【獣医師監修】犬が食べてもいい野菜!犬にあげてはいけない中毒の危険(ダメ)がある野菜!
普段、ドッグフードを与えている人でも、自分の食事のおすそ分けや、フードへのトッピングとして野菜をあげる機会があるのではないでしょうか? 体に良いと考えられている野菜の中でも「犬が食べてもいい野菜」と犬にあたえると中毒症状を引き起こす「危険な野菜」について解説していきます。
獣医師 MBA(経営学修士)
ヘリックス株式会社 代表取締役社長
【資格】
◇獣医師
【所属】
◆ペット栄養学会 理事
◆一般社団法人ペットフード協会 新資格検定制度実行委員会 委員長
◆日本獣医生命科学大学 非常勤講師
◆帝京科学大学 非常勤講師
など
大学卒業後、小動物臨床に従事。
その後、ペットフードメーカーに入社し、小動物臨床栄養学に関する研究、情報発信を中心とした活動を行う。
現在は、獣医療・教育関連のコンサルタントとしての活動。ペットの栄養に関する団体の要職を務める。
自宅で9頭の猫と暮らす愛猫家。
目次
- そもそも犬に野菜は必要?どれくらい食べていいの?
- 犬が食べてもいい野菜は?
- 食べて大丈夫な野菜①【トマト】
- 食べて大丈夫な野菜②【スイカ】
- 食べて大丈夫な野菜③【メロン】
- 食べて大丈夫な野菜④【ブロッコリー】
- 食べて大丈夫な野菜⑤【きゅうり】
- 食べて大丈夫な野菜⑥【キャベツ】
- 食べて大丈夫な野菜⑦【大根】
- 食べて大丈夫な野菜⑧【さつまいも】
- 食べて大丈夫な野菜⑨【ほうれん草】
- 食べて大丈夫な野菜⑩【レタス】
- 食べて大丈夫な野菜⑪【かぼちゃ】
- 食べて大丈夫な野菜⑫【にんじん】
- 食べて大丈夫な野菜⑬【ピーマン】
- 食べて大丈夫な野菜⑭【ナス】
- 食べて大丈夫な野菜⑮【小松菜】
- 食べて大丈夫な野菜⑯【オクラ】
- 食べて大丈夫な野菜⑰【たけのこ】
- 食べて大丈夫な野菜⑱【ゴーヤ】
- 食べて大丈夫な野菜⑲【ごぼう】
- 食べて大丈夫な野菜⑳【里芋】
- 食べて大丈夫な野菜㉑【パプリカ】
- 食べて大丈夫な野菜㉒【レンコン】
- 食べて大丈夫な野菜㉓【パセリ】
- 犬にとって「中毒症状」を引き起こす可能性のある危険な野菜!
- 中毒症状の【危険】がある野菜①【玉ねぎ】
- 中毒症状の【危険】がある野菜②【ネギ】
- 中毒症状の【危険】がある野菜③【ニラ】
- 犬に与える「野菜」まとめ
そもそも犬に野菜は必要?どれくらい食べていいの?

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普段ドッグフードだけを与えていると、犬にあげていいもの、あげてはいけないものがあまりわからないという飼い主も少なくありません。
愛犬にとって、野菜は絶対に必要というものではありませんが、身近で与えやすいため食事にバリエーションをつけたりするのに便利に使える食材です。
ただし、野菜には繊維や水分が多く含まれているので、与えすぎると下痢をしてしまったり、栄養が偏ってしまう場合があります。
愛犬の体調を見ながら、トッピングは少量(20%以下)にして、栄養の偏りを避けるようにしましょう。
犬が食べてもいい野菜は?

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犬は、基本的に多くの野菜を食べることが出来ます。
ここでどのような野菜を愛犬に与えていいのか見ていきましょう!
食べて大丈夫な野菜①【トマト】

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犬がトマトを食べても基本的に問題ありません。
生の状態でも、加熱したものでも食べることができます。
ただし、緑色の未熟なものではなく、完熟して赤く色づいたトマトを与えるようにしましょう。

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食べて大丈夫な野菜②【スイカ】

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犬がスイカを食べても基本的に問題ありません。
スイカは、水分のほか「糖分」「ミネラル」などを含んでいますが、犬の健康にとって悪影響が出る成分を含んでいないので、犬に与えても大丈夫です。
特に、スイカは水分が豊富で適度な甘みがある食べ物なので、愛犬が散歩や運動をした後の水分補給におすすめです。

