犬が食べ物を吐く場合は、絶食すべき?正しく対処するための3つの見極めポイント

猫が食べたものを吐き出してしまうことは、割と頻繁に起こります。しかし、犬が吐くことは猫と比べればそう多くはないため、実際に吐く現場を見た飼い主の大半が、驚かれるかもしれません。そんな犬の嘔吐(おうと)の対処法の一つが、「絶食」。どのようなシチュエーションのときに絶食すべきなのか、その見極め方を3つの視点から探ります。

その①~吐いたが、まだ食事を欲しがる

吐いた後に食事を欲しがる場合、絶食の必要はないでしょう。なぜなら、空腹や胃酸過多によって吐いた可能性が高いためです。動物病院で胃酸を抑える薬を処方してもらう、食事を与える時間を変える、一度の食事量を調節するなどといった対策を取れば、おそらく問題はないでしょう。

その②~吐いて、食事も欲しがらない

吐いた後、食事を欲しがらない場合は無理に与える必要はなく、よくいわれている「12時間絶食」にこだわる必要もないでしょう。12時間絶食は、あくまで若くて健康な犬の場合の措置。体力の落ちている犬や老犬、子犬が12時間絶食をすることは、より酷な状況を招く場合もあります。

犬がものを食べたそうにしていたら、少量の消化の良い状態にしたフードを与えるなど、工夫をして与えましょう。それでも吐くようであればすぐに動物病院に行き、獣医師の指示を仰ぐのが適切です。

その③~一度吐いて、それっきり

しばらく様子を見る必要はありますが、一度だけ吐き、その後何事もないようであれば、大げさに心配する必要はないでしょう。この場合の嘔吐(おうと)は、胃に何か異物(草など)が入っていてそれを吐き出すために吐いた可能性が高く、一過性である可能性が高いです。異物が出てしまえば、以後、おそらく吐くことはせず、元気になるでしょう。1~2日様子を見て再び吐く様子が見られなければ動物病院に行く必要はありません。

絶食すべきかの見極め方

犬の嘔吐については、「吐いたら、基本的に絶食」といった考えが通説のようですが、必ずしもそれが正解というわけではありません。

確かに、「胃を休ませる」意味で絶食は一定の効果があります。しかし、胃を休ませる必要がある嘔吐なのかどうかを判断をすることが犬のためになります。何より体力の衰えた犬や体力がない犬にとっては、絶食自体が危険な行為です。今回ご紹介した内容を踏まえて「絶食の必要があるかもしれない……」と思ったときは、まず動物病院に行き、獣医師の判断を仰いだ上で、必要な措置を取るようにしてください。

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