【獣医師監修】シャーペイのシワの秘密と性格を徹底チェック ブサカワ大爆発!

シャー・ペイは、中国南部で飼育されていた犬種です。顔全体にシワがあり、とてもユーモラスな顔立ちが特徴的です。顔も体も四角くがっしりしています。シャー・ペイは、使役犬のグループに分けられていて、狩猟や番犬として働いていました。時には闘犬として用いられることもありました。希少な犬種のシャー・ペイですが、どんな性格なのでしょ

シャー・ペイの特徴~ザラザラ肌ってホント?

シャー・ペイの特徴~ザラザラ肌ってホント?

サイズ:中型~大型犬体高 :オスメスともに 46~51cm体重 :オスメスともに 16~20kg
中国語でシャー・ペイ(沙皮)とは、「砂のようなザラザラした皮膚」を意味していて、シャー・ペイの犬種名の由来となっています。

実際に触ってみると、紙やすりのような手触りだと言われています。

シャー・ペイの外見は、シワシワの顔にくぼんだ小さな目、前に倒れた小さな三角耳が特徴です。

体の皮膚もシワシワ、鼻はまるでカバのようで、独特の風貌を持つ、愛嬌たっぷりのブサ可愛い犬種です。

チャイニーズ・シャー・ペイとも呼ばれるシャー・ペイは、がっちりとした胴体と大きめの頭を持ち、尻尾は先細りで背中のほうにピンと巻きあがっているのが特徴です。

また、青味がかった黒色の舌を持っているのも特徴です。

幼犬の頃には、皮膚も大きくたるんでいますが、成犬になるにつれ、たるみが減って背中の辺りを中心に、何本ものシワが入ってきます。

シャー・ペイの被毛は短毛で、3センチ程度の長さです。毛色は、ブラック、クリーム、レッド、フォーンなどがあります。

シャー・ペイの祖先は、マスティフとスピッツタイプの犬ではないかと考えられています。

また、チャウチャウとも近い血であると思われます。

現在のような姿のシャー・ペイは紀元前200年頃には存在していたと考えられており、1200年代には、シワがたくさんある犬について説明した記録も発見されています。

中国では番犬としてだけではなく、食肉用としても飼育されていましたが、中国内での犬の飼育が禁止されたために絶滅寸前になったという歴史がありましたが、香港人のブリーダーにより救済され、その後、数を増やしていきました。

2014年度ジャパンケネルクラブのシャー・ペイの登録頭数は114位でわずか7頭です。

日本では、シャー・ペイの根強いファンが飼育するのみで、実際の飼育頭数もかなり少ないと推測されます。

シャー・ペイの性格:家族を守る熱い心

シャー・ペイの性格:家族を守る熱い心

シャー・ペイの性格は冷静沈着でいつも落ち着いています。

終始無表情に見えますが、とても愛情深い性格で家族を守ろうとする気持ちは強く、優秀な番犬の性格を備えています。飼い主以外の人には、警戒心や闘争心を持つことがあります。

また、独立心が旺盛でプライドが高い性格も持ち合わせていますので、納得しなければ一見反抗的に見える態度をとることもあります。

シャー・ペイの寿命:家族を守る熱い心

シャー・ペイの平均寿命は11~12年程度と考えられています。

シャー・ペイ:かかりやすい病気

シャー・ペイがかかりやすい先天的な病気は、皮膚と目に関するものが多いです。

繁殖を行ううちに、目の病気はやや改善されましたが、皮膚の病気はあまり改善することが出来なかったようです。

【眼の病気】

■緑内障

視神経や網膜に変化を起こして視力を失う恐れがある疾患で、眼圧を下げることにより目の障害を抑えることができます。

目が大きくなってきたり赤く充血したり、頭を触られたくないような様子をみせます。

■眼瞼内反症

まぶたが内側に入り込む疾患で、涙や目やにが多くみられます。

眼球に傷が付き、角膜炎を起こすこともあります。

外科手術によって瞼の形を整える治療が選択されることもあります。

【皮膚の病気】

■毛包虫症

ニキビダニによる重度の全身性皮膚炎が起こりやすいことが知られています。

■アトピー性皮膚炎

環境アレルゲンに対する過敏反応により、痒みを伴う皮膚炎が起こります。

■間擦疹

皮膚の過剰なひだ(しわ)の摩擦によって起こる皮膚炎です。

シャー・ペイの飼い方:適切なスキンケアを!

■間擦疹

シャー・ペイを飼育するうえで、広い庭などはなくても問題はありません。室内で飼育するようにしましょう。

見知らぬ人には警戒心を見せますので、幼犬の頃から多くの経験をさせて社会性をはぐくみましょう。

シャー・ペイの散歩は、1日2回程度行います。

しつけは入りやすいタイプではないため、散歩中もリードを引っ張ったりしないように、子犬の頃から十分に教えていくことが大切です。

シャー・ペイの被毛の手入れは頻繁に行います。日々、ブラッシングをし、適切なシャンプー剤を用いて洗います。

皮膚トラブルが多いので、皮膚を清潔に保ち、保湿も十分に行うように心がけます。

先天的に耳道が狭窄しているので、外耳炎にもかかりやすいため、耳の中のチェックも定期的に行いましょう。

シャー・ペイは単頭飼育がおすすめ

シャー・ペイの癒し!

多頭飼育をしたいと考える人は多いかもしれませんが、シャー・ペイは他の犬と仲良く暮らすことが得意な犬種ではありません。

でも、シャー・ペイは一匹でも存在感十分です。

また、シャー・ペイのブサ可愛い姿は、なんとも飼い主を癒してくれるでしょう。

無表情とはいえ、飼い主にだけ見せてくれる愛らしい表情は涙ものです。

みんなのコメント

あなたも一言どうぞ

コメントする

編集部のおすすめ記事

内容について報告する

関連する情報をもっと見る

「犬の種類・品種」の人気記事RANKING