グレート・ピレニーズにペット保険は必要?後悔しない選び方やタイミング、待機期間、加入条件!

グレート・ピレニーズとの暮らしにペット保険は必須というわけではありません。しかし、関節疾患や眼疾患、胃拡張・胃捻転、変性性脊髄症などが懸念されるグレート・ピレニーズは、超大型犬であるため医療費も高くなりがちです。それをサポートするのがペット保険。選ぶ前にポイントを押さえておきましょう。

  • 更新日:
グレート・ピレニーズにペット保険は必要?後悔しない選び方やタイミング、待機期間、加入条件!
先生にお聞きしました
小林 元郎 先生
成城こばやし動物病院 代表
(公社)東京都獣医師会 副会長
東京城南地域獣医療推進協会 理事

【経歴】
◇1986年 北里大学獣医畜産学部獣医学科 卒業
◇1990年~1991年 New York州Animal Medical Centerにて研修
◇1993年 成城こばやし動物病院 開業

【資格】
獣医師

【所属】
◆先制動物医療研究会 副会長
◆一般社団法人 東京城南地域獣医療推進協会 理事
一般社団法人 日本獣医皮膚科学会 所属
◆アジア小動物獣医学会(FASAVA) 所属

【メディア】
◇Webメディア
「オトナンサー」アドバイザー

【hotto Professionalインタビュー】
Professionalインタビュー Vol.1【成城こばやし動物病院代表 小林元郎先生】
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グレート・ピレニーズ【保険は必要?】入るべき?

グレート・ピレニーズに保険は必要?入るべき?種類(終身、死亡保障)は?

toc / PIXTA(ピクスタ)

グレート・ピレニーズに保険は必要?入るべき?

グレート・ピレニーズとの暮らしにペット保険が必ず必要というわけではありませんが、愛犬が病気や怪我をした時に医療費を補助してくれることは確かです。

ペット保険は高額医療費の請求時に大きな助けとなる

グレート・ピレニーズに保険は必要?入るべき?種類(終身、死亡保障)は?

宮島良季 / PIXTA(ピクスタ)

ペット保険は、特に、高額の医療費がかかった時には大きな助けとなるでしょう。

昨今では獣医療も高度化し、それに伴って治療費が高額になることも少なくありません。

たとえば、愛犬が癌(がん)に罹(かか)ったとして、状況によっては100万円を超えてしまうこともあるのです。

場合によっては治療費の支払いに頭を悩ませ、生活費を削らなければならないこともあるでしょう。

そんな万が一の時を考え、愛犬のために貯金をし、ある程度のお金を確保しておくのも一つの方法ですが、もう一つにはペット保険を利用するという選択肢もあります。

愛犬に高額の医療費がかかると仮定した時、自分にそれが支払い可能かどうか?

もし、不安があるようであれば、ペット保険の加入を考えても良いのではないでしょうか。

ただし、後述しますが、どんな病気や怪我でも補償されるというわけではありません。

グレート・ピレニーズ【ペット保険の種類】(終身、死亡保障)は?

ペット保険は3つの補償プランが基本

通常、ペット保険の補償プランは3つに大別することができます。

【ペット保険の補償の種類】

【区分】【補償範囲】
通院入院や手術以外の通院による治療費を補償
入院病気や怪我で入院した時の費用を補償
手術病気や怪我による手術の費用を補償

現在では「通院・入院・手術」の3つをトータルして補償する保険プランが多くなっていますが、その他、

「入院+手術」を補償する保険プラン
「通院」のみを補償するプラン
「手術」のみを補償するプラン
「怪我」のみを補償するプラン
グレート・ピレニーズに保険は必要?入るべき?種類(終身、死亡保障)は?

kou / PIXTA(ピクスタ)

などもあります。

たとえば、「入院+手術」プランでは、手術を伴わない治療や入院は補償対象外になることがあるのでご注意ください。

その他、オプションとしてペットが起こした物損事故や対人対動物への咬傷事故(こうしょうじこ)など損害賠償が生じた場合の補償をする特約、「車椅子購入費用」を補償する特約などが設けられているペット保険もあります。

終身加入可能なペット保険もある

犬の寿命も長くなったことから、昨今では継続加入することで終身にわたり加入できるペット保険もあります。

ペット保険に死亡保証はない

人間で言う生命保険にあたるものはペット保険には存在しません

その理由として、人間の生命保険の場合、残念ながらそれを悪用した事件が発生することがありますが、保険対象がペットとなると似たような事件がより発生しやすくなるのではないかと危惧されること、もう一つには人間よりずっと寿命が短いことが挙げられます。

その代わりに、「火葬・葬儀費用」を補償する特約を設けているペット保険もあります。

グレート・ピレニーズ【病気になりやすい?】かかりやすい病気は?

