【獣医師監修】犬がブロッコリー(スプラウト)を食べても大丈夫?芯はダメ!?アレルギーや注意点!

ブロッコリーはビタミンCやKが豊富な緑黄色野菜。くせがなく食べやすいため、毎日の食事はもちろん、お弁当にも活躍する野菜ですが、愛犬に与えても大丈夫でしょうか?今回は、ブロッコリーを与えた際のメリットや注意点、適量などについて詳しく解説します。

更新日:

先生にお聞きしました
花田 道子 先生
北里大学畜産学部獣医学科卒業 獣医学士【獣医師】【ペット栄養管理士】
2014年-2019年 学校法人ヤマザキ学園 ヤマザキ動物看護大学 教授 
2019年- 学校法人ヤマザキ学園 ヤマザキ動物看護専門職短期大学 学科長/教授

【学歴・経歴】
◇1972年 北里大学畜産学部獣医学科卒業 獣医学士
◇2013年 北里大学獣医学系研究科研究生修了 博士(獣医学)
◇1982年-2019年 動物病院NORIKOに勤務
◇1986年- 学校法人ヤマザキ学園 ヤマザキ動物専門学校 非常勤講師
◇2004年-2007年 学校法人ヤマザキ学園 ヤマザキ動物看護短期大学 非常勤講師
◇2014年-2019年 学校法人ヤマザキ学園 ヤマザキ動物看護大学 教授 
◇2019年- 学校法人ヤマザキ学園 ヤマザキ動物看護専門職短期大学 学科長/教授

【専門分野】
◇獣医病理学
◇動物栄養学(動物臨床栄養学)
◇動物看護学

【資格】
獣医師
◇獣医学 博士(獣医学)
◇衛生検査技師
◇ペット栄養管理士
◇KYG栄養カウンセラー
◇日本獣医ホメオパシー医学会認定獣医
◇日本ホメオパシー医学会認定獣医
◇中学校教諭一級普通免許(理科)
◇高等学校教諭二級普通免許(理科)

【所属学会】
日本獣医がん学会
一般社団法人 日本統合医療学会
一般社団法人 日本ペット栄養学会
日本ウマ科学会
日本動物看護学会
一般社団法人 日本ホメオパシー医学会
一般社団法人 日本獣医ホメオパシー医学会

【著作物】
『ペットがガンになってしまったら』(共著)(メタモル出版)
『ペットがガンに負けないために』(メタモル出版)
   
【翻訳 共著】
・Animal Health Technoloogy
邦訳表題:「アニマルヘルステクノロジー」
・CANINE REHABILITATION TEXT FOR THE ANIMAL HEALTH TECHNICIAN BASIC LEVEL
邦訳表題:「犬のリハビリテーション」

【飼育動物】
トイプードル、日本猫(各1匹)

【ペット歴】
幼少期の3歳頃から、日本犬、秋田犬、スピッツ、ヨークシャーテリア、プードル、日本猫など

現在、耳の聞こえないトイプードル(15歳)と、4歳頃から目の見えなくなったキジトラ猫(11歳)と老夫婦で楽しく暮らしています。

【ペットへの想い、職業上のペットとのかかわり】
ペットはズバリ!「臨床の師」
大学卒業と同時に研究所の病理研究員として顕微鏡相手の毎日を過ごしたのち、友人の動物病院開業を機に勤務医として臨床獣医療に携わることになった私にとって、ペットは暖かくて、かわいらしくて、懸命に辛い治療にも耐えて反応してくれる患者というより先生でした。

この子達にとって何が最良の治療法かと思い悩み、体に優しい自然療法も取り入れたものを行ってきました。

今の私にとってペットは「健康維持を第一」として、病気とも上手に付き合い、共により良い状態になることを目指す協力者です。
続きを読む

犬がブロッコリーを食べても大丈夫!

犬がブロッコリーを食べても大丈夫!

iStock.com/iagodina

犬がブロッコリーを食べても問題はありません。

強い匂いもなく、茹でて冷凍保存もできるブロッコリーはおやつやトッピングにも使いやすい野菜です。

ただ、どのような食品にも言えますが、愛犬が下痢や嘔吐など体調不良になるほど、大量にブロッコリーを与えないようにしましょう。

また、ブロッコリーには味を付ける必要はありません。

食道や喉の閉塞を起こさないように、愛犬に与える際には、小さくカットすることも忘れないでください。

【子犬・老犬】にブロッコリーを与えても大丈夫?

