【獣医師監修】犬の口の周りが腫れて心配。この症状から考えられる主な病気や原因、対処・予防法は?
犬の口の周りや顔が腫れていると、「どうしたの?」と驚いてしまいますよね。歯周病やアレルギー、腫瘍、原因はいくつか考えられます。場合によっては食べ物や薬品、植物、昆虫、ヘビ(マムシ)などに起因することも。今回は、犬の口の周りが腫れたときに考えられる病気や原因、対処法や予防法を解説します。
更新日:
日本獣医畜産大学(現:日本獣医生命科学大学)大学院 獣医学研究科 修士課程 修了。
1988年に埼玉県上尾市でフジタ動物病院を開院する。
同病院の院長として、獣医師15名、AHT・トリマー・受付31名、総勢46名のスタッフとともに活躍している。
【資格】
◇獣医師
【所属】
◆日本小動物歯科研究会 会長
◆公益社団法人 日本獣医学会 評議員
◆財団法人 動物臨床医学会 理事
◆公益財団法人 動物臨床医学研究所 評議員
◆日本獣医療倫理研究会(JAMLAS) 理事
◆NPO法人 高齢者のペット飼育支援獣医師ネットワーク 理事
◆日本獣医臨床病理学会 評議員
◆社団法人 日本動物病院福祉協会
◆世界動物病院協会
◆日本動物病院会
◆小動物臨床研究会さくら会
◆PCM 研究会
その他の会に所属し、研究活動を精力的に行っている。
◇岩手大学 農学部獣医学科 非常勤講師(2008~2012年)
◇帝京科学大学 生命環境学部 アニマルサイエンス学科 非常勤講師(2012年~)
◇日本大学 生物資源科学部 獣医学科 高度臨床獣医学 非常勤講師(2013年~)
【編著】
「基礎から学ぶ小動物の歯科診療 Vol.1」interzoo
「基礎から学ぶ小動物の歯科診療 Vol.2」interzoo
目次
犬の口の周りが腫れている【考えられる原因・病気は?】
iStock.com/Nevena1987
犬の唇(くちびる)や口の周り、または顔が腫れている場合、以下のような原因が考えられます。
【獣医師監修】犬の口唇炎(こうしんえん)原因や症状は?対処・治療法、治療費、予防対策は?
口唇炎とは唇に炎症が起きた状態を言い、赤みや腫れ、時に出血が見られます。状況によっては痛みや痒みを伴い、食欲不振に陥ることも。子犬から老犬までどんな犬でも発症する可能性はありますが、特にボクサーやパグなど、唇が垂れ下がる犬および短頭種に多く見られます。今回は犬の口唇炎の原因や注意点、治療法、予防などについて解説します。
【獣医師監修】犬の口唇裂(こうしんれつ)原因や症状は?対処・治療法、治療(手術)費、予防対策は?
犬の口唇裂(こうしんれつ)とは、口唇(特に鼻から上唇にかけて)が本来の形ではなく、先天的に裂けている状態(裂開/れっかい)です。口の中の上顎部分に裂開が入る口蓋裂(こうがいれつ)を伴うことも多く、ブルドッグやペキニーズ、ボストン・テリアなどの犬種はそのリスクが高いと言われています。今回は犬の口唇裂について解説します。
犬の口の周りが腫れる「原因」①【歯周病の悪化】
愛犬の歯周病が進行するにつれ、歯垢(しこう)・歯石に含まれる細菌は歯肉のみならず、歯の根元の奥深くにまで及び、炎症が広がっていきます。
【獣医師監修】犬の歯周病、原因や症状は?対処・治療法、治療費、ケア・予防対策は?
犬は虫歯にはなりにくいものの、歯周病にはなりやすく、3歳以上の犬の80%は歯周病と言われています。愛犬が歯周病になったとき、症状や対処・治療法はどのようなものがあるのか?原因や予防方法も含めて、歯周病について詳しく解説します。高齢になったときの健康にも影響を及ぼすので、若いうちから歯周病予防をしましょう!
