やんちゃだけど憎めない!ジャック・ラッセル・テリアの特徴と魅力

ジャック・ラッセル・テリアはパワーみなぎる、エネルギッシュな犬種。小さくて見た目はかわいらしい姿ですが、実は物おじしない強さを秘めています。穴掘り大好き! 走るの大好き!な猟犬でもあるジャック・ラッセル・テリアの性格や特徴を理解し、ぜひ家族に迎えてみてください。

ジャック・ラッセル・テリアの特徴~脚は短いけれど、力強さを持っている

ジャック・ラッセル・テリアの理想サイズは体高が25~30センチ、理想体重は体高が仮に25センチであれば5キロです(体高5センチにつき、1キロ)。外見は体長よりも体高の方がやや大きく、脚は短めで力強い印象。小さな頭に短めのマズルと大きな垂れ耳の顔立ちで、まっすぐな尻尾はやや太めです(尻尾は、断尾する場合もあります)。

3種類の毛質

ジャック・ラッセル・テリアには、特徴の異なる3つの毛質があります。

①スムース
短い直毛。3種類の中で最も抜け毛が多い毛質です。毎日のブラッシングは欠かせません。

②ブロークン
短毛と長毛の間の長さの被毛で、硬めのウェーブ状のもしゃもしゃした毛質。手で死毛を抜き、常に新鮮な毛が生えるようにする「ストリッピング」と呼ばれる手入れが必要です。

③ラフ
長毛。耳、口、眉毛が他の部位より長めになっています。ラフ同様、ストリッピングによる手入れをします。

いずれの毛質も、抱っこをするとチクチク洋服に刺さるような感覚を覚えます。硬めの獣毛ブラシを使い、マッサージをしながら手入れをしましょう。ちなみに、親犬がスムースでもラフが生まれたり、子犬の頃はスムースだったのに成長とともにラフやブロークンになったりするケースもあり、ちょっと不思議な?犬種です。

ジャック・ラッセル・テリアの歴史~イギリスの狩猟犬

ジャック・ラッセル・テリアは、19世紀中頃にイギリスのデボン州に住む牧師、ジョン・ラッセルによって作出された比較的新しい犬種です。

ラッセル牧師はキツネ狩りをこよなく愛しさらに優秀な猟犬を作りたい!という思いから、スムース・フォックス・テリアにボーダー・テリアやビーグルを交配します。さらに気性の強い猟犬にするためブルテリアも交配し、見事に望み通りの猟犬を誕生させます。

牧師の名前が、ジャック・ラッセル・テリアの名前の由来となりました。実はイギリスケネルクラブの創立メンバーの一人でもあったのですが、あえてケネルクラブへの登録は拒否し狩りに使うことのみに徹したと言われています。

巣穴に潜り込んでキツネを追い立てるのは危険と隣り合わせです。ジャック・ラッセル・テリアは、賢さと同時に勇敢で気性の強さを持つ猟犬として確立したのです。

日本でも家庭犬として多く飼育され、公園やドッグランで元気に走り回るジャック・ラッセル・テリアを見ることができます。

2014年度ジャパンケネルクラブのジャック・ラッセル・テリアの登録頭数は、138犬種中14位で4334頭です。

ジャック・ラッセル・テリアの性格:やんちゃ坊主

小さくて愛らしい容姿からは想像しがたいのですが、ジャック・ラッセル・テリアの性格はとても活発で負けず嫌いです。好奇心も旺盛な性格で、ひとり遊びも上手です。まさに元気いっぱいなやんちゃ坊主のようです。

飼い主に献身的で何かあれば絶対に助けるんだ、という頼もしい性格です。時に飼い主がいじめられている!と勘違いして、そばに来る人を威嚇することもあります。

そんな行動を見て、攻撃性があると思われがちですが、性格は温厚で攻撃性は弱い犬種です。幼犬の時から正しいしつけを行えば、家庭犬としての暮らしに何の支障もありません。

