犬が震える理由は寒いだけとは限らない!嘔吐(おうと)や下痢なども不調の原因

犬に、震えや嘔吐(おうと)・下痢などの症状が出たとき、ただちに病気を疑います。それは、明らかに体の不調を訴える症状だからです。犬の不調の症状である震え・嘔吐・下痢について、その原因と症状を解説します。

犬が震える原因と理由は?

犬が震えているとき、ついつい「寒いだけ」と判断しがちです。もちろん、単に寒くて震えていることも多いのですが、実は大きな病気のサインである可能性も……。犬が震えているときに考えられる原因は、大きく分けて、4つあります。

①寒い

人間が寒いときに体が震えるように、体中毛で覆われている犬も同様に、震えます。しかし、犬が寒がるのは、よほどの寒さを感じている状態です。犬が体を震わせていたときは気温を確認し、犬の行動をよく観察してみてください。温かい場所から動かないか? 温かいものに触りたがったり、くっついたりして、離れたがらないか? このような行動が見られたら、ただ単に寒いだけかもしれません。室内犬や気温の差が激しい場所では、犬も寒さを感じます。

②けがをして痛みがある

けがや腹痛など、体に痛みがあるとき、我慢が震えとなって現れます。日課の散歩を嫌がったり、餌を食べなかったり……などという場合は、注視しましょう。

③熱中症になっている

犬は、熱中症になって気分が悪くなると、震えることがあります。暑さで震えるということは、かなり症状が進行しているときなので、十分な注意が必要です。まずは意識がはっきりしているかを確認し、風通しの良い涼しい場所へ移動させましょう。

④病気になっている

犬に震えが起きる病気は、いくつかあります。


一例

・ジステンパー
・てんかん
・脳の異常
・神経系の病気
・尿毒症

犬が震えていたら、まずは温かくしてあげましょう。そして、犬が落ち着ける場所に移してあげます。それでも震えがおさまらないときは、動物病院に診察に連れて行き、検査を受けましょう。

犬が嘔吐(おうと)する原因と理由は?

まず大切なことは、「『嘔吐』と『吐き出し』」の違いをしっかり理解することです。この2つの違いは、「食べ物が胃に到達しているかどうか」にあります。食欲が落ちているにも関わらず、嘔吐を繰り返すときは、危険性が高い病気の可能性があります。具体的には、

・消化器系の病気
・フィラリア
・急性腎不全及び腎炎
・悪性リンパ腫及び腹部の腫瘍
・内部寄生虫および感染症
・子宮蓄膿症

犬の命に関わる上記のようなとても大きな病気を患っている可能性があるのです。

犬が嘔吐したとき、まずは腸内を温めてあげましょう。腸内の冷えを取り除き、腸内環境の乱れを改善することで、犬の体調が回復することがあります。また、腸内環境の改善は免疫を高めることになり、嘔吐の再発の防止にもつながります。

犬が下痢を起こす原因と理由は?

犬の下痢は体質によるものが多く、一度症状が出ると、頻繁に起こります。下痢が一日でおさまり、食欲もいつもと変わらないようであれば、特に心配はありません。

下痢になる原因で一番多いのが、「誤飲」によるもの。散歩中に毒性の強い植物や除草剤が付いた草などを食べ、下痢を起こす場合があります。また、「寄生虫」も原因の一つ。犬が集まる環境には寄生虫の感染原因が多くあり、ノミが媒介するものが主です。具体的な症状としては、下痢が続き、体重が減少するなど。重症化してしまう場合が多く、特に、子犬や高齢の犬は注意が必要です。

さらに、下痢や嘔吐が続く危険な病気として、膵炎(すいえん)や消化器系の腫瘍も考えられます。

日頃から愛犬をよく観察して、いち早く、不調に気付こう

犬の不調の原因について、ご紹介しました。飼い主は、常に犬の体調を観察して、早めのサインをキャッチしてあげることが大切です。異変に気付いたら、早めに病院に連れて行くことを心掛けましょう。

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