【獣医師監修】犬がマヨネーズを食べても大丈夫?適量は?下痢やカロリー、容器の誤飲に注意!

サラダにかけたり、混ぜてソースを作ったりと、ほとんどの家庭に常備されているマヨネーズ。油たっぷりで、犬の体にはあまりよくなさそうなイメージですが、犬がマヨネーズをなめたり、食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、マヨネーズを与える際の注意点や適量などについて詳しく解説します。

【獣医師監修】犬がマヨネーズを食べても大丈夫?適量は?下痢やカロリー、容器の誤飲に注意!
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犬がマヨネーズを食べても大丈夫!

犬がマヨネーズを食べても大丈夫!

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犬がマヨネーズを食べても、基本的には大丈夫です。

人間用の料理では、ケチャップと混ぜてオーロラソースにしたり、醤油と混ぜてあたりめをつけたり、味噌と混ぜてもろきゅうなど野菜のディップにしたり、オイスターソースと混ぜて万能調味料にしたりと、人気の調味料であるマヨネーズ。

また、サンチュ、いんげん、菜の花、チンゲン菜、など意外な食材と和えても合うところも魅力です。

犬 テーブル なめる マヨネーズ

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そんなマヨネーズを、食事の準備中にテーブルの上に置いておいたり、犬が届くところにボトルごとしまっておいたりしたら、愛犬が食べてしまった、ということもあるかもしれません。

マヨネーズの原材料のほとんどは油となので、マヨネーズを食べたからといって、命の危険を伴うようなことは通常ありません。

ただ、一般的なマヨネーズは脂質が70%以上を占めるので、犬が大量に食べると下痢嘔吐をする可能性はあります。

一過性のものであればそれほど心配はありませんが、続くようなら動物病院に相談しましょう。

愛犬に薬を飲ませるためにマヨネーズを使用しても大丈夫?

愛犬に薬を飲ませるためにマヨネーズを使用しても大丈夫?

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また、愛犬に薬を飲ませるために、愛犬が好むマヨネーズに薬を混ぜて与えている人もいるかもしれません。

しかし、マヨネーズは粘性のある液体なので、錠剤やカプセルを覆うことは難しく、また無理やり口に入れられることで食事自体を嫌がるようになる可能性があります。

どうしてもマヨネーズと混ぜないと飲まない愛犬の場合は仕方ありませんが、基本的には喉(のど)の奥にポンと入れる錠剤の飲ませ方を、動物病院などで教わってマスターしたほうがいいでしょう。

粉薬の場合も、マヨネーズに混ぜると全部食べられず、飲める薬の量が少なくなってしまう可能性があります。

また、粉薬を液体に混ぜると、口に入れた後に口の中で広がってしまい、かえって愛犬が嫌がる原因にもなりかねません。

粉薬の場合も、水を1〜2滴たらして固め、錠剤と同じ要領で喉の奥にポンと入れると、スムーズに飲ませることができます。

【子犬・老犬】がマヨネーズを食べても大丈夫?

【子犬・老犬】がマヨネーズを食べても大丈夫?

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子犬や老犬がマヨネーズを食べてしまっても、基本的には大丈夫です。

ただ、積極的に与えるべきものでもありません。

また、子犬が初めて食べたときは、食べた後に下痢嘔吐をしないか、子犬の様子をよく観察しましょう。

犬がマヨネーズの【容器】を食べてしまっても大丈夫?

犬がマヨネーズの【容器】を食べてしまっても大丈夫?

花咲かずなり / PIXTA(ピクスタ)

愛犬がマヨネーズの容器や蓋(ふた)ごと食べてしまった、ということもあるかもしれません。

容器にはプラスチックが使われており、数日以内にうんちですべて出てくれば問題ありませんが、大きな破片は腸閉塞の原因にもなりかねません。

愛犬がマヨネーズの容器や蓋を食べてしまった可能性があるなら、念のため動物病院に相談しましょう。

犬にマヨネーズを与える際の注意点!

マヨネーズの注意点①【カロリー】

マヨネーズの注意点①【カロリー】

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一般的なマヨネーズは脂質が70%以上と多く、100gあたり700kcal程度と、非常に高カロリーです。
大さじ1杯でも約85kcalと、かなりのカロリーになります。

日常的に愛犬に与えることは少ないとは思いますが、もし与える場合、特に肥満気味の犬は、カロリーの摂りすぎに気を付けましょう。

【参照元】文部科学省「食品成分データベース」

マヨネーズの注意点②【アレルギー】

マヨネーズの注意点②【アレルギー】

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卵アレルギーは、人間の子どもには多いですが、犬でのアレルギーの報告は多くありません。

もし卵アレルギーがあることがわかっている犬には、マヨネーズも与えてはいけません。

また、愛犬がマヨネーズを食べた後に体をかゆがる、皮膚の一部が赤くなる、下痢嘔吐をするなどのアレルギー症状が出て、体調に不安を感じたら、動物病院で相談しましょう。

犬にマヨネーズを与える際の【適量】は?

犬にマヨネーズを与える際の【適量】は?

TAKA / PIXTA(ピクスタ)

犬にマヨネーズを与える場合、どのぐらいが許容量なのでしょうか?

ペットフード公正取引協議会の指針によると、犬のおやつや間食は、原則として1日当たりの給餌量(カロリー)に対して、多くても20%までに抑えることが望ましいとされています。

その実際の分量は、避妊・去勢をした健康な成犬の場合、以下です。

犬に与えてもよい【マヨネーズ】の目安量

犬のサイズ(体重)1日のエネルギー要求量1日の間食の最大エネルギー量1日に与えてもよいマヨネーズの最大重量
小型犬(5kg)374kcal74.8kcal10.6g(大さじ1弱)
中型犬(15kg)854kcal170.8kcal24.2g(大さじ2程度)
大型犬(30kg)1436kcal287.2kcal40.7g(大さじ3強)

マヨネーズは少量でも非常に高カロリーで、もし与える場合はカロリーオーバーにならないように、そのカロリー分の主食のフードを減らす必要があります。

しかし、そうすると他の栄養が不足してしまいがちなので、犬にはマヨネーズをあまり積極的に与えないほうがいいでしょう。

犬に与えるマヨネーズのまとめ

犬に与えるマヨネーズのまとめ

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犬はマヨネーズを食べても、基本的には大丈夫です。

マヨネーズは原材料のほとんどは油となので、食べてしまっても問題はありません。

犬 下痢 嘔吐

黒すけ / PIXTA(ピクスタ)

ただし、脂質が多いので摂りすぎれば下痢嘔吐をする可能性はあります。

一過性のものであればそれほど心配はありませんが、続くようなら動物病院に相談をしましょう。

愛犬の健康を守れるのは飼い主だけです。

正しい知識を持って、毎日の愛犬の食生活に取り入れてみてくださいね。

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