【プロドッグトレーナー監修】セント・バーナードは初心者が飼って大丈夫?首の樽は何?性格や平均寿命は?
セント・バーナードは犬好きでなくとも誰もが知る犬でしょう。大きな体で、いかにもおおらかそうなセント・バーナードは、かつてスイスの雪山で遭難救助に使われていた犬でした。中でも40人以上の命を救ったバリーという名の犬は伝説化しており、世界中にこの犬種の存在を知らしめました。そんなセント・バーナードとはどんな犬なのでしょう?
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麻布大学介在動物学研究室(旧動物人間関係学研究室)で、人と犬の関係学を研究。
この分野では日本で初めての博士号を取得。
目次
セント・バーナード【初心者が飼っても大丈夫?飼いやすい?】【断耳・断尾は必要?】
Grigorita Ko/ Shutterstock.com
セント・バーナード【初心者が飼っても大丈夫?飼いやすい?】
セント・バーナード(St. Bernard)は超大型犬。
セント・バーナードを初心者が飼うには少々難しいでしょう。
体重も力もあり、それをコントロールできることは必須です。
大型犬をコントロールできないと、散歩中の交通事故など思わぬ重大な事故につながることがあります。
また、どんな犬であっても気をつけなければいけないのは咬傷事故(こうしょうじこ)。
アメリカ獣医師会が1973年から2013年までに発表された咬傷事故に関する研究・統計をレビューした結果、その中で度々名前の挙がる犬種を公表しているのですが、セント・バーナードも含まれているのです。
もっとも、こうした研究調査は条件や調査法、その時代で人気のあった犬種、地域環境などによって結果には差が見られることがあるため、あくまで参考としてご覧ください。
アメリカ獣医師会【レビュー結果】
✓ ジャーマン・シェパード・ドッグ
✓ ミックス犬
✓ ピット・ブル系の犬
✓ ロットワイラー
✓ ジャック・ラッセル・テリア
✓ チャウ・チャウ
✓ スパニエル
✓ コリー
✓ セント・バーナード
✓ ラブラドール・レトリーバー
cynoclub / PIXTA(ピクスタ)
一方で、日本の場合、茨城県や札幌市などでは県や市の条例の中で「人に危害を加えるおそれのある犬」として「特定犬」を指定しており、その中にセント・バーナードが含まれています。
これは飼育不可というような意味ではなく、条例により特定犬は脱走や事故が起こらないような囲われた場所で飼育するよう定められていることを意味します。
海外でもこのように特定の犬種の飼育や繁殖などを禁止・制限・注意喚起する法律や条例のある国は多くありますが、アメリカ動物行動獣医協会をはじめ、「犬種」ではなく、性格や環境、飼い主の育て方や犬への理解度など「個体」の問題であるとする意見があり、実際、カナダやオランダのように以前は同様の法律・条例があったものを廃止している国・地域もあります。
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いずれにしても、セント・バーナードは巨体ゆえに、思わぬ事故が起こらぬよう、しつけや飼育環境、犬への接し方など配慮しなければならないということに変わりはありません。
【茨城県が定める「特定犬」】
✓ 秋田犬
✓ 紀州犬
✓ 土佐犬
✓ ジャーマン・シェパード・ドッグ
✓ ドーベルマン
✓ グレート・デーン
✓ セント・バーナード
✓ アメリカン・スタッフォードシャー・テリア/アメリカン・ピット・ブル・テリア
✓ 体高60cmおよび体長70cm以上の犬
✓ 危険性があると判断され、知事が指定した犬
【参照元】
・American Veterinary Medical Association(AVMA)「Dog Bite Risk and Prevention: The Role of Breed」
・茨城県「茨城県動物の愛護及び管理に関する条例」
・茨城県「犬の咬傷事故について」
・札幌市「札幌市動物の愛護及び管理に関する条例」
・American Veterinary Society of Animal Behavior(AVSAB)「Position Statement on Breed-Specific Legislation」
・American Veterinary Medical Association(AVMA)「The dangerous dog debate」
セント・バーナード【断耳・断尾は必要?】
セント・バーナードでは断耳・断尾は行なわれません。
セント・バーナード【首からぶら下げている樽(たる)は何?中身は?】
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セント・バーナードというと首から樽(たる)を下げている姿がよく描かれています。
樽の中身はお酒?ウィスキー?ウォッカ?と気になる人もいるようですが、一般的には、樽の中には遭難者の気つけに使う”ブランデー”が入っていると言われます。
しかし、実は、これは想像の産物なのです。
19世紀、犬や馬など動物の姿を多く描いたイギリス人画家エドウィン・ランドシーアが、セント・バーナードの雪山での救助シーンをモチーフに絵(Alpine Mastiffs Reanimating a Distressed Traveler)を描いた時に、さもそれらしくするために脚色したのでした。
ランドシーアはたいへん有名な画家だったことから、それ以降、「セント・バーナードの首には小さな樽」がイメージとして定着してしまったようです。
