【獣医師監修】犬に紅茶を飲ませてはダメ！理由と誤飲した時の対処法！ティーバッグにも要注意！

犬に紅茶を飲ませてはダメ！その理由は？

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犬に紅茶を飲ませてはいけません。

カフェインが入っている紅茶は、犬にとってとても危険な飲み物です。

紅茶を飲ませてはダメな理由は【カフェイン】

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環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン～犬・猫の健康を守るために～」には「注意が必要なもの、与えすぎない方がよいもの」として「コーヒーや緑茶、紅茶など」をあげて次のように説明しています。

カフェインが含まれている飲料を与えると、 犬や猫は、下痢、 嘔吐、 体温不調、 多尿、 尿失禁、 てんかんの 発作などをおこすことがあります。

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【参照元】環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン～犬・猫の健康を守るために～」

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犬がカフェインを摂ると、様々な症状を引き起こす危険が高いことがわかります。

また、内閣府 食品安全委員会の資料によると、2008年欧州食品安全機関（EFSA）は動物用の飼料に望ましくない物質としてテオブロミンについての科学的意見書を発表しています。

テオブロミンはチョコレートにも含まれるカフェインの代謝物であり、犬はげっ歯類より感受性が高いと報告されています。

愛犬がカフェインを含む紅茶を飲んでしまわないように、飼い主は注意をする必要があります。

心臓病やてんかんなど持病を持つ犬、子犬や高齢犬（シニア犬）では特に注意が必要です。

【参照元】内閣府 食品安全委員会「欧州食品安全機関、動物用飼料中の望ましくない物質としてのテオブロミンに関する科学的意見書を公表」

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カフェインがなぜこのような症状を起こすの？

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カフェインには、中枢神経を刺激し興奮させる働きがあります。

人間がお茶やコーヒーを飲むとシャキっとして眠気が覚めるのもカフェインの効果です。

カフェインはアデノシンという神経伝達物質に構造が似ています。

アデノシンはカフェインとは逆に、神経を鎮静させたり睡眠を誘導したりする働きを持つ物質です。

アデノシンはアデノシン受容体と結合することで、神経を興奮させる「ノルアドレナリン」「ドーパミン」などの物質の放出を抑えます。

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ところがカフェインを摂取すると、アデノシン受容体は構造が似たカフェインを先に受容してしまいます。

そのためアデノシンの働きは阻害され、神経が興奮するという状態になります。

【参照元】東北福祉大学・大学院紀要「日常生活におけるカフェイン摂取―作用機序と安全性評価―」

カフェインは人間でも摂りすぎると健康上の問題になることがあります。

そのため厚生労働省では、食品に含まれるカフェインの過剰摂取による症状について、次のような注意を呼びかけています。

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カフェインを過剰に摂取した場合には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすことがあります。

【参照元】厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ～カフェインの過剰摂取に注意しましょう～」

農林水産省においてもエナジードリンクを過剰に飲んだ男性がカフェイン中毒で亡くなったことを受け、カフェインの過剰摂取に注意するように呼びかけています。

摂取量について注意を促しているのは日本にとどまりません。

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世界保健機関（WHO）では、2001年、妊婦に対してコーヒーを1日3～4杯にすることを呼びかけました。

カナダ保健省では妊婦だけでなく、子どもや一般の健康な成人に対してもカフェインの推奨摂取量を定め、消費者に注意を呼びかけています。

400ml（マグカップ約2杯）程度にとどめるよう通達しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
【参照元】農林水産省「カフェインの過剰摂取について」

もちろんカフェインには眠気覚ましなどメリットもあるため、適切に摂る分には大きな問題はほとんどありません。

しかし人間でも過剰摂取を懸念してこのような注意が呼びかけられる成分です。

人間よりも体が小さく、カフェインの感受性が高い犬が紅茶を飲んでしまうリスクが高いことがわかります。

犬が紅茶を誤飲した場合の対処法と応急処置は？

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犬が紅茶を飲んだり、茶葉を食べたりしても飼い主はパニックにならずに落ち着いて行動することが大切です。

それぞれ詳しい内容を見ていきましょう。

誤飲した場合の応急処置・対処法①【動物病院に連絡する】

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愛犬が紅茶を誤飲した場合、まずはかかりつけの動物病院に連絡します。

深夜や休診日は、救急対応している動物病院に連絡をしましょう。

誤飲した場合の応急処置・対処法②【時間を伝える】

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犬が何時頃紅茶を誤飲したか、または今から何分前に飲んでしまったのかなど、なるべく詳しく伝えましょう。

誤飲した場合の応急処置・対処法③【お茶の種類を伝える】

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「ミルクティーを飲んだ」「ペットボトルの紅茶を飲んだ」など、誤飲した紅茶の種類などの詳細も伝えましょう。

誤飲したが紅茶が残っている場合は受診の際に持って行きます。

【獣医師監修】犬にミルクティーを与えてはダメ！ 紅茶のカフェインに要注意！誤飲の対処法・応急処置など

ミルクティーはまろやかな味わいで、愛犬にも飲ませたくなることがあるかもしれませんが、危険です。ベースが紅茶なだけに、ミルクティーにはカフェインが含まれています。紅茶に含まれるカフェイン量や、犬が中毒を起こす危険量などについてチェックしておきましょう。

