【獣医師監修】犬に鰹節を食べさせても大丈夫?

犬に鰹節を与えて大丈夫なのかと心配している飼い主は多いです。犬に鰹節を与えても大丈夫なのか、また犬に鰹節を与えるときのメリットや鰹節の選び方、与えるときの注意事項などについて解説していきます。

【獣医師監修】犬に鰹節を食べさせても大丈夫?
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犬に鰹節は大丈夫!

犬に鰹節は大丈夫!

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古くから人間のよきパートナーとして、猟犬や番犬として一般家庭で飼われていた犬たち。現代のようにペットフードが存在していなかった頃には、人間の残飯が与えられていました。人間の食事には、味噌汁などの出汁を取るために鰹節が使われており、犬も頻繁に鰹節の成分を口にしていたと考えられます。

鰹節の原材料は魚のカツオです。魚はカニやエビのような甲殻類とは違い、犬にとってよい栄養素がたくさん含まれている食材です。そのため市販のペットフードや、ペット用のおやつの原材料にもなっています。鰹節は魚のカツオの身を乾燥、凝縮させている食材であるため、犬に与えても問題ないと言えます。

犬に鰹節はメリット? デメリット?

犬に鰹節はメリット? デメリット?

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鰹節は乾燥させることにより成分が凝縮されているため、グラムあたりを生のカツオと比較すると高たんぱく、低脂肪でミネラルが豊富です。
ミネラルのほかにも、カルシウムやビタミンA・B群、鉄分などさまざまな栄養分が含まれています。

しかし、鰹節は乾燥させたカツオを薄く削ったものであり、一度にわずかな量しか食べることができません。そのため鰹節を食べることによる、ミネラルや栄養分の補給を期待することは難しいと言うことができます。基本的に鰹節を食べることは犬にとって、メリットにもデメリットにもなりにくいと考えられます。

鰹節を与える際には、間食やトッピングの範囲(必要な摂取カロリーの20%程度まで)にし、メインの総合栄養食で栄養バランスを保ちましょう。また、慢性腎臓病など少量のリンでも控えるべきであると専門医の判断があった場合などには、専門医の判断に従ってください。また、魚の食物アレルギーがある犬に与えることは控えましょう。

犬に鰹節をあげる際のポイント

犬に鰹節をあげる際のポイント

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犬はとても嗅覚の優れた動物なので、ほんの少しの鰹節でもフードに対する喰いつきがよくなることが多いです。しかし、フードの上に鰹節を振りかけた状態だと鰹節だけを食べてしまうことがあるので、鰹節を与えるときはきちんと餌に混ぜ込んであげる必要があります。ウェット感のある餌や柔らかめの餌の場合にはそのまま鰹節を混ぜてあげますが、ドライフードのときは鰹節を粉末にしてよく混ぜてあげましょう。きちんとまぶすことで鰹節だけでなくフードもきちんと食べてくれます。

体調以外に、鰹節を与えるときに注意したいのが「犬の食性」、つまり食べ物の好みが今までと変わってしまうということです。鰹節を与えるうちに味を覚えてしまい、今まで与えていたご飯を食べなくなることがあります。鰹節を食べたすべての犬の好みが変わるというわけではありませんが、可能性がないとは言えません。鰹節を与える際には注意したいポイントです。

また、鰹節の匂いが好きな犬の場合には、鰹節を直接食べさせなくてもフードに鰹節の風味をつけてあげてもよいでしょう。ドライフードの袋の中に、鰹節の入った出汁パックを一緒に入れておくことで、フードに鰹節の風味をつけることができます。

鰹節を上手に活用して、愛犬の毎日のご飯やおやつを、楽しい時間にしてみてはいかがでしょうか。

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