【子犬・老犬】にブロッコリーを与えても大丈夫?

iStock.com/KristinaKibler

ブロッコリーを子犬や老犬に与えても大丈夫です。

子犬は離乳が済んでからにしてください。

子犬や老犬には、柔らかく茹でて小さく切ってあげると食べやすいでしょう。

愛犬にブロッコリーを食べさせる場合は、最初は少量与えて様子を見ましょう。

もし下痢や嘔吐をしたり、痒がったりなどがあったら与えるのはすぐ中止して、動物病院を受診してください。

【参照元】
AMERICAN KENNEL CLUB「Can Dogs Eat Broccoli?」
alic独立行政法人 農畜産業振興機構「ブロッコリー」
大澤俊彦「がん予防と食品_デザイナーフーズからファンクショナル」日本食生活学会誌2009年20巻1号

犬に【生】のブロッコリーや【茎】を食べさせても大丈夫?

犬に【生】のブロッコリーや【茎】を食べさせても大丈夫?

Franz Pflueg/ Shutterstock.com

愛犬には、生のブロッコリーは食べさせないようにしましょう。

ブロッコリーは食物繊維が豊富な野菜です。

そのため愛犬が生の状態でブロッコリーを食べると、胃腸の負担になってしまいます。

ブロッコリー 茹でる カット

iStock.com/Canberk Sezer

また、茹でることで尿路結石の原因になりやすいシュウ酸も減らすことができます。

ブロッコリーの「茎」は大変固い部分です。

愛犬にブロッコリーを与える場合は、皮を厚めにむいたものをよく茹でてからにしましょう。

さらに、誤嚥(ごえん)を防ぐためにも食べやすいように細かくカットしてください。

ブロッコリー 種類 つぼみ

iStock.com/rmbarricarte

ブロッコリーはいくつか種類があります。

よくお店で見かけるのがつぼみの部分を食べる「頂花蕾(ちょうからい)型」。

最近は茎の脇から芽がどんどん生育して小さな花蕾ができる、スティックタイプの側花蕾(そくからい)型」もあります。

このブロッコリーは茎も柔らかいので、より食べやすいでしょう。

もちろん、茹でてから与えてください。

【参照元】alic独立行政法人 農畜産業振興機構「ブロッコリー」

犬に【ブロッコリースプラウト】を食べさせても大丈夫?

犬に【ブロッコリースプラウト】を食べさせても大丈夫?

C-geo / PIXTA(ピクスタ)

ブロッコリースプラウトを愛犬に与えても大丈夫です。

ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの種が発芽したもので、かいわれ大根のような形状をしています。

がん予防で注目されているスルフォラファンがたくさん含まれているので、近年注目を浴びている野菜です。

しかし、ブロッコリースプラウトにはやや辛みや刺激性があるため、無理に食べさせる必要はありません。

どうしてもブロッコリースプラウトを愛犬に与えたい場合は、丁寧に水洗いしてから、小さくカットして少量を与えましょう。

【参照元】
alic独立行政法人 農畜産業振興機構「ブロッコリー」
alic独立行政法人 農畜産業振興機構「がん予防成分を多く含む 健康機能野菜の開発に向けて」

犬にブロッコリーを与えた場合の【メリット・効果】は?

犬にブロッコリーを与えた場合の【メリット・効果】は?

iStock.com/Fly_dragonfly

ブロッコリーは栄養豊富な野菜で、ビタミンKやビタミンC、葉酸、カロテン、鉄が豊富。

最近は、ブロッコリーに含まれる成分である「スルフォラファン」の抗がん作用についても注目されています。

人間にとってさまざまなメリットがありますが、犬にとってはどのようなメリットがあるでしょうか?

ブロッコリーとキャベツの栄養素比較

【栄養素】【ブロッコリー】【キャベツ】
カロリー2720
カリウム18092
マグネシウム179
カルシウム3340
βカロチン77057
ビタミンK15076
ビタミンC5417
葉酸12048
食物繊維3.72