グレート・ピレニーズは病気になりやすい?かかりやすい病気は?

makotomo / PIXTA(ピクスタ)

グレート・ピレニーズは病気になりやすい?

古くからピレネー山脈で番犬や家畜の警護、オオカミ退治などに使われてきたグレート・ピレニーズは健康的な犬ではありますが、関節疾患や眼疾患、胃拡張・胃捻転、変性性脊髄症、神経変性などの病気には注意が必要です。

また、高齢になるほどリスクが高くなる癌(特に骨肉腫や血管肉腫)や肝臓疾患、腎臓疾患なども気をつけたい病気です。

【参照元】
GREAT PYRENEES CLUB OF AMERICA「Health Disorders Affecting Great Pyrenees」
UNIVERSITY OF MINNESOTA「Great Pyrenees Health Panel」

グレート・ピレニーズがかかりやすい病気①【胃拡張・胃捻転症候群】

加齢による胃周辺の靭帯の緩みや、ごはんを食べた直後に遊んだり、多量の水を飲んだりすることなどがきっかけとなって、胃にガスや液体が溜まり、胃が膨れてしまう状態を「胃拡張」と言います。

犬の胃拡張が進行すると胃が捻じれる胃捻転となり、他の臓器への血流が途絶えるなどして緊急を要する状態となってしまうことがあり、非常に危険です。

グレート・ピレニーズのような大型犬で胸の深いタイプの犬はこの病気を起こしやすいと言われているので、食後すぐに遊ばせない、水を飲む量に気をつけるなどご注意ください。

少なくとも食後2時間程度は運動させないほうがいいでしょう。

グレート・ピレニーズは病気になりやすい?かかりやすい病気は?

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グレート・ピレニーズがかかりやすい病気②【股関節形成不全(HD)/肘関節異形成症(ED)】

犬の股関節形成不全は大型犬に多い関節疾患で、股関節に緩みが生じ、お尻を左右に振るように歩く、後肢を同時に蹴るウサギのような走り方をする、散歩や段差を嫌がる、後肢の幅が狭いなどの様子が見られるようになります。

7割は遺伝的要素、3割は環境的要素が関係するとされ、生後1年未満の若齢で症状が出ることが多いと言われます。

また、肘関節異形成症も大型犬に多く見られます。

上腕骨・橈骨(とうこつ)・尺骨(しゃっこつ)の3つから構成される肘関節において、本来はこれらの骨が互いにぴったりと一致し合って関節の動きをスムーズにしているところ、いずれかの骨の成長に異常が生じ、歩行異常が見られるようになります。

尺骨の鈎状突起の異常、上腕骨の内側関節面の軟骨異常、骨同士の不整合などいくつかの病態があり、それらが重なっているケースもあるといいます。

生後5ヶ月~10ヶ月頃に発症することが多く、症状は軽度から重度のものまであり、前肢の跛行(はこう)の他、歩く時に頭が上下する、前肢の片脚にしか体重をかけない、前肢が細く見える、肘関節が腫れているなどの症状が見られることも。

進行すると強い痛みにより、歩行が困難になることもあります。

どちらの病気であっても肥満や滑りやすい床は症状を悪化させるため、体重コントロールを心がけるとともに、滑り止めマットを敷くなどの環境改善、早期発見による治療開始は重要となります。

なお、「ジャパン・ケネル・クラブ」が公開している股関節形成不全および肘関節異形成症における発症リスクの高い犬種リストには、股関節形成不全においてグレート・ピレニーズが含まれています

【参照元】
日本動物遺伝病ネットワーク「股関節形成不全とは」
一般社団法人 ジャパン・ケネル・クラブ「遺伝性疾患の発生リスクが高いと考えられている犬種」
埼玉動物医療センター「骨・関節の病気」

グレート・ピレニーズは病気になりやすい?かかりやすい病気は?

