【獣医師監修】犬にきのこをあげても大丈夫?正しい食べ方と注意点

山の恵みと言われるきのこには、食物繊維が豊富なため食べることで腸内環境を整える効果があります。このきのこを愛犬が食べたらどうなるのでしょうか。今回は愛犬にきのこを食べさせても大丈夫なのかご紹介します。

【獣医師監修】犬にきのこをあげても大丈夫?正しい食べ方と注意点
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犬がきのこを食べても基本的に問題ない

犬がきのこを食べても基本的に問題ない

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きのこと言っても、豊富な種類がありますが、基本的に、人間が食べても大丈夫なきのこは犬が食べても問題はないと言われています。

犬がきのこを摂取することで得られる効果は注目されており、きのこ入りのドッグフードも販売されているほどです。

犬がきのこを食べるメリット

犬がきのこを食べるメリット

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きのこには犬の健康管理に役立ついろいろな栄養素が入っています。代表的な栄養素と働きを見ておきましょう。

●β-グルカン

β-グルカンは、きのこや酵母、大麦に含まれている食物繊維の一種です。
ヒトでは、β-グルカンはリンパ球などの免疫細胞を活性化すると報告されており注目を集めています。

●ビタミンB1

別名チアミンとも呼ばれ、糖質を分解しエネルギーに変換するのに必要な水溶性の必須ビタミンです。ビタミンB1は神経機能を正常に保つ働きがあります。欠乏した場合は痙攣など神経症状が見られますが、ドッグフードを食べている限り欠乏症になる心配はありません。

●ビタミンB2

別名リボフラビンとも呼ばれ、特に脂肪を分解しエネルギーに変換するのに必要な水溶性の必須ビタミンです。ビタミンB2は皮膚や毛の健康を保つ働きがあります。

●ビタミンD

カルシウムの吸収をサポート、歯や骨を丈夫に維持してくれる栄養素です。カルシウムには自律神経を安定させる働きがあります。天日干しすることでビタミンD含有量が増えるため、余ったきのこはスライスした状態で乾かしてから保存しましょう。
※きのこ類にはビタミンD前駆体のエルゴステロールが含まれます。エルゴステロールは日光にあたるとビタミンDに変化するので、生のきのこより干したものの方がビタミンD含有量は多いです。

●食物繊維

適量の食物繊維とることで腸内環境を整えてれくれます。お通じを良くする効果も期待されて、お腹の中をスッキリきれいにする栄養素です。人間ほどたくさんの食物繊維はいらなくても、ある程度は必要とされます。野菜嫌いでもしいたけは食べてくれる、という子には重要な食物繊維摂取源となる食材です。

きのこの食べ過ぎは禁物!

きのこの食べ過ぎは禁物!

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犬の食事は、炭水化物とタンパク質がメインです。人間の主食・おかず・汁物といった考え方とは違うため、きのこは適量に留めましょう。初めてきのこを食べた時はとくにお腹の調子が不安定になりやすく、下痢してしまう子もいます。様子を見ながら量を調整、無理をさせないペースで進めてください。

消化不良を起こさないためにも、食べさせすぎないこと、一口サイズに切ってあげることを心がけましょう。

犬が食べても大丈夫なきのこまとめ

犬が食べて大丈夫なきのこまとめ

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犬にきのこをあげても大丈夫だと分かっても、種類が豊富なため悩む人もいるでしょう。同じきのこ類であっても、含まれている成分などが若干変わってきます。こちらでは犬に与えても大丈夫なきのこについて紹介します。

●まいたけ

β-グルカンの量は、他のきのこ類と比べても圧倒的な量を誇っています。リンパ球などの免疫細胞を活性化すると報告されており、期待される成分として注目を集めています。

●しめじ

β-グルカン、ビタミンB群などを豊富に含んでいて、食物繊維はさつまいもと同じ量と言われています。また、紫外線を浴びることでビタミンDに変化する「エルゴステロール」という成分も含んでいます。

●しいたけ

お吸い物や焼き、煮物などさまざまなメニューに使われるしいたけは、きのこ類の中でも、一番馴染み深いものです。

●なめこ

なめこと言えば、独特のぬるぬる成分をイメージする人も多いでしょう。そのため、犬に与えても大丈夫かと心配になる人もいると思いますが、問題ありません。なめこ特有のぬるぬるは「ムチン」という糖たんぱく質の一種です。

●マッシュルーム

マッシュルームには食物繊維やビタミンB2、パントテン酸やカリウムなどさまざまな栄養成分が含まれています。さらに、きのこの旨味成分でもある「グアニル酸」はしいたけの3倍もの量です。

●エリンギ

エリンギには「ナイアシン」と呼ばれる皮膚や粘膜の炎症を抑えて、代謝に深く関わる成分が含まれています。また、きのこ類の中でもエリンギには食物繊維が多く含まれているためお通じを良くする目的にも最適です。

●松茸

松茸と言えば高級きのこの代名詞。高級なのでその分栄養素も豊富に含まれているのではないか、と考える人もいるでしょうが、栄養的な観点からは平凡で、栄養が特別豊富なわけではありません。ちなみに、松茸の香りは食欲を向上させたり、消化を手助けしたりするなどと言われていますが、犬に同様の効果があるとは限りません。

●きくらげ

きくらげは、その色によって「白きくらげ」と「黒きくらげ」の2種類に分類されます。白きくらげは希少価値が高く、また成分としては水溶性の食物繊維が豊富で、便秘に効果的です。また、黒きくらげは鉄分を豊富に含んでいるため、貧血予防に効果的と考えられています。黒きくらげには、ビタミンDやカルシウム、食物繊維が多いので便秘に悩んでいる愛犬に食べさせましょう。

きのこは人間だけが食べるものというイメージがあると思いますが、犬に食べさせても問題ありません。あげる場合は適量を心がけましょう。

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