【参照元】文部科学省 食品成分データベース

ブロッコリーを与える「メリット・効果」①【豊富なビタミンとミネラル】

ブロッコリーを与える「メリット・効果」①【豊富なビタミンとミネラル】

saschanti17/ Shutterstock.com

ブロッコリーには、ビタミンKやビタミンC、葉酸などのビタミン、カリウムやマグネシウムなどミネラルがたっぷり含まれています。

豊富なビタミンとミネラル①【ビタミンC】

犬は「ビタミンC」を体内で合成できますが、たくさん運動したあとや、強いストレスがあったあとなどは、意識して与えるといいでしょう。

ビタミンCの欠乏と白内障の発症の関連性が示唆されています。

【参照元】
林 海鷹ほか「柴犬における血漿中ビタミンC濃度」ペット栄養学会誌 2003年6巻2号

豊富なビタミンとミネラル②【ビタミンK】

「ビタミンK」は、骨の形成(骨へのカルシウムの沈着の促進)や血液凝固に大切なビタミンです。

腸内細菌によって合成されて肝臓に貯えられ、解毒作用にも関与しています。

豊富なビタミンとミネラル③【葉酸】

豊富なビタミンとミネラル③【葉酸】

Malivan_Iuliia/ Shutterstock.com

「葉酸」はビタミンB12と協力して赤血球の産生やDNAの合成に関わるビタミンです。

不足すると貧血や食欲低下、体重の減少、口内炎舌炎などの症状が見られます。

ミネラルであるカリウムやマグネシウムの働きも見てみましょう。

ブロッコリーには、カリウムやマグネシウムがキャベツの約2倍含まれています。

【参照元】
林 海鷹ほか「柴犬における血漿中ビタミンC濃度」ペット栄養学会誌 2003年6巻2号
古瀬 充宏「栄養学からイヌ・ネコのサプリメントを考える」ペット栄養学会誌 2018年21巻1号
・「犬と猫の栄養学」奈良なぎさ 緑書房

豊富なビタミンとミネラル④【カリウム】

豊富なビタミンとミネラル④【カリウム】

iStock.com/baibaz

「カリウム」は、ナトリウムの排出を促し、体液の浸透圧調整、神経伝達に関わっています。

また、細胞を活性化させ、筋肉の収縮や腸の運動も助けます。

豊富なビタミンとミネラル⑤【マグネシウム】

「マグネシウム」は、カルシウムの働きを調節して心臓や筋肉の収縮や骨の形成強化に関与し、酵素を活性化して、代謝を助けます。

ブロッコリーを与える「メリット・効果」②【抗酸化作用】

ブロッコリーを与える「メリット・効果」②【抗酸化作用】

Blazej Lyjak/ Shutterstock.com

ブロッコリーに含まれるβ-カロテンには強い抗酸化作用があります。

含有量はキャベツの10倍以上です。

また、β-カロテンは免疫力をアップし、老化を予防するなどさまざまな働きが期待できます。

レチノール活性当量の量も10倍以上とかなり多いことがわかります。

レチノール活性当量とは、最初からビタミンAの形のものです。

抗酸化ビタミンとして、皮膚や粘膜の正常保持や、発育・成長促進にも関わっています。

また、ビタミンCにも抗酸化作用があることが知られています。

ただし、妊娠初期でのビタミンA過剰摂取は胎児に異常が発生する危険性が高いとも言われていますので要注意です。

【参照元】
公益財団法人 長寿科学振興財団 「抗酸化による老化防止の効果」

ブロッコリーを与える「メリット・効果」③【食物繊維】

ブロッコリーを与える「メリット・効果」③【食物繊維】

iStock.com/serezniy

ブロッコリーにはキャベツの2倍近い食物繊維が含まれています。

食物繊維は、犬のお腹の調子を整えたり、便通をよくしたりする働きがあります。

ただ、愛犬に食物繊維を与えすぎるとかえって消化に負担がかかってしまうので、気を付けてください。

犬にブロッコリーを与える際の注意点!

犬にブロッコリーを与える際の注意点!