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グレート・ピレニーズがかかりやすい病気③【骨肉腫】

犬の骨肉腫とは骨にできる癌(がん)で、大型犬および超大型犬でよく見られます

四肢に発生することが多く、肺や他の骨などへの転移が早くに始まります。

四肢にできた場合、基本的には断脚が必要となり、併せて抗癌剤治療が行われますが、それでも余命は1~2年程度

跛行(はこう)する、歩きたがらないなど、少しでも気になることがあった場合には、早めに動物病院で診てもらうことをおすすめします。

グレート・ピレニーズの病気【治療費(手術・通院)】はどのくらいかかる?

グレート・ピレニーズが病気になった場合の治療費(手術・通院)はどのくらいかかる?

Good morning / PIXTA(ピクスタ)

グレート・ピレニーズの病気や怪我でどのくらいの治療費がかかるのかは、その病気や怪我の程度、治療法、犬の健康状態、治療にかかる期間、動物病院の技術・設備などによって幅があり、一概に費用を示すのは難しいですが、以下に参考例を挙げてみましょう。

たとえば、骨肉腫の場合、生存期間によって治療費の総額は変わるので、ここでは骨肉腫の診断から手術、退院するまでの費用の目安とします。

【骨肉腫における治療費の目安】

【項目】【費用の目安】
診察料1,000円~17,00円程度
血液検査/血球検査
 〃  /生化学検査
2,000円程度
9,000円程度
レントゲン検査1万円~
腹部エコー検査1万円~
CT検査5万円~
手術(断脚手術、麻酔料含む)20万円~
入院(術後点滴、手術創処置ケア含む)1万5,000円~/1日
(通常、7日~10日)

この他、確定診断のための病理検査をはじめ、必要に応じて費用が加算されます。

いずれにしても、グレート・ピレニーズは超大型犬であるため、治療費は”高額”になります。

ペット保険加入【メリット】【デメリット】は?

ペット保険加入のメリット・デメリットは?

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グレート・ピレニーズのペット保険【加入メリット①】

特に、高額の獣医療費がかかった時、自己負担金が少なくて済むということは何よりのメリットでしょう。

グレート・ピレニーズのペット保険【加入メリット②】

辛い話ですが、中には高額の獣医療費を支払うことが叶わず、必要な治療を断念する、泣く泣く「安楽死」を選択せざるを得ないというケースも現実にはあります。

このような時、もしペット保険に加入しており、かつ補償対象と合致するならば、より高度な治療を受けさせてあげることができ、結果的に”愛犬の命が助かる”こともあるでしょう。

グレート・ピレニーズのペット保険【加入メリット③】

ペット保険によっては健康相談やしつけ相談、迷子探しサポートなど付加サービスを受けられるものもあり、それも一つのメリットと言えます。

グレート・ピレニーズのペット保険【加入デメリット①】

ペット保険加入のデメリットは?

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毎月の掛け金(保険料)を支払う必要があり、その分の出費があることは言うまでもありません。

基本的にペット保険は一年契約で、掛け捨てタイプ

そのため、満期になっても支払った掛け金が戻ってくることはありません

グレート・ピレニーズのペット保険【加入デメリット②】

愛犬が加齢するごとに掛け金が高くなるケースが多く、何年か継続加入しているうちに、予想外に掛け金が高くなってしまうことがあります。

グレート・ピレニーズのペット保険【加入デメリット③】

たとえ治療費がかかる病気があったとしても、それが”補償対象外”の病気であると補償はしてもらえず、ペット保険を活用することができません

グレート・ピレニーズのペット保険加入【タイミング】【待機期間】【補償開始時期】は?