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食べて大丈夫な野菜③【メロン】

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犬がメロンを食べても基本的に問題ありません。
メロンは、犬が食べてすぐに中毒を起こすような成分は入っていませんので、適量を食べる分には問題はないといわれています。

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食べて大丈夫な野菜④【ブロッコリー】

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犬がブロッコリーを食べても基本的に問題ありません。
ブロッコリーは地中海沿岸が原産とされている野菜で、アブラナ科の植物に分類されています。

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食べて大丈夫な野菜⑤【きゅうり】

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犬がきゅうりを食べても基本的に問題はありません。
きゅうりに含まれる成分のうち、犬にとって有害なものは含まれていないので安心してください。

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食べて大丈夫な野菜⑥【キャベツ】

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犬にキャベツを与えても基本的に問題ありません。
キャベツは食物繊維がとても豊富なため、犬の胃腸に良いとされています。
また、栄養もとても豊富で、中でも血液凝固や丈夫な骨作りに欠かせないビタミンKが含まれています。

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食べて大丈夫な野菜⑦【大根】

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犬が大根を食べても大丈夫です。
大根には、犬にとって有毒とされる成分は含まれていないので、愛犬に大根を食べさせたい場合には、適量を与えるのであれば問題ありません。

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食べて大丈夫な野菜⑧【さつまいも】

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犬がさつまいもを食べても基本的に問題ありません。
さつまいもが大好きな犬も多いと思いますが、さつまいもは加熱してから、適切な量を与えましょう。

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食べて大丈夫な野菜⑨【ほうれん草】

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犬がほうれん草を食べても基本的に問題はありません。
ほうれん草は栄養素が豊富で、健康で長生きをしてほしい愛犬に食べさせたい食材と言われています。
ただし、犬にほうれん草を過剰に与えすぎると体調不良などの原因となりますので、適量を与えるようにしましょう。

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食べて大丈夫な野菜⑩【レタス】

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犬がレタスを食べても基本的に問題はありません。
レタスの起源は地中海から西アジア周辺といわれており、もともとはロメインレタスのような葉レタスが中心だったそうです。

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サラダにはもちろん、茹でても、炒め物にしても美味しいレタスですが、愛犬がレタスを食べても大丈夫なのでしょうか?愛犬に与えるレタスの栄養素やメリット、与える際の量や注意点などについて解説していきます。
食べて大丈夫な野菜⑪【かぼちゃ】

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犬がかぼちゃを食べても問題はありません。
強い苦味を持つかぼちゃを除いて、かぼちゃはビタミンやカリウムなどのミネラルも豊富に含む野菜です。
適量をうまく取り入れれば、犬の健康維持にとても役立つ食材と言えます。

【獣医師監修】犬がかぼちゃ(生)を食べても大丈夫?かぼちゃの種や皮には注意が必要!
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食べて大丈夫な野菜⑫【にんじん】

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犬がにんじんを食べても大丈夫です。
にんじんには犬にとって有害な成分は含まれていませんので、愛犬に与えても大丈夫です。

【獣医師監修】犬がにんじん(生)を食べても大丈夫?加熱が必要?適量は?「ネギ類」や下痢に要注意!
「にんじんクッキー」「にんじんケーキ」など愛犬のおやつににんじんを与えたい飼い主さんもいると思います。また、生野菜を好む犬に「生」のにんじんを与えてもよいのでしょうか?ここでは、にんじんを愛犬に与える際のメリットや注意点、適量などについて解説していきます。
食べて大丈夫な野菜⑬【ピーマン】

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犬がピーマンを食べても基本的に問題ありません。
ただし、犬は人間の何倍ともいわれるほど嗅覚が優れていますので、ピーマンを好きになる犬とそうでない犬もいます。
また、その独特の苦みには好みが分かれますので、無理に食べさせるのはやめましょう。

【獣医師監修】犬がピーマン(生)を食べても大丈夫?メリットや適量、臭いは大丈夫?
鮮やかな緑色が印象的なピーマンは独特の苦みが特徴で、子どもたちの間では好き嫌いが分かれてしまう野菜のひとつに数えられています。しかし、このピーマンは実は栄養価が高い野菜ですが、犬はピーマンを食べても大丈夫なのでしょうか?ピーマンの与え方や栄養素などについて解説します。
食べて大丈夫な野菜⑭【ナス】