wavebreakmedia/ Shutterstock.com

栄養豊富なブロッコリーだからこそ、与える際は注意したいことがあります。

ブロッコリーを与える際の注意点①【既往歴(薬)・病気】

泌尿器系、特に下部尿路疾患にかかったことがある、治療中で薬を飲んでいる、療法食を食べている犬については、与える前に必ず獣医師に相談してください。

既往歴(薬)・病気①【尿路結石】

既往歴(薬)・病気①【尿路結石】

Surachet Meewaew/ Shutterstock.com

ブロッコリーには100g中300mgのシュウ酸および17mgのマグネシウムと33mgのカルシウムが含まれています。

尿路結石の中でも、シュウ酸はシュウ酸カルシウム結石の原因の1つで、マグネシウムとカルシウムはこれらにリンが加わると、ストルバイト結石が形成されやすくなります。

特に、尿路結石治療中の犬、尿路結石になったことのある犬、療法食を食べている犬に与えるのは、獣医師に相談してからにしましょう。

尿路結石は、ビタミンCやカルシウム、マグネシウムの過剰摂取にも注意が必要です。

ブロッコリーはビタミンCも大変多いので与えすぎないようにしてください。

【参照元】
公益財団法人 日本医療機能評価機構「Mindsガイドラインライブラリ」

既往歴(薬)・病気②【甲状腺疾患】

犬によくみられる甲状腺機能低下症では、栄養的の因子は関わっていないとされています。

ウサギが毎日大量にキャベツを食べたところ、甲状腺が肥大したという報告がありました。

甲状腺疾患のある犬には、たくさん与えるのを控えてごく少量にしましょう。

【参照元】
「飼料中のグルコシノレートと家畜・家禽への影響」松本達郎 日本畜産学会報1977年48巻12号

ブロッコリーを与える際の注意点②【中毒・アレルギー】

ブロッコリーを与える際の注意点②【中毒・アレルギー】

iStock.com/ulkas

もともと何かにアレルギーのある犬には、慎重に与えましょう。

愛犬にブロッコリーを与える前に獣医師に相談することをおすすめします。

食べた後に下痢や軟便、嘔吐など消化器の異常が見られたり、口や目の周囲や顏を痒がったりしたら、食べさせるのは中止して動物病院を受診しましょう。

その際は「ブロッコリーを食べたことと量、時間」を伝えてください。

ミシガン州立大学のサイトには、ブロッコリーが犬に与えてもよい野菜果物として紹介されています。

しかし、ブロッコリーに含まれるスルフォラファンの一種「イソチオシアネート」が、犬の胃の調子を悪くする可能性があるため控えめに与えるように、と注意をしています。

イソチオシアネートは殺菌作用があり、さらに抗がん作用が期待できる成分として注目されていますが、辛み成分でもあるためやや刺激があります。

犬が嫌がった場合は無理に食べさせないようにしましょう。

【参照元】
Michigan State University Extension「Growing fruits and vegetables for your dog」

ブロッコリーを与える際の注意点③【食べすぎに注意!】

ブロッコリーを与える際の注意点③【食べすぎに注意!】

iStock.com/azpworldwide

どんなにヘルシーな食品でも、食べすぎは栄養バランスを崩し、体調不良を招くこともあります。

犬のメトヘモグロビン血症の原因がアブラナ科の小松菜を大量に食べたことが疑われるという報告もあります。

【参照元】
Jeanette Hendricks , Kathryn Gates「Transient methemoglobinemia suspected secondary to ingestion of Brassica species in a dog」Veterinary Medicine :Research and Reports

犬にブロッコリーを与える際の【適量】は?(小型犬・中型犬・大型犬)

犬にブロッコリーを与える際の【適量】は?(小型犬・中型犬・大型犬)

iStock.com/agrobacter

ブロッコリーを愛犬に与える場合、どのくらいの量なら大丈夫なのでしょうか?

おやつやトッピング量の目安は、1日に犬が必要とするエネルギー(DER)の10%程度が適切です。

犬が1日に必要とするエネルギー量(DER)は計算することができます。

係数は、犬の成長段階や普段の運動量などによっても異なるので、よくわからないときは獣医師に相談してください。

犬が1日に必要とするエネルギー量(DER)の計算方法

①犬の安静時のエネルギー要求量(RER)を求めます。
 安静時のエネルギー要求量(RER)(キロカロリー)=体重(㎏)×30+70

②成長段階や活動量に対応した「係数」をかけます。
 1日当たりのエネルギー要求量(DER)(キロカロリー)=RER×係数

【計算例】体重5㎏の犬(避妊去勢済み)

・1日当たりの安静時のエネルギー要求量(RER)(キロカロリー)
  体重5(㎏)×30+70=220キロカロリー
・1日当たりのエネルギー要求量(DER)(キロカロリー)
  220×1.6(係数)=352Kcal となります。

【参照元】
環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン~犬・猫の健康を守るために~」

ブロッコリーのカロリーは茹でた状態で、100gあたり27kcalです。

この数値はあくまでカロリーを目安にしたもので、ブロッコリーはカロリーが低いので、そのままでは量が多すぎる可能性があります。

1日に与えるフードをお皿やバットにあけ、見た目でブロッコリーが10%程度になるようにするとよりわかりやすいでしょう。

愛犬にブロッコリーを与える場合の目安量

【犬の大きさ】【DER】【目安量】
小型犬(3㎏)256kcal約96g
中型犬(10㎏)592kcal約218g
大型犬(30㎏)1552kcal約560g

【参照元】文部科学省 食品成分データベース

犬にブロッコリーの仲間【アブラナ科】を食べさせても大丈夫?