グレート・ピレニーズのペット保険加入のタイミングや待機期間、補償開始時期は?

toc / PIXTA(ピクスタ)

グレート・ピレニーズのペット保険【入るタイミングは?】

基本的には病気や怪我の治療中であるとペット保険には加入できませんが、中には病気や怪我の内容により判断するとしているペット保険もあります

仮に、愛犬が何らかの病気や怪我をしたタイミングでペット保険に加入できたとしても、その病気や怪我の治療費は補償されません。

加入前にすでに罹(かか)っていた病気や怪我に関しても同様です。

また、新規に加入できる年齢に制限が設けられており、シニア犬向けの保険プランがないペット保険では、制限年齢になるまでの間でなければ新規加入はできないことになります。

したがって、ペット保険に新規加入するならば、治療中の病気や怪我がなく、比較的若い年齢のほうが有利と言えるでしょう。

グレート・ピレニーズのペット保険【待機期間は?】

グレート・ピレニーズのペット保険加入のタイミングや待機期間、補償開始時期は?

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ペット保険の多くは、新規加入後、保険契約が開始になると同時に「待機期間(または免責期間)」と呼ばれる一定期間(おおむね1ヶ月程度)を設けています。

この「待機期間(免責期間)」内に生じた病気は”補償対象にはならない”のでご注意ください。

なお、癌(がん)については待機期間を長く設けている場合があります(60日~120日程度)

また、怪我に関しては、待機期間中であっても補償になるペット保険もあれば、病気同様に待機期間を設け、補償とはならないペット保険もあります。

一方で、この待機期間を設けておらず、契約後すぐに補償が開始されるタイプのペット保険も存在します。

このように待機期間に関しても各社各様であり、実際の補償に関わる部分なので、重要事項説明書やパンフレットなどをよくご確認ください。

グレート・ピレニーズのペット保険【補償開始時期は?】

グレート・ピレニーズのペット保険加入のタイミングや待機期間、補償開始時期は?

Zuzule / PIXTA(ピクスタ)

実際に補償が開始される日のことを「補償開始日」「責任開始日」などと言います。

注意したいのは、新規加入の場合、契約をしたからといって、”その日から補償が開始されるわけではない”ということ。

たとえば、保険の申し込みを毎月15日で締め切り、契約が有効となる日を翌月の1日からとしているペット保険があるとします。

この場合、5日に申し込みをしたとしても、契約が有効となるのは翌月の1日からで、さらに待機期間を1ヶ月設けている場合、実質的な補償が開始されるのは申し込み日から翌々月の1日から、つまり、およそ2ヶ月後ということになります。

なお、加入申し込みをした後には審査が行なわれ、条件が合わない場合には保険契約ができないこともあります。

グレート・ピレニーズのペット保険加入【補償対象年齢(犬種)、割合、告知、多頭飼い】などの条件は?

グレート・ピレニーズのペット保険加入時の補償対象年齢(犬種)、割合、告知、多頭飼いなどの条件は?

田舎の写真屋 / PIXTA(ピクスタ)

グレート・ピレニーズのペット保険【補償対象年齢】

ペット保険に新規加入できる年齢は、7歳まで、8歳まで、10歳まで、11歳まで、12歳までなどペット保険会社によって違いがあるので、よく確認してください。

10歳を過ぎても入れるペット保険はあるわけですが、選択肢がより広くなるという意味では、できれば6~7歳頃までに加入するのが有利となります。

しかし、超大型犬であるグレート・ピレニーズはシニア期が訪れるのが早いので、できるだけ若いうちにペット保険に加入するほうが有利でしょう。

グレート・ピレニーズのペット保険【補償対象犬種】

ペット保険では純血種からミックス犬まで犬種に関係なく加入することができますが、掛け金については、小型犬・中型犬・大型犬、さらには超大型犬といったサイズ、または体重によって分けられ、大型犬になるほど掛け金が高くなるのが一般的です。

しかし、中にはサイズに加え、その犬種の特質や有病率などを考慮した分類となっているペット保険も存在します。

グレート・ピレニーズの場合は大型犬、もしくは超大型犬に含まれています。

グレート・ピレニーズのペット保険加入時の補償対象年齢(犬種)、割合、告知、多頭飼いなどの条件は?

