【獣医師監修】ダックスフンド(猟犬)の性格や種類(毛色)。歴史、寿命、主な病気は?

脚が短くチョコチョコとせわしなく歩く姿が、とってもかわいいダックスフンド。もともとは狩猟犬だったので、自然が多い所で生活をしていましたが、実は順応性に優れており、街での生活や共同住宅での生活にもすぐ慣れることができます。今や多くの愛犬家たちを魅了する、ダックスフンド。その魅力と特徴に迫ります。

ダックスフンドの最大の特徴は?

ダックスフンドの最大の特徴は?

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ダックスフンドの最大の特徴といえば、やっぱりその体型。体長が体高の2倍もあり、全犬種の中で最も「短足、胴長」の犬として知られています。穴熊を追って地中の穴の中に潜り込み、その中を思い通りに移動できるように胴長・短足の体型に作られたそう。体型に加えて、狩猟犬の特徴である獲物を捕える顎の強さや獲物を仕留めるための優れた体力も兼ね備えています。

そしてもう一つの特徴は、鋭い嗅覚と大きなほえ声。ダックスフンドという名前のとおり、「穴熊=(dachs:ダックス)、フンド=hound(ハウンド:獣猟)」で、ハウンドグループの中の嗅覚ハウンドに属しています。

穴熊猟は嗅覚によって穴を捜すことに始まり、その穴に入り込んで穴熊を発見・威嚇し、穴から追い出す方法で行われるので、鋭い嗅覚と大きなほえ声は地中での狩猟にとって大変役に立っています。

ダックスフンドの被毛は、大きく3つのタイプに分けられています。

艶のある短毛のスムースタイプは、この被毛で雨風から体を守ります。なめらかな長毛のロングタイプは、少しウェーブがかかっていることもあり、スムースタイプよりもさらに体を保護する役目を果たします。ピンと張った太い硬い毛のワイヤータイプは、密集した下毛が体を十分に保護する役割をしています。

毛色は被毛の種類によって多少の違いがあります。

スムースタイプとロングタイプ
レッドレディッシュ・イエローイエロー(クリーム)ブラック&タンブラウン&タンブラック&イエローブラウン&イエロー。その他にダップル(大理石様)、タイガーブリンドル(縞目)、ブリンドル(縞目)などがあります。

ワイヤータイプ
ワイルドボア、または枯葉のような色の単色、その他スムースと同じ色となります。

ダックスフンドの歴史「繁殖の努力」とは?

ダックスフンドの歴史「繁殖の努力」とは?

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15世紀頃のオーストリアやドイツの山岳地方に存在したと考えられているダックスフンドは、16世紀に発見された資料に「背が低く曲がった足の犬」と書かれていたことが分かっています。当時は「穴を掘る小型犬」、「ダッケル」、「アナグマ犬」などと呼ばれていたようです。

ダックスフンドは、3つの被毛タイプと3種類のサイズがあります。

初期のダックスフンドは滑らかな被毛で覆われたスムースタイプでしたが、その後「bracke(ブラッケ)」と呼ばれるミニチュア・フレンチ・ポインターと交配されます。

スムースタイプのダックスフンドが、スパニエル系とジャーマン・ストベルフンドと繁殖され、ロングタイプのダックスフンドが誕生したとも言われています。

さらに害獣を仕留めるテリアタイプのピンシャーと交配し、ワイヤータイプのダックスフンドが生まれ徐々に種類が増えていったと考えられています。

身体のサイズは、大きな方からスタンダードのダックスフンド、ミニチュアダックスフンド、カニンヘンダックスフンドとなります。それぞれのタイプのダックスフンドは、その地域の地形や天候などを考慮に入れて狩猟に適した特徴を持たせて繁殖されました。

どのダックスフンドも、タフで頑強な上、穴熊や狐などの小型の哺乳動物をすばやくしとめる能力に長けています。

1900年には、非常に小さなサイズのダックスフンドが登場し、ウサギなどのより小さな獲物を追う猟犬として活躍しましたが、たまたま生まれた中で一番小さなサイズの子犬だったり、残念ながらどれもダックスフンドの特徴を欠いているといったことがあったようです。

そこで1910年、ダックスフンドの改良のための厳しい基準が設けられ、スムースタイプはミニチュアピンシャー、ロングタイプはパピヨン、ワイヤタイプはミニチュア・シュナイザー、というようにそれぞれのタイプを他の犬種と交配させることになりました。

ダックスフンドは毛質によって性格が違う?