(参考:エドウィン・ランドシーアはニューファンドランドのホワイト&ブラックの犬を好んで描いたことから、この毛色の犬は彼にちなんで“ランドシーア”と呼ばれ、国際畜犬連盟FCIでは独立犬種とされています)
セント・バーナード【よだれ掛けが必要?食費がかかる?】
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セント・バーナード①【よだれが多い】
確かにセント・バーナードはよだれが多く、それを拭くためにお出かけの時には常時タオルを手にしている飼い主さんをよく見かけます。
マズル(口吻)は短くて幅が広く、長さより深さのほうがあり、一般的な犬種と比べて唇の締まりが少し緩い。
この形状がよだれを溜まりやすくもしているようですが、よだれが嫌なら他の犬種を飼ったほうがいいと言う人もいるほどセント・バーナードには付き物です。
放っておくとよだれ焼けで毛が赤茶けたり、皮膚が炎症を起こしたりすることもあるので、「こまめにタオルで拭く」「よだれ掛けを使う」「寝場所にはバスタオルを敷く」などしてあげるといいでしょう。
セント・バーナード②【大食い】
ドライフードに手作り食、おやつ、何を与えるかにもよりますが、セント・バーナードは”大食漢”。
ドライフードのみとした場合でも月に「2万5,000円~3万円」程度の食費はかかるでしょう。
セント・バーナード【原産国・歴史・寿命は?】
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セント・バーナード【原産国】
原産国:「スイス」
11世紀、聖アウグスチノ修道会の修道士らによって標高2469mのグラン・サン・ベルナール峠(英語読み:グランド・セント・バーナード峠/スイスとイタリアとの国境にあたるアルプス山脈にある峠)に建てられたホスピス(旅人のための救護施設)が、数世紀を経た後、セント・バーナードの故郷となりました。
セント・バーナード【歴史(種類)】
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スイスは紀元前1世紀~紀元401年にわたり、ローマ帝国の支配下にありました。
ローマ軍は番犬や戦闘犬として巨体で勇猛な犬(モロシア犬/Molossus Dog)を有していましたが、スイスへの支配権が放棄され、ローマ軍が去った後、取り残された犬たちがいました。
スイス政府観光局の「スイスの歴史」によれば、「アルプス北方に配置されていたローマ軍部隊はイタリアを防御するため呼び戻され…」とあるので、アルプス周辺にその犬たちが残った可能性は高いでしょう。
これらの犬たちの末裔(まつえい)は、アルプス周辺で番犬や牧場の犬として飼われ続けました。
時は過ぎて17世紀中頃のこと、グラン・サン・ベルナール峠のホスピスの修道士たちは、近隣の村からこの犬を数頭譲り受け、当初は単に番犬として飼っていたといいます。
ACOBA / PIXTA(ピクスタ)
ところが人を救助するのに長けた特別の才能をもち合わせている犬であることに気づき、修道士たちは山岳地帯でのレスキュー・ドッグ、すなわち遭難救助犬・山岳救助犬としてセント・バーナードを育成することにし、救助活動に同行させるようになったのです。
そうした姿は、絵や(1695年)、ホスピスの文書(1707年)として記録が残っていると伝えられています。
セント・バーナードが助けた人の数は数知れず。
中でももっとも有名なのは、40人以上の命を救った「バリー(Barry)」(1800年~1814年)という名の犬で、この犬種を世界に知らしめる存在となり、バリーと言えば救助犬の代名詞となるほどでした。
やがてバリーが天寿を全うした後は、その姿が剥製(はくせい)となり、ベルンの自然史博物館に展示されています。
ホスピスの歴史は300年以上続き、2005年にその犬と繁殖犬舎を引き継いだというバリー財団によると、生まれた子犬のうちもっとも美しい子犬にはバリーと名付ける慣習があるのだとか。
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1880年、犬種名がセント・バーナードに落ち着くまでは、バリー・ドッグ、アルペンドッグと呼ばれた他、グッド・サマリタン・ドッグ、ホリー・ドッグ、ホスピス・ドッグ、アルパイン・スパニエルなどの名も見られ、現在のFCIスタンダードには「ST.BERNHARDSHUND, BERNHARDINER」と表記されています。
スイスで犬の登録が開始された時の初登録犬はレオンという名のセント・バーナードであり、1887年以降、セント・バーナードはスイスの国犬となりました。
【参照元】
・Swiss St. Bernhards-Club「Barry Swiss」
・FONDATION BARRY「History and Breed」
・FEDERATION CYNOLOGIQUE INTERNATIONALE(AISBL)「ST.BERNHARDSHUND, BERNHARDINER (St. Bernard)」
・一般社団法人 ジャパン・ケネル・クラブ「世界の犬/セント・バーナード」
・AMERICAN KENNEL CLUB「Official Standard of the Saint Bernard」
・デズモンド・モリス「デズモンド・モリスの犬種事典」(株式会社 誠文堂新光社、2007)他
・スイス政府観光局「スイスの歴史/ローマ支配の時代」
セント・バーナード【平均寿命】
平均寿命:8歳~10歳
※個体の健康度や国・地域、気候、環境などによって寿命には差が生じます
セント・バーナード【大きさ・毛色・子犬(赤ちゃん)の販売価格は?