グレピぱぱ / PIXTA(ピクスタ)

グレート・ピレニーズのペット保険【補償対象割合】

ペット保険では、治療費のうちどのくらいを補償してくれるのか、それには3つのタイプがあります。

ペット保険【補償対象割合】

【補償タイプ】【補償対象割合】
定率補償実際に支払う治療費のうち70%、50%など一定の割合を補償するタイプ。残りは自己負担となる。
定額補償治療費がいくらかかったかに関わらず、あらかじめ定められた一定の額を補償するタイプ。
実額補償実際にかかった治療費の全額、つまり100%を補償するタイプ。

特に、実額補償では一見お得のように思えますが、代わりに掛け金が高い傾向にあることは注意のしどころです。

なお、せっかくならより高い補償を得たいとペット保険の併用加入を考える人もいるかもしれませんが、できる場合とできない場合とがあります。

そもそも併用を認めていないペット保険会社では併用ができません

なお、せっかくならより高い補償を得たいとペット保険の併用加入を考える人もいるかもしれませんが、併用できる場合とできない場合とがあります。

そもそも併用を認めていないペット保険会社では併用ができません

また、保険金請求時に診療明細書をはじめとした必要書類の原本の送付を必要とするペット保険会社同士では併用が難しいでしょう。

逆に、「併用加入が可能」としているペット保険会社や、「条件付きで可能」とするペット保険会社もあるので、併用を希望する場合は各社の規約や重要事項説明書をよく確認し、必要であればペット保険会社に問い合わせてみてください。

併用するにあたっては、掛け金がそれだけ高くなることは言うまでもありませんが、組み合わせる保険プランを熟考する必要もあります。

グレート・ピレニーズのペット保険加入時の補償対象年齢(犬種)、割合、告知、多頭飼いなどの条件は?

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グレート・ピレニーズのペット保険【告知義務は?】

ペット保険に加入するには、基本的に告知義務が生じます

内容はそれぞれのペット保険会社によって違いますが、「犬種」「生年月日」「体重」などの他、主に以下のような項目が必要となります。

ペット保険【告知義務内容】

✔ ワクチン接種の有無とその状況
✔ これまでに罹(かか)った病気
✔ 過去3ヶ月以内に動物病院で受けた治療について
✔ 現在治療中の病気や怪我があるか

これらの回答により、「無条件での保険契約」になるか、治療歴によっては「特定の病気または特定の身体の一部に対しては補償対象外とされた契約」になるか、はたまた「契約ができない」ということになるのか、保険契約にとっては非常に重要な部分となります。

万一、嘘の告知をし、それが判明した場合は、”受け取れる保険金の額が左右されたり、契約自体が破棄”となったりすることがあります。

法的には違法行為と見なされる上、自分にとって不利となるので、絶対にしませんように。

なお、ペット保険の乗り換えや併用加入時には、これまで入っていたペット保険名やプラン名などの告知が必要になることがあります。

グレート・ピレニーズのペット保険【多頭飼いは対象?】

多頭飼いをしていてもペット保険に加入することは可能です。

むしろ、多頭飼いでは2頭目以降が割引となるなど、若干お得になっているペット保険もあります。

ただし、1頭1契約であり、1契約で複数頭が契約できるわけではありません。

費用的に全頭を加入させるのは難しい場合、病気や怪我のリスクが高そうな犬だけを加入させるというのも一つの考え方です。

グレート・ピレニーズのペット保険、「病気」「手術」「入院・通院」の【補償範囲】は?【夜間診療】【限度額】は?

グレート・ピレニーズのペット保険、「病気」「手術」「入院・通院」の補償範囲は?夜間診療や限度額は?

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グレート・ピレニーズのペット保険【病気の補償範囲は?】(歯周病・パテラ・先天性心疾患など)

実は、ペット保険で治療費が補償されると言っても、すべての病気が補償されるわけではありません

それぞれのペット保険会社によって違いはありますが、基本的に、「先天性疾患(または加入前に発見されている先天性疾患)」や、すべてまたは一部の「遺伝性疾患、病気にはあたらないと判断されるもの」などは補償対象外となります。

以下に補償対象外となることが多い病気の例を示しますが、A社では補償対象外でも、B社では補償対象となる場合があります。

さらに、本来は補償対象外であっても、その状態(乳歯遺残や鼠径ヘルニアなど)が病気化して治療が必要な時や、その病気が原因で他の病気を発症し、治療が必要な時は補償対象となる場合もあるので、詳しくは各ペット保険会社の規約や重要事項説明書をご確認ください。

