【獣医師監修】シャー・ペイのシワの秘密と性格を徹底チェック「ブサ可愛い大爆発!」

シャー・ペイは、中国南部で飼育されていた犬種です。顔全体にシワがあり、とてもユーモラスな顔立ちが特徴的で、顔も体も四角くがっしりしています。シャー・ペイは、使役犬に属し、狩猟や番犬として活躍しており、時には闘犬として用いられることもありました。希少な犬種のシャー・ペイですが、どのような性格や特徴なのでしょうか?

【獣医師監修】シャー・ペイのシワの秘密と性格を徹底チェック「ブサ可愛い大爆発!」
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シャー・ペイ【歴史】~祖先は、マスティフとスピッツ?チャウ・チャウが近親?

シャー・ペイ【歴史】~祖先は、マスティフとスピッツ?チャウ・チャウが近親?

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「チャイニーズ・シャー・ペイ」とも呼ばれるシャー・ペイの祖先は、マスティフとスピッツタイプの犬ではないかと考えられています。

また、チャウ・チャウとも近い血であるのではないかと言われています。

シャー・ペイは紀元前200年頃には存在していたと考えられており、1200年代には、シワがたくさんある犬であると説明された記録も発見されています。

中国では番犬としてだけではなく、食肉用としても飼育されていましたが、中国内での飼育が禁止されたため、絶滅寸前になったという歴史がありました。

しかし、香港人のブリーダーによりシャー・ペイは救済され、その後、数を増やしていきました。

シャー・ペイ【体の特徴】その①~シワシワの顔に、ザラザラの皮膚?

シャー・ペイ【体の特徴】その①~シワシワの顔に、ザラザラの皮膚?

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中国語でシャー・ペイ(沙皮)とは、「砂のようなザラザラした皮膚」を意味していて、シャー・ペイの犬種名の由来となっています。

実際に触ってみると、紙やすりのような手触りだと言われています。

シャー・ペイの外見は、シワシワの顔にくぼんだ小さな目、前に倒れた小さな三角耳が特徴です。

体の皮膚もシワシワ、鼻はまるでカバのようで、独特の風貌を持つ、愛嬌たっぷりのブサ可愛い犬種です。

幼犬の頃には、皮膚も大きくたるんでいますが、成犬になるにつれ、たるみが減って背中の辺りを中心に、何本ものシワが入ってきます。

シャー・ペイ【体の特徴】その②~青味がかった黒色の舌

シャー・ペイ【体の特徴】その②~青味がかった黒色の舌

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シャー・ペイは、がっちりとした胴体と大きめの頭を持ち、尻尾は先細りで背中のほうにピンと巻きあがっているのが特徴です。

また、青味がかった黒色の舌を持っているのもシャー・ペイの特徴です。

シャー・ペイ【体の特徴】その③~「被毛」「毛色」

シャー・ペイ【体の特徴】その③~「被毛」「毛色」

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シャー・ペイの被毛は短毛で、3センチ程度の長さ。

毛色は「ブラック」「クリーム」「レッド」「フォーン」などがあります。

シャー・ペイ【基本情報】~体重・大きさ・登録数など

シャー・ペイの基本情報(体重・大きさ・登録数など)

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2018年度ジャパンケネルクラブのシャー・ペイの登録頭数は132犬種中119位でわずか4頭です。

日本では、シャー・ペイの根強いファンが飼育するのみで、実際の飼育頭数もかなり少ないと推測されます。

参照元:一般社団法人 ジャパン ケネル クラブ【JKC】「2018年度 犬種別犬籍登録頭数

シャー・ペイの基本情報(体重・大きさ・登録数など)

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項目シャー・ペイの特徴
サイズ中型犬
体高44~51cm
体重16~20kg
原産国中国
用途狩猟犬・警備犬

参照元:一般社団法人 ジャパン ケネル クラブ 【JKC】「シャー・ペイ - SHAR-PEI

シャー・ペイ【性格】~とても愛情深く、冷静沈着で優秀な番犬

シャー・ペイ【性格】~とても愛情深く、冷静沈着で優秀な番犬

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シャー・ペイの性格は冷静沈着でいつも落ち着いています。

終始無表情に見えますが、とても愛情深い性格で家族を守ろうとする気持ちは強く、優秀な番犬の性格を備えています。

飼い主以外の人には、警戒心や闘争心を持つことがあります。

また、独立心が旺盛でプライドが高い性格も持ち合わせていますので、納得しなければ一見反抗的に見える態度をとることもあります。

シャー・ペイ【飼い方】~被毛の手入れや皮膚トラブルに要注意!

