【獣医師監修】犬が大根を食べても大丈夫?大根を与えるメリットや注意点、ポイントは?

私たちになじみの深い大根は、さまざまな料理に使われ、胃腸が弱っているときにも有用な野菜です。しかし、犬に大根は与えてもいいのでしょうか?大根を愛犬に与えても大丈夫なのか?愛犬に与えるメリットやポイント、注意点などについて解説していきます。

  • 監修者:徳本 一義 先生(獣医師)

【獣医師監修】犬が大根を食べても大丈夫?大根を与えるメリットや注意点、ポイントは?
出典 : Pingun /Shutterstock.com

犬に大根を与えても大丈夫!

犬に大根を与えても大丈夫!

akihirohatako/ Shutterstock.com

犬が大根を食べても大丈夫です。

大根には、犬にとって有毒とされる成分は含まれていないので、愛犬に大根を食べさせたい場合には、適量を与えるのであれば問題ありません。

大根の原産国は地中海沿岸、中央アジア、中国など諸説あり、はっきりした事はわかっていません。

その歴史は深く、紀元前3000年頃から食べられていたとされています。

日本にも奈良時代には伝来していたといわれており、江戸時代を境に栽培が本格化して現在に至ります。

愛犬に大根を与えるメリットとは?

愛犬に大根を与えるメリットとは?

Cat Act Art/ Shutterstock.com

●大根を与えるメリット① 愛犬の脱水症状の強い味方!カリウム摂取にも最適!

大根を与えるメリット① 愛犬の脱水症状の強い味方!カリウム摂取にも最適!

phloen/ Shutterstock.com

夏場などに特に起こりやすい脱水症状ですが、犬が脱水症状を起こすと、水分だけではなく、一緒にカリウムというミネラルも失ってしまいます。

カリウムが不足すると愛犬の手足に痙攣(けいれん)が起きたり、神経が過敏になるだけでなく、不整脈を起こす犬もいます。

大根には、カリウムが豊富に含まれており、また、大根の95%は水分でできているので、愛犬の脱水症状時の水分補給とカリウム摂取に最適な食物です。

●大根を与えるメリット② 大根の葉は「カリウム」「カルシウム」「βカロテン」が豊富!

大根を与えるメリット② 大根の葉は「カリウム」「カルシウム」「βカロテン」が豊富!

optimarc/ Shutterstock.com

犬は大根の葉も食べることができます。

大根の葉は、大根本体の白い部分よりも多くの「カリウム」「カルシウム」「βカロテン」が含まれています。

大根葉の栄養素のうち、βカロテンは油と一緒に摂取することで身体への吸収が良くなります。

そのため、葉の部分は加熱して、白い部分は生のままおろしにして、大根おろしとして与えることで、愛犬がより栄養成分を吸収することができます。

愛犬に大根を与える時のポイントと注意点!

愛犬に大根を与える時のポイントと注意点!

Gladskikh Tatiana / Shutterstock.com

大根は酵素やビタミンなど豊富な栄養素と水分を多く含み、犬の健康維持にも効果的ですが、正しく愛犬に与えないと栄養を摂取するどころか、体調を崩してしまいます。

愛犬に大根を与える時のポイントや注意点について解説します。

愛犬に大根を与え過ぎてはダメ!摂取量の目安は?

愛犬に大根を与え過ぎてはダメ!摂取量の目安は?

Yarnawee Nipatarangkoon/ Shutterstock.com

大根は100gあたり17.9kcalですので、健康な犬(避妊・去勢された)の必要カロリー量を元に計算すると、摂取する目安は以下となります。

・【小型犬】体重が4kg → 354g
・【中型犬】体重が10kg → 704g
・【大型犬】体重が25kg → 1339g

大根は食物繊維が多いので消化しにくい食物です。胃腸疾患がある犬は食べすぎないように注意が必要です。

また、大根によっては辛味成分が多いこともありますので、愛犬に大根を与える際には、無理に食べさせることをせず様子を見ながら、適度な量を与えるようにしましょう。

※間食として大根を与える場合はドッグフードの量を必ず減らし摂取カロリーを調整することを忘れないでください

愛犬に与える「大根」のまとめ

愛犬に与える「大根」のまとめ

norikko/ Shutterstock.com

大根は酵素やビタミンなど豊富な栄養素と水分を多く含み、愛犬の健康維持にも効果的ですが、正しく与えないと栄養素を摂取するどころか、愛犬が体調を崩してしまうことにもなりかねません。

愛犬に大根を与える際には、大根おろしにするなど食べやすい状態にして、適量を与えるようにしましょう。

【獣医師監修】愛犬がにんじんを食べても大丈夫?「生」にんじんや「ネギ類」に要注意!

【獣医師監修】栄養満点のブロッコリー!犬の健康維持にも効果的!

【獣医師監修】犬にニラを与えてはいけません!中毒を起こすリスクがあります!

監修者情報

徳本 一義 先生(獣医師)
徳本 一義 先生(獣医師)
小動物の臨床栄養学に関するスペシャリスト。大学卒業後、小動物臨床に従事したのち、大手ペットフードメーカーで15年以上、臨床栄養学の観点からペットフードの開発、ならびに研究・情報発信に携わる。現在は獣医療・教育関連のコンサルタントとしての活動のほか、複数の獣医系大学で講師を兼任するとともに、ペット栄養学会 理事など、ペットの栄養に関する団体の要職も務める。
続きを読む

みんなのコメント

京野菜さん
これからますます美味しくなる大根、 我が家のトイプーが欲しがるので あげていいのか悩んでました。 手作りご飯を作ってる友達にも教えたいと思います。ありがとうございます。

あなたも一言どうぞ

コメントする

編集部のおすすめ記事

内容について報告する

関連する情報をもっと見る

「犬の飼い方・しつけ」の人気記事RANKING