ダックスフンドは毛質によって性格が違う?

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ダックスフンドは、基本的には独立心が強いという性格が特徴です。これは、かつて穴熊猟をしていた名残ともいえるかもしれませんね。
反面、家族で行動するのが大好き!

愛情深く、小さなお子さんのいる家庭でも上手く暮らしていくことができます。
ただ、警戒心がとても強いので、家族以外の初めて合った人や子供には神経質になりやすく、突然吠えたり攻撃的になってしまうこともあるので注意した方が良いかもしれません。

基本的な性格はあまり差は無いのですが、繁殖の関係で毛質によって性格の特徴が多少の違いがありますので参考にして下さい。

・スムースタイプ・・人懐っこく明るい、飼い主に忠実
・ロングタイプ・・・比較的穏やかで甘えん坊、やや神経質なところもある
・ワイヤータイプ・・・他のタイプより社交的で気が強い反面、陽気で好奇心旺盛

ダックスフンドの寿命はどれくらい?

ダックスフンドの寿命はどれくらい?

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ダックスフンドの平均寿命は14~17歳くらいとされています。
※個体差が大きく、人間よりも統計上の数字が正確ではないため、あくまでも目安として考えてください。

他の犬種に比べて、長生きの傾向にあるようです。
愛犬が長生きできるように、日頃からの体調管理をすることや生活環境を整えましょう。

ダックスフンドの特徴的な病気とは?

ダックスフンドの特徴的な病気とは?

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ダックスフンドの特徴的な病気と言えば、椎間板ヘルニアであることは良く知られています。
症状として、初期の段階では、歩き方に違和感(足を引きづるようになったなど)がある、活動的でなくなる、段差でつまづくようになるといったものです。
この病気を予防するためには体重管理が大切なのはもとより、運動でしっかり筋肉をつけることも大切です。

また、フローリングなどの滑りやすい床での生活やソファやベッドから頻繁に飛び降りるような環境は、足腰に負担がかかりやすく椎間板ヘルニアになるリスクを高めてしまうため、できるだけ避けたほうがいいでしょう。

ダックスフンドは垂れ耳ですから、外耳炎や中耳炎にも注意が必要です。

原因とはしてはダニなどの寄生虫、細菌、真菌、アレルギーなどが考えられます。頻繁に耳をかくようになったり、耳の中が臭くなるなどの症状が出るようになったら、早めに獣医師の診断を受けることをお勧めします。

基本的に、耳の中は清潔に保つように心がけることが大切ですね。

また、「膝蓋骨脱臼」は小型犬で多く発症します。膝蓋骨が体の内側にずれる内方脱臼と外側にずれる外方脱臼がありますが、小型犬では内方脱臼が一般的です。また、先天的に膝関節とその周辺に異常があって発症する場合と、外傷などが原因で後天的に発症する場合があります。

ダックスフンドの特徴まとめ

ダックスフンドは、一時期、人気が下降した時期もあったようですが、ここ数年は不動のTOP3の人気犬種のダックスフンド。
基本的には物事に動じない明るい性格の犬種ですから、私たちのドッグライフを豊かなものにしてくれるに違いありません。

みんなのコメント

はなちゃんさん
夫がダックス大好きで、この秋にダックスを飼おうと今ちょうど探していました! 毛色による性格や病気など、とても参考になりました。運命の子に出会えるよう、心から願っています。

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