犬にブロッコリーの仲間【アブラナ科】を食べさせても大丈夫?

iStock.com/urbazon

ブロッコリーは菜の花の仲間で「アブラナ科」に属します。

アブラナ科の野菜のなかには、犬が食べていいものと、食べさせてはいけないものがあります。

犬の食べられる野菜でも、食べすぎには十分注意してください。

ブロッコリーの仲間①【キャベツ】

ブロッコリーの仲間①【キャベツ】

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

犬がキャベツを食べても大丈夫です。

茹でて細かく刻んでから与えるようにしましょう。

キャベツの硬い「芯」は誤嚥(ごえん)の可能性があるので、与えないでください。

食べすぎはお腹にガスが溜まる「鼓腸(こちょう)」を招くことがあります。

ブロッコリーの仲間②【大根】

ブロッコリーの仲間②【大根】

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

犬に大根を与えても問題ありません。

大根もアブラナ科の仲間で、私たちが食べているのは根の部分です。

大根は消化酵素ジアスターゼを含み、でんぷんの分解を助けて、胃もたれを解消する働きがあります。

葉酸やビタミンC、カリウムや食物繊維も豊富です。

愛犬に大根を与える際には、生ではなく柔らかく茹でたものを、小さくカットして与えてください。

【参照元】農林水産省「野菜の魅力」だいこん

ブロッコリーの仲間③【白菜】

ブロッコリーの仲間③【白菜】

C-geo / PIXTA(ピクスタ)

白菜も犬が食べて問題ありません。

冬は特に白菜がおいしい季節で、特に寒さに当たった白菜は甘味があります。

白菜は、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カリウム、食物繊維などが豊富に含まれています。

愛犬に与える際には、茹でてから小さく刻んで食べさせましょう。

【参照元】農林水産省「野菜の魅力」はくさい

ブロッコリーの仲間④【小松菜】

ブロッコリーの仲間④【小松菜】

Kimi / PIXTA(ピクスタ)

小松菜も犬に食べさせて大丈夫です。

β-カロテンやビタミンC、カルシウムや鉄が豊富です。

茹でてから食べやすい大きさに刻んで与えてください。

犬の手作り食の栄養調査では、小松菜は銅の供給源として寄与していたと報告がありました。

ただ、小松菜を含む野菜は水分量が多いことから、与えすぎると消化不良や下痢になる可能性がるので注意が必要です。

【参照元】清水いと世ほか「維持期におけるイヌ用手作り食レシピの栄養素含量調査」ペット栄養学会誌 2017年20巻2号

ブロッコリーの仲間⑤【わさび】

ブロッコリーの仲間⑤【わさび】

deco / PIXTA(ピクスタ)

わさびは犬に与えてはいけません。

わさびは犬には刺激が強すぎます。

また、愛犬のしつけにも使わないでください。

下痢や感覚麻痺を生じる危険性があります

【参照元】公益社団法人 栃木県獣医師会「犬や猫が食べてはいけないもの」

ブロッコリーの仲間⑥【カリフラワー】

ブロッコリーの仲間⑥【カリフラワー】

sunrise / PIXTA(ピクスタ)

カリフラワーも犬が食べて問題ありません。

白い部分を茹でたものを食べやすい大きさにカットして与えましょう。

カリフラワーは、ビタミンCが豊富です。

みかけはブロッコリーに似ていますが、栄養成分はどちらかというとキャベツに似ています。

ブロッコリーの仲間⑦【水菜】

ブロッコリーの仲間⑦【水菜】

sunrise / PIXTA(ピクスタ)

くせのない水菜は、犬に食べさせても大丈夫です。

水菜は生でも食べられる野菜ですが、犬にはお腹の負担にならないよう、茹でてから刻んで与えましょう。

ブロッコリーの仲間⑧【かぶ】

ブロッコリーの仲間⑧【かぶ】

MIKO / PIXTA(ピクスタ)

かぶは、根の部分も葉も犬は食べることができます。

かぶの根の部分は食物繊維がたっぷり。

皮を剥いて茹でてください。

かぶの葉も茹でてから細かく刻んだものをあげましょう。

大根と同じように、消化酵素であるジアスターゼも含まれています。

ブロッコリーの仲間⑨【チンゲン菜】

ブロッコリーの仲間⑨【チンゲン菜】

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

チンゲン菜も犬が食べて大丈夫です。

チンゲン菜には、ビタミンCやビタミンK、カルシウムが豊富です。

またアクが少ないため、食べやすいでしょう。

ただし食べすぎには十分注意してください。

ブロッコリーの仲間⑩【ケール】

ブロッコリーの仲間⑩【ケール】

マハロ / PIXTA(ピクスタ)