【補償対象外になることが多い病気・処置の例】

歯周病、乳歯遺残、不正咬合、抜歯、予防のための歯石除去など
眼瞼内反・外反、進行性網膜萎縮症など
膝蓋骨脱臼、股関節形成不全、肘関節形成不全、レッグ・ペルテス病など
鼠径(そけい)ヘルニア、臍(さい)ヘルニア、停留睾丸など

(注:子犬を購入した後、早期に死亡した場合、同等の子犬と交換する、または返金をするといった「生命保証」なるものを見かけますが、これはペットショップやブリーダーなど販売者独自のサービスとなり、ペット保険会社の保険商品に付随するものではありません)

グレート・ピレニーズのペット保険、「病気」「手術」「入院・通院」の補償範囲は?夜間診療や限度額は?

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グレート・ピレニーズのペット保険【手術などの補償範囲は?】(去勢・避妊など)

手術費用が補償となるプランであっても、犬の去勢・避妊手術は補償対象とはなりません

逆に、たとえば本来は補償対象外としている抜歯や歯石除去が、他の病気の治療のために必要で、全身麻酔をかけて行うのであれば手術にあたると判断され、補償対象となる場合もあります。

愛犬に手術が必要で、それが補償してもらえるのかどうかよくわからない時には、加入しているペット保険会社に問い合わせてみることをおすすめします。

グレート・ピレニーズのペット保険【入院・通院の補償範囲は?】

通院・入院・手術の補償について、「年間の限度額以内」であれば保険を利用できる回数に制限を設けていないペット保険や、「一回の手術につき補償可能な入院日数を限定」しているもの、「退院するまでを一回」と数え、年間の回数を設定しているものなど、ペット保険によっていろいろです。

グレート・ピレニーズのペット保険【ワクチン・予防接種・健康診断は補償範囲?】

グレート・ピレニーズのペット保険、「病気」「手術」「入院・通院」の補償範囲は?夜間診療や限度額は?

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【一般的に補償対象外となることが多いものの例】

ペット保険では、狂犬病の予防注射や各種感染症のワクチン、健康診断などは”補償対象外”になります。

【一般的にペット保険で補償対象外となることが多いものの例】

【区分】【事例】
予防にあたるもの狂犬病やジステンパーなどの予防接種、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防、健康診断、マイクロチップの挿入など
予防可能な感染症狂犬病、ジステンパー、パルボウイルス感染症、犬伝染性肝炎など
病気にあたらないもの歯石除去、乳歯遺残、臍ヘルニア、停留睾丸など
代替医療理学療法、中国医療、オゾン療法、アロマセラピーなど
治療補助療法食、サプリメント、自宅使用のシャンプーなど
妊娠・出産系避妊・去勢手術、交配や出産などに起因する病気や怪我
ケア系肛門腺絞りや耳掃除などグルーミング一般、治療を伴わない介護やリハビリ、ペットホテルなど

グレート・ピレニーズのペット保険【夜間・救急診療は補償範囲?】

夜間・救急・往診などの治療費も補償されることがありますが、その場合、夜間・救急・往診であることから「加算された治療費」の分は補償対象外となり、「基本の治療費のみ」が補償対象となる場合もあります。

グレート・ピレニーズのペット保険【支払い(年間)限度額・限度回数は?】

グレート・ピレニーズのペット保険、「病気」「手術」「入院・通院」の補償範囲は?夜間診療や限度額は?

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各保険プランには補償可能な限度額や、保険を利用できる限度回数などが設けられているので、よく確認してください。

たとえば、

1日分として補償可能な限度額
手術1回あたりの補償限度額
年間にわたる補償限度額
年間にわたる利用できる限度回数

など。

これらの限度額・回数を超えた分については補償対象にならず、”自己負担”となってしまいます。

しかし、中には年間の限度額以内であれば、「1日の限度額や利用回数を設定していない」ペット保険も存在します。

また、一定の額に満たない治療費については補償しないという意味の「免責金額」を設けているペット保険と、設けていないペット保険とがあることにも注意が必要です。

グレート・ピレニーズのペット保険【保険料】は毎月いくら?【保険証】はある?