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犬がナスを食べても大丈夫です。
生でも加熱でも、どちらで食べても問題ありません。
ただし、ナスには「アルカロイド」というナス科の野菜特有の天然の毒素が含まれているので注意が必要です。
犬がアルカロイドを摂取すると、下痢(げり)や嘔吐(おうと)などの中毒症状を引き起こすことがあります。

【獣医師監修】犬がナス(生)を食べても大丈夫!?「葉」や「茎」には注意が必要!
「煮る」「焼く」「蒸す」「炒める」「揚げる」「漬物」にするなど、様々な調理法で登場する、夏野菜の代表格ナス。ナスは犬が食べても大丈夫な野菜なのでしょうか?犬にナス与える際の注意点や栄養素、適量などについて解説していきます。
食べて大丈夫な野菜⑮【小松菜】

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犬に小松菜を与えても問題ありません。
小松菜の94%は水分でできていて、そのほかに鉄分やカルシウム、そしてビタミンやカロテン、カリウムなどが含まれています。
栄養素によってはほうれん草や牛乳よりも多く含まれているものもあるなど、栄養素の高い野菜です。
ベータカロテンも豊富に含まれていることから、免疫力アップや皮膚・粘膜の強化も期待できるので、成長期の子犬に与えたい野菜です。

【獣医師監修】犬が小松菜を食べても大丈夫?生の小松菜やシュウ酸カルシウム結石に注意!
小松菜は栄養素が多く含まれた野菜です。人間と同様に愛犬にも栄養豊富な小松菜を食べさせたいと思う飼い主の方も多いでしょう。小松菜は愛犬に与えても大丈夫な野菜なのか?小松菜を愛犬に与える量や注意点はあるのか?また、小松菜とほうれん草との違いについてここで解説していきます。
食べて大丈夫な野菜⑯【オクラ】

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オクラは犬が食べても大丈夫な夏野菜の一つです。
生でも加熱しても、どちらで食べても問題ありません。
オクラは「シュウ酸を含んでいるので、尿路結石の原因になるのでは?」という情報を見かけることがあります。
しかし、シュウ酸が多く含まれるほうれん草に比べると、オクラに含まれるシュウ酸の量は圧倒的に少なく、グラムあたりの含有量は、犬が食べても問題のないキャベツの半分程度です。

【獣医師監修】犬がオクラを食べても大丈夫!?メリットや注意点、種は食べてOK?
夏に旬を迎えるオクラ。納豆のように「ネバネバ成分がカラダによさそう」と、好んで食べる方も多いと思います。人間と同様に、犬にオクラを食べさせてもいいのでしょうか?今回は、夏の野菜、オクラを犬に与えるメリットや注意点について解説します。
食べて大丈夫な野菜⑰【たけのこ】

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犬に「たけのこ(生)」を与えても基本的に問題ありません。
たけのこを犬が食べても中毒症状などは出ないため、たけのこを犬に与えても大丈夫です。
ただ、唾液中に消化酵素を持たない犬は、咀嚼(そしゃく)をほとんどしません。
特に、「生」の固いたけのこを食べさせるときは、犬の喉(のど)に引っかかってしまわないように注意をしましょう。

【獣医師監修】犬がたけのこ(生)を食べても大丈夫?シュウ酸の過剰摂取の結石に注意!
犬に手作りご飯を与えている飼い主の方は少なくないと思います。旬の食材を犬のフードにも取り入れたいと考える飼い主もいるでしょう。では、春の味覚・たけのこは、犬に与えても大丈夫な食材なのでしょうか?ここでは、愛犬にたけのこを与える際の注意点などについて解説していきます。
食べて大丈夫な野菜⑱【ゴーヤ】

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犬にゴーヤを与えても基本的に問題ありません。
ゴーヤには犬にとって有害な成分は含まれていません。
むしろ、犬にとっても有益な栄養素が多い野菜です。

【獣医師監修】犬がゴーヤを食べても大丈夫?生のゴーヤの「種」や「消化不良」に注意!
沖縄料理で人気の「ゴーヤチャンプルー」の材料として有名なゴーヤ。「ゴーヤ入りカレー」「ゴーヤチップス」などゴーヤを使用した料理が人気ですが、犬にもゴーヤを与えても大丈夫なのでしょうか?愛犬にゴーヤを与える場合の注意点やゴーヤの保存方法について解説していきます。
食べて大丈夫な野菜⑲【ごぼう】