この状態を「根尖周囲病巣(こんせんしゅういびょうそう)」と言いますが、さらに進行すると目の下や頬に穴が開く外歯瘻(がいしろう)や、口腔内に穴が開く内歯瘻(ないしろう)、そして口腔と鼻腔とを隔てる骨および組織に穴が開く口腔鼻腔瘻(こうくうびくうろう)につながってしまうことも。
【獣医師監修】犬の外歯瘻(がいしろう)目の下に穴が?原因や症状は?治療法、治療費、予防対策!
犬の外歯瘻(がいしろう)とは、歯周病、または露出した歯髄への細菌感染などにより、その炎症が歯の根元周囲にまで及んだことから、膿が排出されるトンネルが皮膚まで通じてしまい、目の下や顎の下などに膿の出口である穴が開いてしまった状態を指します。治療には主に歯内治療や抜歯が必要となります。今回は外歯瘻について詳しく解説します。
【獣医師監修】犬の内歯瘻(ないしろう)歯肉に穴が?原因や症状、治療法、治療費、予防対策!
犬の内歯瘻(ないしろう)とは、歯周病や露出した歯髄(しずい)への細菌感染などにより、その炎症が歯の根元周囲にまで及び、膿(うみ)が排出されるトンネルができてしまい、歯肉をはじめとした口腔粘膜に穴が開いてしまった状態を指します。治療には主に歯内治療や抜歯が必要となります。今回は犬の内歯瘻について詳しく解説します。
【獣医師監修】犬の口腔鼻腔瘻(こうくうびくうろう)原因や症状は?対処・治療法、治療費、予防対策!
犬の口腔鼻腔瘻(こうくうびくうろう)とは、口腔と鼻腔とを隔てる骨が溶けたり、破壊されたり、その両者がつながってしまった状態を言います。主な原因は歯周病の悪化。治療には抜歯の後に貫通した箇所を塞ぐ外科的処置が必要です。歯周病由来の場合、すべての犬にみられますが、特にミニチュア・ダックスフンドでよく起こる病気のひとつです。
この過程において、口の周りや顔が腫れることがあります。
犬の口の周りが腫れる「原因」②【歯の破折(はせつ)・咬耗(こうもう)】
「破折(はせつ)」とは、歯が欠けたり、折れたりすること。
破折した歯。歯髄が露出している。特に、上顎の第4前臼歯(奥歯の一番大きい歯)は意外に折れやすいので注意が必要/©フジタ動物病院
【参照元】フジタ動物病院「歯科の治療例:破折」
【獣医師監修】犬の歯が折れた(破折)!歯は生え変わる?抜歯の費用は?原因や対処・予防方法!
犬の歯が折れたとなると慌ててしまうことでしょう。犬の歯は強いというイメージがありますが、意外にも折れやすいのです。「硬過ぎる骨」「ガム」「ヒヅメ」「おもちゃ」などは要注意!歯髄(しずい)が露出した折れ方は細菌感染の心配があるため、早急な治療が望まれます。今回は犬の破折について詳しく解説します。
「咬耗(こうもう)」は物をかじり過ぎて歯が擦り減ってしまった状態を言います。
咬耗の例。犬歯が擦り減っている。テニスボールのような柔らかめの物でもかじり続けることで歯が擦り減ることがある/©フジタ動物病院
【参照元】フジタ動物病院「歯科の治療例:破折」
愛犬が破折して歯髄(しずい)が見えている(露髄)場合、それを放置すると歯髄(しずい)から細菌が入り込み、歯髄炎になり、さらに歯髄壊死(歯髄が腐ってしまうこと)を起こす恐れがあります。
【獣医師監修】犬の歯髄炎(しずいえん)原因や症状は?対処・治療法(抜歯)、治療費、予防対策!