Grigorita Ko/ Shutterstock.com
セント・バーナード【オス】大きさ(体重・体高・体格)
体高:70cm~90cm
体重:75kg~85kg
国際畜犬連盟(FCI)では健全な動きができる限り、上記体高以上であっても許容としていますし、アメリカン・ケネル・クラブ(AKC)のスタンダードはオス犬で最小約70cm、メス犬約65cmとしていますので、もっと大きな犬もいます。
中には100kgを超える犬も。
ギネス世界記録でももっとも体重がある犬種はオールド・イングリッシュ・マスティフとセント・バーナードであると紹介されています。
セント・バーナード【メス】大きさ(体重・体高・体格)
体高:65cm~80cn
体重:50kg~70kg
一般的に、メス犬はオス犬よりも小ぶりで、やや細身の体型となります。
セント・バーナード【毛色の種類】
ACOBA / PIXTA(ピクスタ)
被毛が厚いほうが風雪厳しい環境では有利になるのではないかとの考えから、一時期ニューファンドランドと交配されたことがあるため、現在では短毛と長毛の2タイプが存在します。
毛色の基本はともに同じで、地色が白の中に、赤茶色の大小斑模様、または背中から脇腹にかけてマントを被ったような模様になります。
マズルの周囲(マズル・バンド)や両目の間から鼻梁(びりょう)にかけて(ブレーズ)、首の後ろ、胸、足、尾の先端などは白になり、目の周囲の顔部分は左右対称の黒っぽいダークなマーキングが望ましいとされます。
セント・バーナード【子犬(赤ちゃん)の販売価格】
販売価格:30万円~
※価格はあくまでも目安であり、販売者や犬の状況によって変動します。
セント・バーナード【特徴・性格(気質)・魅力は? 】
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セント・バーナード【容姿・スタイル】
昔のセント・バーナードは今より小柄で、ややスリムだったようですが、現在のセント・バーナードはがっしりとして重厚感があります。
山岳地帯で働いてきただけに太い脚は強靭。
体高と体長の比率は9:10程度でバランスのとれた体型をしています。
頭蓋(ずがい)は幅広く、ストップ(口吻の付け根部分)は深くてはっきりとしており、額には皺(しわ)が見られることがあります。
頬(ほほ)に沿って垂れた耳は、顔の大きさに対してやや小さめに見える目と相まって親しみやすい印象を与えます。
セント・バーナード【性格(気質)】
人に対してはおおむね友好的で、穏やかな反面、警戒心や縄張り意識が強く、不審と感じれば威嚇的態度に出ることもあります。
家族には深い愛情を示しますが、独立心もあり反抗的な一面もあり、かまわれ過ぎるのをあまり好まない傾向もあるため、しつけをするには飼い主の根気が必要になります。
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セント・バーナード【魅力】
何と言ってもゆったりと構えた貫禄と存在感は格別で、人間のほうが頼りたくなるくらいです。
世界中で知られているだけに、アニメや映画などで起用されることも多く、たとえばアニメ「アルプスの少女ハイジ」に登場する「ヨーゼフ」は有名。
日本ではアニメ「フランダースの犬」の「パトラッシュ」もセント・バーナードというイメージがありますが、あれは日本の子どもが受け入れやすいよう作られた犬で、耳も立っていますし、厳密にはセント・バーナードとは違います。
原作のパトラッシュは、ブービエ・デ・フランダース(ブービエ・デ・フランドル)がモデルであるというのが通説になっていますが、原作にはパトラッシュについて、「フランダースの犬は毛並みは黄色で、頭と手足が大きく、狼のような耳がまっすぐ立っている」とあり、代々荷車牽きに使われてきた犬だとあります。
【参照元】ウィーダ、村岡花子訳「フランダースの犬」(新潮文庫、昭和29年発酵、昭和54年35刷)
セント・バーナード【気をつける病気は?】
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気をつける病気①【熱中症】
セント・バーナードなどの大型犬は暑さに弱いため、熱中症には要注意です!