グレート・ピレニーズがペット保険に加入する場合の保険料は毎月いくら?保険証はある?

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グレート・ピレニーズのペット保険【保険料は?毎月いくらかかる?】

ペット保険に加入する場合、シェットランド・シープドッグではおおむね以下の掛け金(保険料)がかかります。

これは子犬期~シニア期まで、リーズナブルなプランからやや充実したプランまでを含んだものであり(オプション分は含まれていません)、ペット保険会社によって金額にはかなり幅があります。

グレート・ピレニーズ【ペット保険の目安】

【月/年】【料金の目安】
月額およそ900円~2万8,000円
年額およそ1万1,000円~32万6,000円

(2022年1月現在)

実際は、プランの内容や犬の年齢などにより、これより安い場合、もしくは高い場合もあるでしょう。

中には掛け金が安い代わりに、免責金額が高く設定されているペット保険もあります。

その場合、免責金額分は補償してもらえず、つまり自己負担になるわけですから、掛け金が安いことだけにとらわれず、許容できる免責金額か、そのバランスを考えることが大事です。

グレート・ピレニーズのペット保険【保険証はある?】

グレート・ピレニーズがペット保険に加入する場合の保険料は毎月いくら?保険証はある?

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ペット保険の中には、人間で言う「健康保険証のようなカード」が用意されており、それを動物病院の窓口に提出すると、その場で保険清算(窓口清算)ができる仕組みのものもあります。

たいへん便利ではありますが、まだ数が少ないのが現状です。

窓口清算ができない場合は、一旦治療費全額を支払い、保険金請求書や診療明細書などの必要書類をペット保険会社に送付し、後日保険金が振り込まれてくるのが一般的です。

送付の方法には郵送、インターネット、専用アプリなどがあります。

グレート・ピレニーズ【子犬・老犬(シニア)】はペット保険に加入できる?

グレート・ピレニーズの子犬・老犬(シニア)はペット保険に加入できる?

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グレート・ピレニーズのペット保険【子犬は加入できる?】

子犬でもペット保険に加入することは可能です。

新規加入できる年齢は「生後30日齢」から、「生後50日齢」から、「生後2ヶ月齢」からなどペット保険によって違いがあります。

グレート・ピレニーズのペット保険【老犬(シニア)は加入できる?】

昨今では老犬(シニア犬)向けの保険プランも登場しました。

しかし、まだ稀(まれ)です。

老犬でペット保険に新規加入するのはなかなかハードルが高いわけですが、継続加入するならば終身補償が可能なペット保険が多いので、なるべく若いうちに加入してシニア期に備えるのもいいでしょう。

ただし、更新の段階で条件が合わなくなると、契約が継続できない場合もあることにはご注意ください。

グレート・ピレニーズのペット保険【選び方】や【ポイント】は?

グレート・ピレニーズがペット保険に入る際の選び方やポイント!

あかね / PIXTA(ピクスタ)

グレート・ピレニーズ【ペット保険の選び方・ポイント①】

ペット保険にはそれぞれ特色や違いがあるので、最初から一つに決めず、細部にわたっていろいろなペット保険を比較検討することをおすすめします。

グレート・ピレニーズのペット保険【選び方・ポイント②】

グレート・ピレニーズで見られがちな遺伝性疾患や、なりやすい病気を把握した上で、それらが補償対象になるのか、ならないのかを確認しましょう。

また、愛犬の年齢ステージで出やすい病気についても併せて確認を。

グレート・ピレニーズのペット保険【選び方・ポイント③】

グレート・ピレニーズがペット保険に入る際の選び方やポイント!

toshiharu_arakawa / PIXTA(ピクスタ)

保険商品の説明がわかりやすく、知りたい情報がしっかりと記載されているかを見ることもペット保険選びのポイントになります。

以下については必ず確認するようにしましょう。

加入できる年齢や病歴

愛犬の年齢や病歴で加入できるか。

掛け金

年間を通して十分に払える金額か、加齢した時の掛け金はどうか。

限度額(1日、1回、年間)

