はしっかりと把握する必要があります。単なる順位決めであれば、けんかが長引くことはありません。ひどいけんかの場合が問題です。

相手への嫉妬だったのかもしれません。相手に嫌なことばかりされて溜まりに溜まった怒りが爆発したのかもしれません。その原因を突き止めて解決することで、必ずけんかをしなくなります。

けんかばかりする多頭飼いの飼い主は、犬に“なめられて”はいけません。いつも毅然(きぜん)とした態度を取り、かつ愛情深く平等に犬に接することが、とても重要です。犬から見て「飼い主さん、怖いからけんかするのはやめておこう」と怖がられるくらいがちょうどよいでしょう。

みんなのコメント

こずけんさん
私も、多頭飼い していますが、ご飯で ケンカします。もう本気モードになって、一匹入院する怪我をおったこともあります。今日も、久しぶりにケンカしました。傷をおわされたほうは、気分的にも、ぐったりしています。私の躾がなってなかったと、犬にも申し訳ないです。お互いに、一から、躾をしっかりしていきましょう
きょん太さん
先日、十歳になる柴犬兄弟がはでな喧嘩をして一匹病院に通いました。犬が喧嘩をすると悲しいのでわたしたち夫婦は二匹を離して二重生活をすることになりました。上下関係を決まるまで喧嘩をさせることなどできまさん。とても悲しい生活になりました。

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