【獣医師監修】犬がしっぽを追いかけ、吠えながら回転する5つの原因と理由?病気の可能性も!

気付いたら、犬が唸(うな)ったり、吠えたりしながら、自分のしっぽを追いかけ回転していることはありませんか? 飼い主として、心配になることもあると思います。犬がしっぽを追いかける理由はいくつかあります。今回は、犬がしっぽを追いかけ回す理由と対策について解説します。

【獣医師監修】犬がしっぽを追いかけ、吠えながら回転する5つの原因と理由?病気の可能性も!
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犬がしっぽを追いかけ回転する「原因」「理由」①【遊び】

犬がしっぽを追いかけ回転する「原因」「理由」①【遊び】

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犬がしっぽを追いかけ回す理由は、大きく分けて5つ考えられます。

まず1つ目ですが、特に、子犬に多く見られます。

子犬の時期は動くもの全てに興味津々で、それは自分のしっぽに対しても同じです。

退屈な子犬

Chonlawut / PIXTA(ピクスタ)

また、遊ぶものがなくて退屈だったりしたときも同様です。

「何かある!」「追いかけると逃げていくぞ!」

というような心理状態なのかもしれません。

犬がしっぽを追いかけ回転する「原因」「理由」②【ストレス】

犬がしっぽを追いかけ回転する「原因」「理由」②【ストレス】

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犬がケージにいる時間が長い、散歩にあまり行けない、飼い主と過ごす時間が少ないなど、様々なストレスを軽減させるための葛藤行動として行うことがあります。

犬がしっぽを追いかけ回転する「原因」「理由」③【皮膚炎】【神経障害】

犬がしっぽを追いかけ回転する「原因」「理由」③【皮膚炎】【神経障害】

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犬のしっぽの付け根やお尻のあたりに違和感や痛み、痒みがあったりすることで、舐めたり噛んだりしようとして追いかけ回すこともあります。

犬がしっぽを追いかけ回転する「原因」「理由」④【関心を求めている】

犬がしっぽを追いかけ回転する「原因」「理由」④【関心を求めている】

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以前に、犬がしっぽを追う行動をしたときに、飼い主がそれに反応して犬に関心を向けたことがある場合、また関心を求めてしっぽを追いかけることがあります。

飼い主の関心を求めたくてしている行動なので、飼い主がいない場所ではしっぽを追う行動は起こりません。

犬がしっぽを追いかけ回転する「原因」「理由」⑤【常同障害】

犬がしっぽを追いかけ回転する「原因」「理由」⑤【常同障害】

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遺伝的要因、ストレス、不安などにより、繰り返し同じ行動をする「常同障害」も考えられます。

犬がしっぽを追う行動の他にも、「肢(足)先を舐め続ける」「くるくる回転する」「自傷行為」などがあります。

人でいう「強迫性障害」と類似していると考えられています。

犬がしっぽを追いかけ回転する【皮膚炎】【神経障害】【常同障害】に注意!

犬がしっぽを追いかけ回転する【皮膚炎】【神経障害】【常同障害】に注意!

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遊びで行っている場合は放っておいても何も問題ありませんが、皮膚炎や神経障害が疑われる場合は、早急に獣医師へ診てもらいましょう。

また、ストレスや関心を求めるため、常同障害で行っているような場合では、行動がエスカレートすることもあります。

犬がしっぽを追いかけ回転する【行動改善】するには?

犬がしっぽを追いかけ回転する【行動改善】するには?

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遊び以外で愛犬がしっぽを追いかける行動は、できる限り、やめさせた方がいいでしょう。

やめさせる方法は原因によって異なります。

●「行動改善」①【病気】の場合

「行動改善」①【病気】の場合

Monika Wisniewska- stock.adobe.com

皮膚炎や神経障害が疑われる場合は、動物病院での治療により、改善される可能性があります。

●「行動改善」②【関心を求めている】場合

「行動改善」②【関心を求めている】場合

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飼い主の関心を求めて行っている場合は、「無視」をすることが解決法になります。