限度額が設定されている場合、その限度額を超えてしまった分は自己負担になるので、限度額があまりに低いと不安。

利用限度回数

利用回数が設定されている場合、その回数が少ないと不利。

免責金額

免責金額が設定されているかどうか。設定されている場合、その金額は納得いくか。

待機期間(免責期間)の有無とその日数

待機期間中に発生したものは補償対象外となるので、病気、癌、怪我、それぞれについての待機期間の有無とその日数は必ず確認を。

更新の度に限度額や利用回数はリセットされるのか

リセットされない場合は、利用するごとに利用枠が少なくなっていくので不利。

補償範囲

補償範囲は広ければ広いほど良い。

補償対象外のもの

病気になっても補償対象外なら保険を使えないので、事前に必ず確認を。

請求の仕方

書面での請求の場合は意外に面倒なもの。事前に請求方法も確認を。

グレート・ピレニーズのペット保険、更新や解約、乗り換え時のトラブル防止や注意点は?

グレート・ピレニーズのペット保険、更新や解約、乗り換え時のトラブル防止や注意点は?

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グレート・ピレニーズのペット保険【更新や解約トラブル防止・注意点!】

継続加入していると一生安心と思いがちですが、中には継続加入できても継続できる年齢に制限を設けていたり、要相談となっていたりするペット保険もあるのでご注意ください。

また、更新時に無条件で更新できるとは限らず、「慢性疾患に罹(かか)ってしまった」場合など、更新時に限度額や利用回数がリセットされずにそのままカウントされ続けたり、条件に合わなければ更新不可と判断されたりすることもあります。

これからというシニア期になって保険を継続できないというトラブルもあるので、「いつまで継続できるのか?」「気になる病気に罹(かか)った時には継続できるのか?」確認するようにしましょう。

また、最初はリーズナブルでも更新ごとの掛け金の上げ幅が大きく、シニア期には高額になってしまうペット保険や、逆に中庸の掛け金ながら上げ幅が小さく、シニア期にそれほど高額にならないペット保険などがあるので、上げ幅にも注目し、更新を続けた際の掛け金のシミュレーションをしてみることも大事だと思います。

その他、特に掛け金が年払いで途中解約したい場合、返金についてはどう計算されるのか、契約時にあらかじめ確認しておくことも大切でしょう。

グレート・ピレニーズのペット保険【乗り換えトラブル防止・注意点!】

グレート・ピレニーズのペット保険、更新や解約、乗り換え時のトラブル防止や注意点は?

Perle / PIXTA(ピクスタ)


なお、それまで終身のペット保険に加入していた場合は、乗り換えることがほんとうにプラスになるのか熟考も必要です。

ペット保険の乗り換えを考える時、乗り換え先の新規加入できる年齢枠に当てはまるかは必ず確認をしてください。

乗り換えて逆に補償条件が狭くなるようではマイナスになるので、補償範囲や限度額など確認しましょう。

特に、”補償対象”、”補償対象外”となるものについては各社で違いもあるので要チェックです。

また、それまでに罹(かか)ったことのある病気は”補償対象外”になることがあるので、その点も確認を。

注意したいのは、乗り換え先の待機期間です。

その間に前のペット保険の契約が切れると保険がない空白の期間ができてしまうので、乗り換えるタイミングも見計らったほうがいいでしょう。

なお、それまで終身のペット保険に加入していた場合は、乗り換えることがほんとうにプラスになるのか熟考も必要です。

グレート・ピレニーズのペット保険【まとめ】

グレート・ピレニーズのペット保険【まとめ】

Airi&Junior / PIXTA(ピクスタ)

グレート・ピレニーズは超大型犬のわりに寿命が長めですが、それでもシニア期は小型犬よりずっと早くやってきます

また、大型な分、医療費も高くかかりがち

いざ病気になったり、怪我をしたりすると「保険に入っていれば…」と思うものですが、グレート・ピレニーズではなるべく若いうちにペット保険に加入したほうが有利でしょう。

癌(がん)も懸念されるグレート・ピレニーズでは、癌(がん)における待機期間についても要チェックです。

どうぞ、愛犬にとって良いペット保険が見つかりますように。

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