誤飲した場合の応急処置・対処法④【量を伝える】

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犬が紅茶をどのくらい飲んだか、どのくらい茶葉を食べてしまったか、「カップ半分程度」「500mlのペットボトル1/3」などなるべく具体的に量を伝えることも重要です。

誤飲した場合の応急処置・対処法⑤【今の犬の様子を伝える】

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興奮している、吐いているなど犬の様子を伝えましょう。

痙攣（けいれん）や震えを起こしている時は、できれば携帯電話などの動画機能を使用して撮影しておくと診察の参考になります。

誤飲した場合の応急処置・対処法⑥【応急処置は獣医師の指示に従う！】

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応急処置については、獣医師の指示に従って行動することが大切です。

誤飲したことに気づいた時点で吐かせる方法もありますが、飼い主が吐かせることはなかなか困難です。

無理に吐かせないようにしましょう。

誤飲した場合の応急処置・対処法⑦【日頃から心がけたいこと】

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手軽に飲めるペットボトルの紅茶は犬にとっても身近な存在です。

特にミルク入りなどは興味を引きやすいので、ふたを開けたまま放置しないように注意しましょう。

普段からかかりつけの動物病院で、緊急時にはどうしたらよいか相談しておくといざという時慌てずにすみます。

また深夜や休診日に対応してくれる救急の動物病院の連絡先を控えておくと安心です。

【参照元】公益社団法人 東京都獣医師会 杉並支部 杉並区獣医師会

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夜間救急診療現場では「異物・毒物摂取の来院が多い」という報告もあります。

ゆったりした気持ちになる1日の終わりは、油断しがちです。

特に気をつけたいですね。

【参照元】CAP 2013年5月号「誤飲への対応 その処置法と予防」

犬が紅茶を誤飲した場合の中毒症状は？

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カフェインによる心臓や脳の血管への刺激、腎臓の血管拡張や胃液の分泌の刺激などが考えられます。

具体的には次のような中毒症状があげられます。

カフェイン中毒の症状①「初期症状」

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興奮

心拍数の増加（頻脈）

震え

下痢

嘔吐

喉の渇き

多尿

尿失禁

カフェイン中毒の症状②「循環器などへの影響」

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頻脈

不整脈

カフェイン中毒の症状③「中枢神経系」

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体温不調

痙攣（痙攣（けいれん））

てんかん

【獣医師監修】犬のてんかん、発作で突然死する？原因や症状、治療法は？後遺症や治療費、予防法！

犬にも、人間同様にてんかん発作があります。急に愛犬が痙攣（けいれん）し始めると、死亡してしまうのではないかと驚いてしまうかもしれません。犬がてんかんを発症する年齢、発作の症状、かかりやすい犬種はあるのかなど、知識を得ておきましょう。

海外では死亡例も報告されています。

【参照元】
環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン～犬・猫の健康を守るために～」
一般社団法人 日本小動物獣医師会「わんこにあげてはいけない食物」
Journal of Medical Toxicology,Death by caffeine: presumptive malicious poisoning of a dog by incorporation in ground meat.

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また、カフェインに含まれるテオブロミンという成分には中枢神経興奮作用があり、痙攣（けいれん）やてんかん発作を誘発すると言われています。

もともとてんかん発作を起こしやすい犬は特に注意が必要です。

【獣医師監修】犬のてんかん、発作で突然死する？原因や症状、治療法は？後遺症や治療費、予防法！

犬にも、人間同様にてんかん発作があります。急に愛犬が痙攣（けいれん）し始めると、死亡してしまうのではないかと驚いてしまうかもしれません。犬がてんかんを発症する年齢、発作の症状、かかりやすい犬種はあるのかなど、知識を得ておきましょう。

【参照元】岐阜大学動物病院「よくあるご質問と回答 - 食餌：食べてはいけないものは？」

紅茶ではありませんがウーロン茶葉によるカフェイン中毒の犬の例では、誤食後6時間程度してから痙攣（けいれん）と嘔吐、その後震えや興奮、ふらつき、左右の瞳孔散大（瞳孔が拡大すること）、頻脈が見られたという報告がありました。

【参照元】CAP 2013年5月号「誤飲への対応 その処置法と予防」

犬が「紅茶」を誤飲した場合の致死量は？（小型犬・中型犬・大型犬）

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犬がカフェインを口にした時の致死量は、140㎎/kg（120～200㎎/kg）という報告があります。

体重によって小型犬3kg、中型犬10kg、大型犬30kgとして計算すると次のようになります。

また、体重7kg の犬がカフェインを3g摂取し、2時間後に症状が出てその後死亡した報告があります。

【参照元】
Journal of Medical Toxicology,Death by caffeine: presumptive malicious poisoning of a dog by incorporation in ground meat.

