【獣医師監修】犬がスルメ（あたりめ）を食べても大丈夫？大量に与えてはダメ！過剰摂取の対処法は？

犬が【スルメ（あたりめ）】を食べても大丈夫！

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犬がスルメ（あたりめ）を食べても基本的に大丈夫です！

ただ、スルメは固いので大きな塊を咀嚼（そしゃく）しないうちに飲み込むと、喉（のど）に詰まる可能性があります。

愛犬にスルメやあたりめを与える際、塊のまま与えるのではなく、細かく咀嚼（そしゃく）しやすいように小さくしてから与えるようにしてください。

犬にスルメ（あたりめ）【大量に与えない】ように注意！

大量にスルメを愛犬に食べさせると消化不良や下痢を起こす恐れがるので、与えすぎには十分注意しましょう！

犬がスルメ（あたりめ）【大量に食べてしまった】時の対処法！

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愛犬がスルメを「盗み食い」「拾い食い」をしてしまいどのくらい食べたか分からないこともあるでしょう。

愛犬が大量にスルメを食べてしまった場合、飼い主が「自己判断で吐かせる」と、”食道を傷つけてしまう”恐れがありますので、すぐに動物病院に連れて行ってください。

しばらく様子を見ても普段と同じで、食欲や元気がなくなったりするようなこともないようでしたら、そのまま見守っているだけで問題ありません。

犬に与えるスルメ（あたりめ）【よくある誤解】は？

犬にスルメを与える際によくある誤解についてここで解説していきます。

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犬に与えるスルメの誤解① 【塩分の過剰摂取】

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犬に対して「塩分の過剰摂取になるので塩が入っているものを控えましょう」と言われていますが、多少の塩分で問題になることはまずありません。

また、おやつは摂取カロリーの20％以内に抑えるようにしていると、そもそも過剰摂取になるほどの量を摂取できません。

一部の危険な食品と異なり塩分量はほとんど気にする必要がないと言えます。

加えて、犬は汗をかいて塩分を排出できないということも言われますが、塩分の排出方法は汗だけではありません。

排出できないというのは誤りです。

犬に与えるスルメの誤解② 【胃腸の閉塞】

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犬がスルメを食べると、「スルメが体内で膨張し胃腸の閉塞に繋がる」と言われることがありますが、このようなことは基本的には起こりません。

一般的な事例ではないため、愛犬にスルメだけ過剰に与え続けるような場合でない限り、気にする必要はありません。

犬に与えるスルメの誤解③【下痢・嘔吐の原因】

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基本的に人間が食べて問題のないものを犬が少量食べた程度では問題になりません。

人間も特定の食べ物を食べすぎると下痢や嘔吐してしまいます。

つまり、全く原因にならないと否定することはできませんが、日常的な範囲内であれば心配するの必要はありません。

犬に与えるスルメの誤解④ 【ビタミンB1欠乏症】

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「ビタミンB1欠乏症」は港町で日常的に海産物を摂取し続けている猫に症例がでた事例はあるようです。

しかし、犬においてはこのような症例は報告されておらず、また、日常的に与え続けるものでもないので必要以上に心配する必要はありません。

犬に与えるスルメ【まとめ】

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犬にスルメを与えても、問題ありません。

愛犬に与える食べ物について、間違った知識で過剰反応するのではなく、正しい知識を持って愛犬とのコミュニケーションを取りましょう。

愛犬の健康を守れるのは、飼い主だけです。

愛犬が健康で楽しく生活していけるように、飼い主が愛犬の健康管理を行いましょう！