春先から秋口にかけては「極力涼しい時間帯に散歩する」、「犬の居場所の気温はこまめにチェック」する、「十分な水分補給ができるようにする」など配慮を。
留守中の自宅や車の中などで熱中症になるケースは少なくないので、「少しくらい大丈夫だろう」は禁物です。
気をつける病気②【股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)】
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大型犬に多いこの病気は股関節(こかんせつ)に緩みが生じ、「お尻を左右に振るように歩く」「後肢を同時に蹴るウサギのような走り方をする」「散歩や段差を嫌がる」「後肢の幅が狭い」などの様子が見られるようになります。
7割は遺伝的要素、3割は環境的要素が関係するとされ、生後1年未満の若齢で症状が出ることが多いと言われます。
肥満や滑りやすい床などは症状を悪化させるため、体重コントロールや、滑りやすい床は避けるなど環境改善は重要となります。
気をつける病気③【胃拡張・胃捻転症候群】
食後すぐに遊ぶ・多量の水を飲む、加齢による胃周辺の靭帯の緩みなどがきっかけとなって、胃にガスや液体が溜まり、胃が膨れてしまう状態を胃拡張と言います。
これが進行すると胃が捻じれる胃捻転となり、他の臓器への血流が途絶えるなどして緊急を要する状態となってしまいます。
セント・バーナードのような胸の深い大型犬に多いと言われているので、食後の行動にはご注意を。
セント・バーナード【病気になった場合、ペット保険は適用される?】
ぴょんちゃん / PIXTA(ピクスタ)
愛犬が病気やケガをした時に医療費の助けとなるのがペット保険です。
しかし、どんな病気やケガでも補償されるというわけではなく、
予防にあたるもの
例:各種ワクチン、フィラリア予防、マイクロチップ装着費用、健康診断費用
病気にはあたらないと判断されるもの
例:歯石除去、乳歯遺残、去勢・避妊手術、交配・出産関連、トリミング関連
先天性の異常、すでにもっている病気
代替医療
例:針灸を覗く中国医療、アロマ、ホメオパシー
などは、補償対象外となるのが一般的です。
補償割合や加入できる年齢、また、A社では補償対象外となるものでも、B社では補償対象となるなど各社各様なので、ペット保険の加入を考える時には、愛犬の健康リスクや年齢などを踏まえ、よく比較検討して選ぶことをおすすめします。
セント・バーナード【飼い方(しつけ)・散歩の仕方・注意点!】
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セント・バーナード【飼い方(しつけ)】
社会化が大切なのは言うまでもありませんが、特に大型犬で気をつけたいのは、「リードの引っ張り癖」や「人に飛びつく癖をつけない」こと。
事故予防を念頭に置いたしつけも必要です。
セント・バーナードは自分で考えて行動するようなところがあり、しつけに若干根気が必要になることもあるかもしれませんが、それは個性の一つとして、場合によってはしつけ教室などに通ってじっくりしつけに取り組みたいものです。
セント・バーナード【散歩の仕方】
運動不足は「吠える」「破壊など行動」の問題につながることがあり、精神面の健康のためにも適度な運動は必要です。
散歩の目安:1日2回、「各30分~1時間」程度
ただし、年齢や健康状態、個体差、季節などによってそれぞれです。
歩くだけの散歩だけではなく、おもちゃを使った遊びを通して全身を使った運動ができるとベストでしょう。
大型犬は骨の成長が速く、子犬期に過度な運動をさせると関節にトラブルが生じることもあるのでご注意ください。
cynoclub / PIXTA(ピクスタ)
セント・バーナード【注意点!】
セント・バーナードは超大型犬のため、「歩行に支障が出たり」「寝たきりになったり」など、老犬になった時には世話をどうするのかあらかじめ情報を得ておくことは大切です。
大型犬は老化が早いということは頭の片隅に置き、アンチエイジングを心がけましょう。
セント・バーナード【まとめ】
dogphotoworks / PIXTA(ピクスタ)
セント・バーナードは”元祖救助犬”と言ってもいいでしょう。
本場アルプスでは、セント・バーナードと歩く歴史的な峠道のハイキングが人気だそうですが、天を仰ぐ雄大な山々のごとく、大きなハートをもっているセント・バーナード。
”憧れの犬”だという人も多いかもしれませんね。
【参照元】スイス政府観光局「サン・ベルナール峠とその犬たち」
*注意:犬は生き物であり、性格やサイズ、運動量、寿命など個体差があります。
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