頑固で執着心も強く、気に入ったおもちゃを手放さないことがあるほどです。これも猟犬特有の性格です。この性格を上手にしつけるには、「マテ」をしっかりと教えてあげることと、ある程度でおもちゃは取りあげて人間主導にしておくことです。

■ジャック・ラッセル・テリアの性格まとめ
活発負けず嫌い好奇心旺盛献身的勇敢頑固
ジャック・ラッセル・テリアの平均寿命とかかりやすい病気
ジャック・ラッセル・テリアの平均寿命は13~15年程度と考えられています。

ジャック・ラッセル・テリアがかかりやすい先天的な病気は特にありません。

もともと丈夫な犬種ですが気を付けたい病気として、膝蓋骨脱臼、皮膚疾患が挙げられます。幼犬や老犬になった時は、あまり高い所からジャンプさせないようにして予防します。

被毛は抜けやすい犬種ですので無駄毛は毎日取り除きます。時々ストリッピングによる手入れを行うと同時に、血液循環を良くして、皮膚病にかからないようケアします。

また穴を見れば猟犬の血が騒いで入ろうとしてしまいます。不意の事故を防ぐためにも散歩中はしっかりとリードをつなぎ管理をしましょう。

ジャック・ラッセル・テリアの飼い方:一緒に遊ぼう!

ジャック・ラッセル・テリアは、室内飼育が理想的です。庭に放し飼いしていたら土を掘って柵を潜り脱走してしまった、ということもありますので、屋外飼育の場合は小屋のタイプや設置の仕方に十分に配慮しましょう。

ジャック・ラッセル・テリアは、とにかく動き回りたい犬種です。毎日の散歩は最低でも30分を2回行います。また歩くだけでなく、ボール遊びやフリスビーなど、追いかける遊びで体力を使えるように配慮をしましょう。運動不足はイタズラや無駄吠えを誘発しますから大敵です。

狩猟犬の本能が残っていますので、動くものを瞬間に追いかけようとします。リードが手から離れないようにしましょう。引っ張り癖のない良い子に育てるために、しつけは欠かせませんが、成長していく我が子を見るようで、しつけはとても楽しいことですよ。

活発な犬種ですから、アウトドアが大好きな人には、最高の相棒になります。飼い主が連れていく場所なら、「どこへでもお供します!」という気迫を感じることができます。ドッグスポーツに挑戦すれば、良い記録が期待できます。

頭の良いジャック・ラッセル・テリアは、飼い主の動向にも敏感です。落ち込んでいれば、顔を覗き込むように心配してくれます。飼い主の笑顔を見れば、わざとオモチャを見つめたと思ったら、今度はこちらを見返して、「一緒に遊ぼう!」と言わんばかりです。

ジャック・ラッセル・テリアが登場する近年の映画でも、その賢さと勇敢な性格で、人間を助けてくれる良き相棒ぶりが描かれていて、作品のスパイスになっています。

ジャック・ラッセル・テリアを飼う前に、映画などを観て、性格や愛らしい行動を味わってみて下さいね。

ジャック・ラッセル・テリアが登場する映画

マスク(1994年/アメリカ)、「マスク2」(2005年/アメリカ)マイ・ドッグ・スキップ(2000年/アメリカ)ダニエルとスーパードッグ (2004年/カナダ )ぼくとママの黄色い自転車(2009年/日本)犬とあなたの物語 いぬのえいが(2011年/日本)

などに登場します。

ジャック・ラッセル・テリアは長く付き合える良き相棒

ジャック・ラッセル・テリアは寿命も長く、飼い主の人生の歴史を一緒に作ってくれる良き相棒です。

他の犬種と同じで、幼い頃はイタズラばかりして、庭に穴を掘ったりソファをかじったりすることがあるかもしれませんが、しつけを覚えるのも早いので、成犬になる頃にはイタズラもなくなります。

やんちゃな性格は好奇心の現れです。たくさんの経験をさせて知的好奇心を満たしてあげましょう。

ジャック・ラッセル・テリアとの暮らしは、日々楽しくやんちゃな相棒ができた喜びに浸ることができるはずです♪

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