シャー・ペイ【飼い方】~被毛の手入れや皮膚トラブルに要注意!

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シャー・ペイを飼育するうえで、特に広い庭などがなくても問題ありません。

室内で飼育するのが理想です。

見知らぬ人には警戒心を見せますので、幼犬の頃から多くの経験をさせて社会性を育みましょう。

シャー・ペイの散歩は、1日2回程度行います。

しつけは入りやすいタイプではないため、散歩中もリードを引っ張ったりしないように、子犬の頃から十分に教えていくことが大切です。

シャー・ペイの被毛の手入れ

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シャー・ペイの被毛の手入れは頻繁に行います。

日々、ブラッシングを行い、月に1回はシャンプーしましょう。

皮膚トラブルが多いので、皮膚を清潔に保ち、保湿も十分に行うように心がけます。

先天的に耳道が狭窄していて、外耳炎にかかりやすいため、耳の中のチェックも定期的に行いましょう。

シャー・ペイ【寿命】【かかりやすい病気】

シャー・ペイ【寿命】【かかりやすい病気】

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シャー・ペイの平均寿命は11~12年程度と考えられています。

シャー・ペイがかかりやすい先天的な病気は、「皮膚」と「目」に関するものが多いです。

繁殖を行ううちに、目の病気はやや改善されましたが、皮膚の病気はあまり改善することが出来なかったようです。

●シャー・ペイの「眼の病気」

犬の緑内障(りょくないしょう)

犬の緑内障(りょくないしょう)

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犬の緑内障(りょくないしょう)とは、視神経や網膜に変化を起こして視力を失う恐れがある疾患で、眼圧を下げることにより目の障害を抑えることができます。

目が大きくなってきたり赤く充血したり、頭を触られたくないような様子をみせます。

犬の眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)

犬の眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)

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犬の眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)とは、まぶたが内側に入り込む疾患で、涙や目やにが多くみられます。

眼球に傷が付き、角膜炎(かくまくえん)になることもあります。

症状によっては、外科手術で瞼の形を整えます。

●シャー・ペイの「皮膚の病気」

犬の毛包虫症(もうほうちゅうしょう)

犬の毛包虫症(もうほうちゅうしょう)

Ilya Barmin/ Shutterstock.com

犬が毛包虫症(もうほうちゅうしょう)になると、ニキビダニによる重度の全身性皮膚炎が起こりやすくなることが知られています。

犬のアトピー性皮膚炎

犬のアトピー性皮膚炎

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犬がアトピー性皮膚炎になると、環境アレルゲンに対する過敏反応を起こし、痒みを伴う皮膚炎を発症します。

犬の間擦疹(かんさつしん)

犬の間擦疹(かんさつしん)

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犬の間擦疹(かんさつしん)とは、皮膚の過剰なひだ(しわ)の摩擦によって起こる皮膚炎です。

シャー・ペイ【まとめ】単頭飼育がおすすめ!

シャー・ペイ【まとめ】単頭飼育がおすすめ!

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多頭飼育をしたいと考える人は多いかもしれませんが、シャー・ペイは他の犬と仲良く暮らすことが得意な犬種ではありません。

シャー・ペイは一匹でも存在感が十分ありますので、単頭飼育がおすすめです。

シャー・ペイは無表情とはいえ、飼い主にだけ見せてくれる愛らしいブサ可愛い姿は、なんとも飼い主を癒してくれるでしょう!

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みんなのコメント

ぶさかわおさん
日本ではあまり見ない犬ですが、愛嬌たっぷりの画像に癒されました。 舌が青いなんてびっくりです!!! いつか実際に見てみたいと思いました。

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