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犬がごぼうを食べても基本的に問題ありません。
犬にごぼうを食べさせるときはごぼうに火を通し、食べやすい大きさに切りそろえるかフードプロセッサーで細かく切り刻むと消化によいでしょう。

【獣医師監修】犬がごぼうを食べても大丈夫!?与える際の注意点や適量は?便秘に効果的?
食物繊維が豊富に含まれているごぼう。ユーラシア大陸が原産地でありキク科の野菜のごぼうは、便秘を解消してくれる野菜として有名ですが、犬がごぼうを食べても大丈夫なのでしょうか?ここでは、犬にごぼうを与えても大丈夫なのか?また、ごぼうを与える際の注意点になどついて解説していきます。
食べて大丈夫な野菜⑳【里芋】

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犬に里芋を与えても基本的に問題ありません。
ペットショップなどで販売されているドッグフードの中には里芋が含まれている製品もあるように、里芋は犬に与えても大丈夫な食材です。
ただし、人間と同様、里芋は火を通してから愛犬に与えるようにしましょう。

【獣医師監修】犬が里芋(生)を食べても大丈夫?里芋のぬめりは?尿路結石症に注意!
和食の食材としてよく使われるのが、独特のぬめりがある里芋ですが、犬に里芋を与えても大丈夫なのでしょうか?ここでは、里芋の栄養素や与える時の注意点について解説していきます。
食べて大丈夫な野菜㉑【パプリカ】

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犬にパプリカを与えても基本的に問題ありません。
パプリカには、ネギ類やコーヒー・アルコールなどのように犬がすぐに中毒症状を起こすような成分は含まれていません。
また、犬に「生」のパプリカを与えても問題ありませんが、加熱した方が消化不良や下痢になりにくいので、加熱したパプリカを与えるようにしましょう。

【獣医師監修】犬がパプリカ(生)を食べても大丈夫?与える量や「種」「へた」に注意!
マリネやピクルスで人気のパプリカ。見た目がピーマンと似ていますが、色だけでなく、味覚、栄養価に違いがあります。ピーマンより苦味が少ないパプリカを好む人も多くいますが、犬はパプリカを食べても大丈夫なのでしょうか?パプリカを犬に与える際の注意点や量などについて解説していきます。
食べて大丈夫な野菜㉒【レンコン】

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犬にレンコンを与えても基本的に問題ありません。
レンコンには危険な成分などは含まれていないため、愛犬が食べても大丈夫です。
【獣医師監修】犬がレンコンを食べても大丈夫? 嘔吐(おうと)やアレルギーに注意!

【獣医師監修】犬がレンコンを食べても大丈夫? 嘔吐(おうと)やアレルギーに注意!
レンコンは豊富な栄養素が含まれている食材で、人間にとっては元気の源になると人気の高い野菜ですが、犬はレンコンを食べても大丈夫なのでしょうか?ここでは、愛犬にレンコンを与える際の注意点やレンコンの歴史、栄養素などについて解説していきます。
食べて大丈夫な野菜㉓【パセリ】

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犬にパセリを与えても問題ありません。
ただし、ドッグフードで必要な栄養素を補給できるので、積極的に犬にパセリを与える必要はありません。

【獣医師監修】犬がパセリを食べても大丈夫?パセリを与える際の注意点や適量、栄養素は?
緑黄色野菜の王様ともいわれるパセリ。実は栄養価がとても高い野菜でもあります。人間にとっては有用な野菜ですが、犬がパセリを食べても大丈夫なのでしょうか? ここでは、愛犬にパセリを与える際の注意点や栄養素、適量について解説していきます。
犬にとって「中毒症状」を引き起こす可能性のある危険な野菜!

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犬が食べてはいけないものとして代表的なのはネギ類です。
長ネギ、玉ねぎ、ニラなどのネギ類は貧血などの中毒症状を引き起こす非常に危険な野菜です。
愛犬が間違って、ネギ類を食べてしまうことのないように室内での保管場所にもしっかり注意しましょう。

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また、ニンニクも食べてはいけないと言われることがあります。
しかし、少量であればむしろ強い体を作るサポートをしたり、ノミやダニを寄せつけにくくすると言われており、有用だとされています。
与える量がわからず不安な場合は、無理に与えることをせず、きちんと計算して配合されたガーリックサプリメントなどを利用することをおすすめします。
中毒症状の【危険】がある野菜①【玉ねぎ】

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犬に玉ねぎは絶対に食べさせてはいけません!
犬がネギ属を摂取することで体内の赤血球に変異が起き貧血を引き起こすほか、最悪、死に至る場合もあります。
犬に玉ねぎは絶対に与えないようにしましょう!