ケールはブロッコリーの祖先で「青汁」の原料としてもおなじみの野菜です。

犬にケールを与えても問題はありませんが、特有の「苦味」があります。

そのため、犬はあまり食べたがらないことが多いでしょう。

ケールは、シュウ酸が多く含まれているため、与える際はよく茹でてからにしましょう。

無理に与える必要はありません。

ブロッコリーの仲間⑪【クレソン】

ブロッコリーの仲間⑪【クレソン】

shizuku / PIXTA(ピクスタ)

クレソンは犬に与えないでください。

消化管に刺激を与え、かるい嘔吐や下痢を起こすことがあります。

【参照元】American Society for the Prevention of Cruelty to Animals「Nasturtium 」

ブロッコリーの仲間⑫【ルッコラ】

ブロッコリーの仲間⑫【ルッコラ】

Ystudio / PIXTA(ピクスタ)

ルッコラはアブラナ科で、ごまの風味がある野菜です。

犬に与えても大丈夫ですが、食べすぎには気を付けましょう。

【参照元】AMERICAN KENNEL CLUB 「Can Dogs Eat Lettuce?」

犬に与えるブロッコリー【まとめ】

犬に与えるブロッコリー【まとめ】

Kira_Yan/ Shutterstock.com

ブロッコリーを犬に食べさせても大丈夫です。

抗がん作用や抗酸化作用が期待でき、豊富なビタミン、ミネラルが含まれるブロッコリー。

犬にたくさん食べさせたいと思うかもしれません。

しかし、食べすぎはよくありません。

トッピングやおやつとしてほんの少し与え、もし、下痢や嘔吐、痒みなどが見られたらすぐに中止しましょう。

泌尿器系に持病のある犬や、療法食を食べている犬に与えるときは、事前に獣医師へ相談しましょう。

同じアブラナ科の野菜でも、与えて大丈夫なものと与えてはいけないものがあります。

愛犬の健康を守れるのは、飼い主だけです。

愛犬と長く楽しい生活を送るためにも、しっかり愛犬の健康管理をおこないましょう。

みんなのコメント

カリフラワーさん
ブロッコリーを生で食べさせる、というのは衝撃的でした。 でも、手作りご飯のトッピングにいいですね! 早速、明日、うちの子に試してみたいと思います!!
ぶっころりさん
ブロッコリー大丈夫なんですね。 わんこのために読んでましたが、途中から自分の美容のために読んでしまいました。 栄養豊富!!
シェリーちゃんママさん
私が夜食にブロッコリーをたべていたら 愛犬が食べたがるそぶりだったので 試しに与えてみたら爆食いして、ビックリしました 以来、ブロッコリーをトッピングしないと ご飯を食べません ブロッコリー!は?と自己主張します ブロッコリーを蒸して、愛犬のブロッコリーを分けて貰っている人間がいます(^^; 与えすぎると心配だったので、こちらを読ませていただき安心しました\(^_^)/ありがとうございますm(__)m
クマちゃんさん
記事がとても勉強になりました。 毎食時、蒸して汁ごとムースにしたブロッコリーを15㌘治療食にトッピングして居ますが、利尿劑を少なくしてもオシッコが凄く良く出るので納得。これからもずっと続けたいです。
マロンのおばちゃんさん
我が家のマロンも、ブロッコリーが大好きです。茎の部分も甘味があり、美味しいので花の部分と一緒に食していますが、先日の夕食時、欲しがるマロンに少し硬茹での茎の部分を多く与えてしまい、大失敗しました。翌朝、何か臭い、嫌な予感、ケージを開けたら・・・マロンがウンチまみれになっていて、すまなそうな、情けないような目をしていて・・・チワワとポメのミックスなので、その後が大変でした。 お風呂場で洗い、汚れた毛をカットし、即、獣医さんへ連れて行き、太い注射をされて、可哀そうな思いをさせてしまいました。 与え過ぎはいけません。馬鹿なおばちゃんだと反省しています。

あなたも一言どうぞ

コメントする

編集部のおすすめ記事

内容について報告する

関連する情報をもっと見る

「食べ物」の人気記事RANKING