犬が紅茶を飲んでしまった場合の治療法や治療費は？

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愛犬が紅茶を誤飲した際の治療は、点滴をしたり吐かせたりすることが中心と考えられます。

ただ、中毒症状によっては、痙攣（けいれん）を押さえたり、麻酔下での胃洗浄を行ったりするなど、犬の状態によっても治療や処置は異なります。

わからないことは、獣医師に尋ねましょう。

【参照元】
公益社団法人静岡県獣医師会「異物誤飲について」
CAP 2013年5月号「誤飲への対応 その処置法と予防」

犬が紅茶を誤飲した場合の「治療費（目安）」

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犬が紅茶を誤飲した場合の治療費の目安です。

点滴治療

深夜料金

入院（中型犬）

を想定すると次のようになります。

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【参照元】公益社団法人日本獣医師会「小動物診療料金」

犬の誤飲の治療費は、手術がない場合で平均16,348円という報告がありました。

【参照元】CAP 2013年5月号「誤飲への対応 その処置法と予防」

動物病院や診察時間、そして犬の症状、大きさによっても治療費は変わります。

動物病院でよく確認してください。

紅茶（ティーバッグ）、紅茶製品（ゼリー）などに含まれるカフェイン量は？

抽出した紅茶茶葉、紅茶を使ったゼリーやキャンディーのカフェイン量は次の通りです。

紅茶に含まれるカフェインの含有量についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

カフェイン量①「ブラックティー」

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19種類の紅茶茶葉5gを200mlの熱湯で3分間抽出した実験では、100mlあたり7.9～43㎎とカフェイン量に幅がありました。

特にミルクティーやアイスティーでは24mg 以上とカフェイン含有量が多かったと報告されています。

【参照元】内閣府食品安全委員会事務局「食品安全」2017年7月号 食品中のカフェイン

【獣医師監修】犬にミルクティーを与えてはダメ！ 紅茶のカフェインに要注意！誤飲の対処法・応急処置など

ミルクティーはまろやかな味わいで、愛犬にも飲ませたくなることがあるかもしれませんが、危険です。ベースが紅茶なだけに、ミルクティーにはカフェインが含まれています。紅茶に含まれるカフェイン量や、犬が中毒を起こす危険量などについてチェックしておきましょう。

カフェイン量②「紅茶茶葉」

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紅茶茶葉に含まれるカフェイン料は、1ｇあたり約35mg。

紅茶茶葉が入っているクッキーは、そのまま茶葉を食べることになるのでたとえ少量でも気をつけてください。

カフェイン量③「紅茶ティーバッグ（出し殻）」

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紅茶のティーバッグに含まれるカフェイン量は、1gあたり約30mg。

手軽な紅茶のティーバッグ（出し殻）にもカフェインは含まれるので注意が必要です。

カフェイン量④「紅茶のゼリー」

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紅茶ゼリーには、1gあたり約0.15ｍｇ（100gあたり約15mg）のカフェインが含まれています。

紅茶ゼリーには、ミルクや生クリームを添えることもあり、口当たりがいいので、犬が誤飲しないように気を付けましょう。

カフェイン量⑤「紅茶キャンディー」

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紅茶のキャンディーには、1ｇあたり平均0.079mgのカフェインが含まれています。

1個あたりのカフェイン量は少なくても、甘みがあるためたくさん食べてしまう危険性があるので注意して下さい。

【参照元】
守安 貴子, 斉藤 和夫, 中里 光男, 石川 ふさ子, 藤沼 賢司, 二島 太一郎, 田村 行弘（1996）「食品中のカフェイン, テオブロミン及びテオフィリンの含有量」『食品衛生学雑誌』1996 年 37 巻 1 号 p. 59-63_1

犬の紅茶の誤飲「茶葉」「ティーバッグ」にも要注意！

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紅茶の茶葉そのものにも多くカフェインが含まれています。

紅茶の茶葉やティーバッグ（出し殻）を好奇心のままに口にしてしまう可能性は高いので、犬が届かないところに保存するようにしましょう。

紅茶の茶葉をそのまま入れたクッキーなどお菓子にも気を付けてください。

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また、紅茶を飲む時はケーキなどのお菓子や食事が一緒のことが多く、ミルクをたっぷり入れることもあります。

ホットミルクにティーバッグ（出し殻）を浸したままにしておくと、犬が興味を持つかもしれません。

飼い主が「犬が紅茶を飲むわけがない」と思い込まないことが大切です。

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ちなみに麦茶にはカフェインは含まれていません。

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【参照元】日本食品標準成分表2015年版（七訂）

犬の「紅茶の誤飲」まとめ

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紅茶に含まれるカフェインは犬にとって大変危険です。

摂取したカフェインの量によっては、最悪の場合命に関わることがあります。

また、好奇心旺盛な犬は、こぼした紅茶を飲んでしまったり、留守中にティーバッグをいたずらして食べてしまったなど予想しない行動を取る可能性もあります。

犬が紅茶を誤飲しないように、飼い主は細心の注意を払いましょう。

いざという時落ち着いて対応できるように、犬の緊急時にはどうすればよいか、かかりつけの獣医師に相談しておくこともとても大切です。

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