【獣医師監修】犬が玉ねぎを食べたり舐めたら死亡する?中毒症状や致死量、応急処置、対処法は?
犬が玉ねぎを食べると中毒や貧血を起こし、最悪の場合は死亡することもあります。「少しくらい大丈夫」「玉ねぎが害なんて嘘」という意見もありますが、犬に玉ねぎを食べさせてはいけません。では、なぜ玉ねぎを犬に食べさせてはダメなのでしょうか?犬が玉ねぎを食べてはいけない理由や誤飲した場合の応急処置、対処法を詳しく解説します。
中毒症状の【危険】がある野菜②【ネギ】

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犬にネギを与えては絶対にいけません!
犬がネギ属の食べ物を摂取することで体内の赤血球に変異が起き貧血を引き起こす可能性がある他、最悪の場合、死に至ることもあります。
犬にネギは絶対に与えないようにしましょう!

【獣医師監修】犬がネギを少量でも食べたら死亡する?中毒症状(嘔吐・下痢)や致死量、応急処置、対処法!
犬にネギを食べさせてはダメです!「犬はネギがダメなんて嘘」と、ネットで見かけたこともあるかもしれませんが、ネギは犬にとって大変危険な食べ物です。では、なぜ、犬はネギを食べてはダメなのでしょうか?今回は、犬がネギを食べてはいけない原因や理由、中毒症状や応急処置、対処法などについて詳しく解説します。
中毒症状の【危険】がある野菜③【ニラ】

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犬にニラを与えてはいけません!
愛犬にニラを与えると「ネギ中毒」になる危険性があります。
ニラは少量でも危険性の高い食べ物なので、愛犬には絶対にニラを与えないようにしてください!

【獣医師監修】犬がニラを食べたら死亡する?下痢や中毒症状に注意!致死量、応急処置、対処法は?
犬を飼い始めて迷うことのひとつに「この食べ物を犬に与えても良いか?」という問題があります。「玉ねぎ」や「チョコレート」は犬に与えてはいけないことで有名ですが、実は「ニラ」も犬にとっては怖い野菜のひとつです。ここでは、ニラの中毒症状や致死量、応急処置、対処法などについて詳しく解説します。
犬に与える「野菜」まとめ

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犬は、水分が多く糖度の高い野菜を際限なく食べてしまうので、与える分量には十分注意をしましょう。
また、野菜の中にはシュウ酸を含むものもあります。
アクの出る野菜はシュウ酸が多く含まれる傾向があるので、既往歴のある愛犬には気をつけてください。
飼い主がしっかりと愛犬が「食べても良い野菜」と「危険な野菜」に関する知識をみにつけることで、愛犬の健康を守ることができます。

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愛犬の健康を守れるのは、飼い主だけです。
愛犬が健康で楽しく生活していけるように、飼い主が愛犬の健康管理をおこないましょう!

【獣医師監修】犬が果物を食べても大丈夫?おすすめの果物やあげてはダメ(危険)な果物!
もも、キウイ、スイカ、パイナップル、柿など、ダイエットにも人気の食べ物で、体にも良い効果があるされている果物。果物が大好きな犬もいますが、犬の食事やおやつに果物(フルーツ)を与えても大丈夫なのでしょうか?ここでは、犬が食べても良い果物とあげてはダメ(危険)な果物について解説していきます。ぜひ、今後の参考にしてください。

【獣医師監修】犬が食べると中毒やアレルギーを引き起こす危険な食べ物!与えてはダメ!
人間にはご馳走である食べ物も、犬にとっては中毒症状やアレルギーを引き起こす可能性があります。ここでは、犬が食べると中毒やアレルギーを引き起こす危険な食べ物についてご紹介します。死亡例もある非常に危険な食べ物もありますので、ぜひ、今後の参考にしてください。

【獣医師監修】犬に水以外の飲み物を与えても大丈夫!?飲ませてはダメ(危険)な飲み物は?
愛犬にいつも与えている水。時には水以外の飲み物を飲ませたいと考えている飼い主の方も多くいると思います。ここでは、牛乳や豆乳、炭酸水やアルコールなど、愛犬に与えても大丈夫なのかどうか?また、犬にとって危険な飲み物について解説していきます。
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