【獣医師監修】犬は納豆を食べても大丈夫?納豆の臭いやアレルギー、健康効果は?

犬が納豆を食べても大丈夫なのでしょうか?あの独特のねばりや臭いを嫌がるのではと思う人も多いようですが、腐敗した食べ物を好む犬もいるので、納豆を食べたがる愛犬もいるかもしれません。。今回は納豆が犬にもたらすメリットや納豆をあげるときのポイントについて説明します。

  • 監修者:徳本一義 先生(獣医師)

【獣医師監修】犬は納豆を食べても大丈夫?納豆の臭いやアレルギー、健康効果は?
出典 : WilleeCole Photography/Shutterstock.com

犬に納豆を与えても大丈夫!健康効果も期待できる!?

犬に納豆を与えても大丈夫!健康効果も期待できる!?

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犬に納豆を食べさせても基本的に問題ありません。
しかしそもそも納豆のネバネバを嫌がる犬も多いため、あまり食べないと思われます。

普段、人間が食べる納豆であればどんな種類でも犬に与えて問題ありません。どうしても与えたい場合はフリーズドライ納豆や納豆サプリメントをあげるなどネバネバがないものを与えるなどしてもいいでしょう。納豆菌が含まれたおやつやふりかけもあるので、犬の癖や好き嫌いに合わせて購入してみましょう。

犬に納豆を与える健康効果やメリットは?

犬に納豆を与える健康効果やメリットは?

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納豆は人間にとって健康効果が期待できるのと同様に、犬にも有益なのではないかと考えられているようです。

メリット① 「ナットウキナーゼ」

納豆には「ナットウキナーゼ」という、たんぱく質を分解する酵素が含まれています。人間では、このナットウキナーゼが、血栓の主成分であるフィブリンを溶かして、脳梗塞や心筋梗塞などの予防が期待できると言われています。犬においても脳循環の改善にいいとされ、ナットウキナーゼを含んだ犬用サプリメントが販売されています。

メリット② 「タンパク質の摂取」

納豆には豊富な栄養素が含まれており、納豆の原料である大豆は「畑の肉」と称されるほどです。
昔、日本人は穀類と大豆で生活していたといわれるほど、納豆にはたんぱく質が豊富に含まれています。たんぱく質は、犬の筋肉や皮膚、臓器などの健康維持に役立ちます。

メリット③ 「ビタミンK2は骨を強化」

納豆に含まれるビタミンK2により、犬の骨の成形を強化する効果が期待できます。ビタミンK2の働きによってカルシウムの吸収が助けられるのです。

犬に納豆を与える際のアレルギーなどの注意点!

 犬に納豆を与える際のアレルギーなどの注意点!

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納豆は犬の健康維持にとって優れた食品ですが、場合によっては食べさせてはいけないケースもあるので注意しましょう。

注意点① 「納豆の大豆アレルギー」に注意!

犬によっては大豆アレルギーを持つ場合もあります。大豆アレルギーを持つ愛犬が納豆を食べると、皮膚が赤くなったり、異常に痒がったりという症状が出ます。飼っている愛犬が大豆アレルギーなのかどうか分からないときは、まずは最初に少量だけ納豆を与えて様子を見てみましょう。

注意点② 「納豆の薬味や薬」に注意!

人間は納豆に醤油やからし、ネギなどをかけて食べますが、犬に与える場合はこのような味付けをしてはいけません。必ずそのまま与えてください。

また、人間では、血液をかたまりにくくする薬を飲んでいる場合、納豆を食べることは禁じられています。薬を飲んでいる犬にどうしても納豆を食べさせたい場合は、薬の飲み合わせによって薬が効きにくくなることもあるので、獣医師に確認してみましょう。

注意点③ 「納豆の臭いや糖分」に注意!

納豆は食感や香りに特徴があります。ドッグフードをメインに、納豆をトッピングやおやつとして適量あげましょう。ただし、甘納豆のような糖分が含まれる納豆はカロリーが多いことからあげすぎに注意が必要です。

愛犬に納豆をご飯やおやつとして与える際には与えすぎに注意!

愛犬に納豆をご飯やおやつとして与える際には与えすぎに注意!

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納豆は、日本人にとってなじみの深い食べ物のひとつです。人間の健康を支える納豆を愛犬にもあげることで、愛犬の健康にも役立つと嬉しいですね。納豆を愛犬に与える際には、食事の2割以下になるようにコントロールして、くれぐれも与えすぎには注意しましょう。

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監修者情報

徳本一義 先生(獣医師)
徳本一義 先生(獣医師)
小動物の臨床栄養学に関するスペシャリスト。大学卒業後、小動物臨床に従事したのち、大手ペットフードメーカーで15年以上、臨床栄養学の観点からペットフードの開発、ならびに研究・情報発信に携わる。現在は獣医療・教育関連のコンサルタントとしての活動のほか、複数の獣医系大学で講師を兼任するとともに、ペット栄養学会 理事など、ペットの栄養に関する団体の要職も務める。

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