【獣医師監修】犬に豚肉をあげてもいい?あげるときの注意点は?

犬にお肉をあげている飼い主の方も多いでしょう。牛肉や馬肉などの肉と比べて手頃な豚肉は食べさせやすいお肉ですが、そもそも犬に与えても大丈夫なのでしょうか?今回は犬に豚肉を食べさせる時に気をつけたい注意点やあげ方について解説します。

【獣医師監修】犬に豚肉をあげてもいい?あげるときの注意点は?
出典 : Kwiatek7/ Shutterstock.com

犬に豚肉をあげても大丈夫!

犬に豚肉をあげても大丈夫!

Andrei Pogrebnoi/ Shutterstock.com

犬に豚肉を食べさせても、基本的には大丈夫です。ただし、人間と同じように、生肉は食べさせないほうが安心です。厚生労働省がWebページ(注1)に掲載しているように、豚肉には腸管出血性大腸菌やサルモネラのような病原性の細菌が付着したり、E型肝炎ウイルスなどの人に害を与えるウイルスや寄生虫に感染している場合があるため、生で食べるのは避けましょう。細菌やウイルス、寄生虫は加熱により死滅するので、食べさせる際は、中心部までしっかり加熱してください。
スーパーで販売されている豚肉は検査を行っているので安全だと言われていますが、それでも危険性はゼロではありません。

犬が豚肉を食べるメリットは?

犬が豚肉を食べるメリットは?

Bastiaan Schuit/ Shutterstock.com

豚肉に豊富に含まれるたんぱく質の原料であるアミノ酸は、毛や筋肉、爪などの身体をつくる栄養素のひとつで、人間だけでなく犬にとっても重要な成分。アミノ酸のほかにもビタミンB群も豚肉には豊富に含まれています。

犬は生の豚肉を食べても大丈夫?

犬は生の豚肉を食べても大丈夫?

Africa Studio/ Shutterstock.com

先述したように、生の豚肉を食べさせることはおすすめできません。病原性の細菌が肉や内臓に付着したり、ウイルスや寄生虫に感染しているおそれがあるため、食べさせる時には必ずしっかりと加熱しましょう。

豚肉を食べさせるならどんな部位がいい?脂身は?

豚肉を食べさせるならどんな部位がいい?脂身は?

Forest Foxy/ Shutterstock.com

豚肉には脂身の多い部位があるため頻繁に豚肉を食べさせる場合は脂身を取り除いてから与えましょう。犬は一度に大量の脂身を食べると、急性膵炎になるおそれがあります。

また、同じ豚肉の中でもヒレ、肩、バラではカロリー量が違います。もっともカロリーが少ない部位はヒレで、脂肪分の多いバラは、ヒレと比べると100gあたり約4倍ものカロリー量となります。
したがって、豚バラを与えすぎると、肥満の原因になってしまうので注意してください。

豚肉はどんな食べさせ方がいい?

豚肉はどんな食べさせ方がいい?

Africa Studio/ Shutterstock.com

豚肉と野菜を一緒に調理するときは、犬にとって害を与える玉ねぎなどのネギ類には注意が必要です。ネギ類と一緒に豚肉を焼いたり煮たりすると、汁にも犬の赤血球を壊してしまう硫化アリルが溶け出てしまうので、汁も与えてはいけません。
犬の食べやすさを考慮すると、豚肉を細かく刻み、フードのトッピングとして使うのがおすすめです。

子犬の時から豚肉を食べさせても問題ありませんが、豚肉を使ったご飯に慣れてしまうとドライフードを食べなくなる場合もあるため、注意が必要です。そもそもドライフードには、たんぱく質が多く含まれているので、あくまでも主食はドライフードにしましょう。

みんなのコメント

お肉大好きさん
大量に脂身を食べると急性膵炎になるって初めて知りました!怖いですね。我が家は手作りご飯を作っているので、これから気をつけたいと思います。ありがとうございましたU・x・U

あなたも一言どうぞ

コメントする

編集部のおすすめ記事

内容について報告する

関連する情報をもっと見る

「TOP」の人気記事RANKING