【獣医師監修】チャウ・チャウの性格と特徴「青黒い舌」!超古代犬種の知られざる秘密!

チャウ・チャウは、モコモコの毛に包まれた中国の犬種。何となく小熊のぬいぐるみのようで、のんびりとしていそうな風貌ですが、実は頑固な一面の持ち主であることを、知っていましたか? チャウ・チャウには、どんな秘密と魅力があるのでしょうか?

【獣医師監修】チャウ・チャウの性格と特徴「青黒い舌」!超古代犬種の知られざる秘密!
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チャウ・チャウの特徴~「青黒い舌」が一番の特徴!

チャウチャウの特徴~「青黒い舌」が一番の特徴!

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愛嬌のあるしかめっ面と小さく埋もれた奥目が何とも愛くるしいチャウ・チャウは、がっちりとしたスクエア体型。

顔には、頭に乗っかるように位置する立ち耳と短いマズルがあって肉付きが良く、尾は背中側にかぶり、全身もこもこした毛に覆われています。

一見すると“太っちょ犬”のようですが、体重は20~32kgほどで、実は「脱いだら凄いんです」といわんばかりに、毛の下に筋骨隆々の体が隠されています。

チャウ・チャウの顔

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ちなみに、顔にはあまりしわがなく、奥目だからか、顔を近付けてものを見るような習性を持っています。

後肢の飛節(ひせつ)と呼ばれる関節が低い位置にあることで、まるで竹馬に乗っているかのように上下の動きが激しく歩幅が狭い歩行の様子も特徴的です。

チャウ・チャウの一番の特徴は青黒い舌でしょう。

ちなみに、青黒い舌を持つ中国原産の犬種は、もう1種類います。

それは、シャー・ペイ

チャウ・チャウと同じ青い舌を持つシャー・ペイ

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シャー・ペイは、しわしわ顔とたるんだ皮膚を持つ番犬として有名です。

チャウ・チャウの起源は不明ですが、そりを引いたり、狩猟犬として働いたりする一方で、食用としても重宝されてきました。

チャウ・チャウの基本情報まとめ

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チャウ・チャウの基本情報まとめ

項目チャウ・チャウの特徴
サイズ中型犬
体高46~56cm
原産国中国
用途番犬・家庭犬

参照元:一般社団法人 ジャパン ケネル クラブ 【JKC】「チャウ・チャウ - CHOW CHOW

チャウ・チャウの歴史~食用だった犬種

チャウチャウの歴史~食用だった犬種

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チャウ・チャウは、中国が原産だと考えられています。

3000年以上前から存在していたとも言われており、原産地には諸説あり(東南アジア、北極圏など)、正確な歴史は謎に包まれています。

警備犬、そり引き犬としての一面と、食用や毛皮服として活用された一面もありました。

18世紀になると、チャウ・チャウはヨーロッパに持ち込まれ、独特の風貌も相まって、世界中に広まっていくことになります。

日本でも人気のチャウ・チャウ

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20世紀初頭にはアメリカンケネルクラブ(AKC)に登録され、現在も安定した人気を獲得している、チャウ・チャウ。

日本では高度経済成長期にテレビCMに使われたことがきっかけで、一時、チャウ・チャウブームが起きました。

2017年度ジャパンケネルクラブ(JKC)のチャウ・チャウの登録頭数は、133犬種中57位で157頭です。

チャウ・チャウの性格~無愛想だけど、冷静沈着

チャウチャウの性格

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チャウ・チャウは飼い主には忠実で愛情深いのですが、頑固な一面があり、反応も薄く無愛想で無表情です。

また、しつけが入りやすいタイプではなく、子どもにはなつきません。

・神経質
・警戒心が強い
・頑固
・反応が薄い
・愛情深い

チャウ・チャウの飼い方~暑がりで面倒くさがりだけど、飼い主には従順

チャウチャウの飼い方~暑がりで面倒くさがりだけど、飼い主には従順

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チャウ・チャウは夏の暑さには耐えられません。室内飼育の環境が必要です。

激しい運動は必要としませんが、散歩は、1日2回程度は行ってください。

チャウ・チャウはあまり体を触られることを好まない犬種です。

外出中は、子どもや知らない人が近付いても、むやみやたらに触らせないようにしましょう。

とはいえ飼い主家族には従順な犬種です。

幼犬の頃にたくさんの経験をさせ、警戒心が緩くなるように育ててください。

家族全員が一貫したしつけをして、人とともに暮らす上でのルールを明確にしておくことも重要です。

マイペースなところもあってしつけをすぐに覚える犬種ではありませんが、気長にしつけていきましょう。

呼んでも返事がないほど、ボーっとしていて反応が薄いこともありますが、飼い主の愛情を目いっぱい与えて育てましょう。

チャウチャウの被毛の手入れ

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被毛の手入れは、週に2~3回程度、粗めのコームで全体をとかし、ピンブラシで清潔な空気を含ませて、細菌の繁殖を抑えます。

シャンプー後はアンダーコートまでしっかりと乾かしてください。

チャウ・チャウの被毛~毛色は?

チャウチャウの被毛~毛色は?

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チャウ・チャウの被毛はダブルコートの長毛で、立ち上がった被毛のラフコートと滑らかな被毛のスムースコートの2種類があり、アンダーコートは羊の毛のように密集している、

寒さに強い被毛です。

チャウ・チャウの毛色は「クリーム」「ブラック」「レッド」「ブルー」「ホワイト」の5種類で、まだらのチャウ・チャウは「チャウ・チャウ」として認定されないようです。

チャウ・チャウと、“ゆったり”と過ごす

チャウチャウと、“ゆったり”と過ごす

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チャウ・チャウとのゆったりとした穏やかな生活も悪くありません。

少し無愛想で無表情なチャウ・チャウは、日頃の忙しさを忘れさせてくれる存在になり得る犬種です。

そんなチャウ・チャウと、休みの日にカメラを持って出掛けてみませんか?

美しい花や風景を背景に、存在感たっぷりの愛犬の写真を撮るのも楽しいはず。

じっとしてくれるチャウ・チャウなら、きっとナイスショットが撮れることでしょう。

撮影するときは、チャウ・チャウの魅力的な被毛を逆立てるようにコーミングし、ふわっふわのかわいいチャウ・チャウにしてあげてくださいね。

みんなのコメント

大村みゆさん
かわいいかってみたいなーとてもいい
空人さん
チャウチャウ3頭とシャーペイ1頭飼ってます。 ここ数年、チャウチャウは登録数が徐々に増えてきてます。 見た目が可愛いので、欲しがる人は沢山いるでしょうけど、この記事にもある通り、躾は難しく、決して初心者向けの犬ではありません。 昔のブームの時にも、犬の扱いに慣れてない飼い主の元で育った個体が人や犬に怪我をさせる事故が頻発したせいで、未だに一部サロンやホテルで「危険犬種」としてレッテルを貼られています。 散歩をしていても「馬鹿な犬種」「獰猛な犬」という偏見に満ちた言葉を囁かれる事も有ります。 チャウチャウを育てるならば覚悟と忍耐、知識をもって接しないといけません。 「可愛い」という感情だけで飼える犬ではないので、家族として迎える前に、もう一度しっかりと考えてください。

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