愛犬がしっぽを追っても求める結果(=飼い主の関心)は得られないと学習させましょう。

今まで反応してしまっていた場合は、なんとかして関心を取り戻そうと、一時的にしっぽを追う行動がエスカレートしてしまいます。

●「行動改善」③【ストレス】の場合

「行動改善」③【ストレス】の場合

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ストレスの場合は、ストレスの原因を取り除くことが重要です。

愛犬に十分な運動をさせたり、飼い主と過ごす時間を過ごしたり、原因として思い当たるものがあれば改善しましょう。

●「行動改善」④【常同障害】の場合

「行動改善」④【常同障害】の場合

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愛犬が常同障害の場合、動物病院での診療をおすすめします。

トレーニングにより行動を修正することもできますが、場合によっては薬を使うこともあります。

犬がしっぽを追いかける理由

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自分の愛犬がどういった理由でしっぽを追いかけているのかを分析し、愛犬にあった手段で改善してみてください。

みんなのコメント

わっさんさん
我が家の愛犬スムースチワワ♂9ヶ月は3ヶ月の頃からずっと尻尾追い行動をします。 病院で診察してもらっているほど酷く、牙を向き唸り、尻尾から血が出ることも多々あります。 止めるのに私も流血する程です。 病院では、かゆみ止め→痛み止めを処方してもらいましたが効かず、去勢手術で落ち着くかもということで先日手術をしました。 全く意味なかったです…。手術を終え帰宅した瞬間から激しい尻尾追い行動をしました。 成犬になれば落ち着くかも…ということでもう少し様子を見ることにしましたが、それでもダメなら断尾という話も出ています。 できるだけ断尾は避けたいのですが、興奮状態の愛犬を止めることも出来ず毎日悩んでいます。 多頭飼いなのでストレスを感じているんでしょうか…。飼育環境は特に問題がないと言われたのですが…。
AKさん
親戚の愛犬ラムちゃん♀が注射をした後で後遺症 で唸りながら、自分の尻尾を追いかけますどうすれば良いですか?
みけ✨✨✨さん
あたしの犬も同じです😅😅早く収まればいんですが💦
rioさん
小型犬の女の子が迎え入れた頃からグルグル回りながら尻尾に噛みつき、その行動中は目つきが変わり声も届かず、辛い日々でした。獣医さんに相談し、その行動が出始めたらおもちゃで気を引いてやめさせるよう言われましたが悪化する一方で、脇腹も噛んで禿げるようになってきてしまいました。 この子は精神異常なのでは?と感じ、犬の心理学・行動学を専門とするドッグビヘイビアリストの先生に相談したところ、散歩不足によるストレスフル、興奮しやすい性格などから常同障害が起きていると指摘されました。 日々、本能を満たしてあげられるようお日様の下でのびのびと散歩し、自然の匂いを嗅がせ、たまに思いきり走ったりして、帰ったらご飯を食べてぐっすり眠れるくらい疲れるのが良いのだそうです。散歩量を増やし家では興奮しすぎるおもちゃ(うちの場合は紐)を控え、犬が興奮しているときは撫でたりせず無視をする、目を合わせながらフセやスワレのトレーニングをする…などなど行っていたら二週間ほどでグルグルは無くなり表情も柔らかくなりました!
あずきmamaさん
初めてあずきがしっぽを噛んだのが誕生日間近!(1歳) 半年かけてちぎれた尻尾を治療して一旦治りました、でも、3歳になってからまた尻尾を噛む様になりました、仲良しだった友達ワンちゃんにまで威嚇して追いかけ回す様になりました、 先住犬’7歳)の茶太にまでここ2〜3日威嚇して追いかけ回す様になってしまって! 怒ると豹変‼️目つきも変で呼びかけてもダメです! 神経の病気でしょうか?
さくらパパさん
ジャックラッセルテリア♀ 三ヶ月前位から急にぐるぐる回り しっぽ噛んで傷つけしまいます。 動物病院に見て貰って塗り薬と 飲み薬貰って様子観ましたが 未だに治りません 今は、激しい時は、口に市販のくちわしてます。ちょと可哀想ですが 様子観ます。

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