犬の歯髄炎とは、多くは歯が破折し歯の中心部にある歯髄に細菌が入り込み、炎症が起きた状態です。歯が折れたり、擦り減り歯髄が露(あらわ)になると細菌にさらされやすくなり、速やかな治療が肝要になります。歯髄が露出した3歳以上の犬では24時間以内に歯髄が炎症を生じる可能性もあります。今回は歯髄炎の原因や症状について解説します。
放置すれば根尖周囲病巣や外歯瘻、内歯瘻、下顎骨骨折などにつながる可能性もあり、注意が必要です。
【獣医師監修】犬の外歯瘻(がいしろう)目の下に穴が?原因や症状は?治療法、治療費、予防対策!
犬の外歯瘻(がいしろう)とは、歯周病、または露出した歯髄への細菌感染などにより、その炎症が歯の根元周囲にまで及んだことから、膿が排出されるトンネルが皮膚まで通じてしまい、目の下や顎の下などに膿の出口である穴が開いてしまった状態を指します。治療には主に歯内治療や抜歯が必要となります。今回は外歯瘻について詳しく解説します。
【獣医師監修】犬の内歯瘻(ないしろう)歯肉に穴が?原因や症状、治療法、治療費、予防対策!
犬の内歯瘻(ないしろう)とは、歯周病や露出した歯髄(しずい)への細菌感染などにより、その炎症が歯の根元周囲にまで及び、膿(うみ)が排出されるトンネルができてしまい、歯肉をはじめとした口腔粘膜に穴が開いてしまった状態を指します。治療には主に歯内治療や抜歯が必要となります。今回は犬の内歯瘻について詳しく解説します。
【獣医師監修】犬の顎骨骨折(がくこつこっせつ)(上・下顎)自然治癒する?原因や症状、治療費、予防法!
犬の顎骨骨折(がくこつこっせつ)、意外にも歯周病に起因して顎(上顎・下顎)を骨折することもあるのです。たかが歯などと思ってはいけません。特にシニアの小型犬は要注意です!今回は犬の顎骨骨折の原因や症状、治療方法、予防対策などについて詳しく解説します。
したがって、歯周病同様、咬耗でも細菌が歯髄の中に入り込み、口の周りや顔が腫れることがあります。
【獣医師監修】犬の歯周病、原因や症状は?対処・治療法、治療費、ケア・予防対策は?
犬は虫歯にはなりにくいものの、歯周病にはなりやすく、3歳以上の犬の80%は歯周病と言われています。愛犬が歯周病になったとき、症状や対処・治療法はどのようなものがあるのか?原因や予防方法も含めて、歯周病について詳しく解説します。高齢になったときの健康にも影響を及ぼすので、若いうちから歯周病予防をしましょう!
【獣医師監修】犬が口のまわりをずっと舐めている。この症状から考えられる病気や原因、対処・予防法は?
犬が口を舐める。おいしいものを目の前にした時なら可愛いものですが、ずっと舐めている、頻繁に舐める、いつもと様子が違うとなると気にもなってきます。場合によっては、歯周病、内臓疾患などの病気や、ストレスが隠れていることも…。今回は、犬が口のまわりをずっと舐めているときに考えられる病気や原因、対処法などを詳しく解説します。
犬の口の周りが腫れる「原因」③【腫瘍】
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犬の腫瘍は口の中にもできますが、その形態は様々。
【獣医師監修】犬の口腔内腫瘍(できもの)この症状から考えられる主な病気や原因、対処・予防法は?
飼い主のみなさんが、愛犬の口の中をじっくりと観察する機会は、決して多くはないと思います。それでも、歯磨きをしている時や、大きなあくびをしている時に、口の中に口腔腫瘍(できもの)を発見したなら、どうすればよいのでしょうか?ここでは、獣医師が原因と対処法について詳しく解説します。
イボやしこりのように見えたり、カリフラワー状であったり。
その腫瘍の盛り上がり具合によっては唇・口の周りや顔が腫れて見えることがありますし、悪性腫瘍では骨の組織への侵入もよく見られ、同様に腫れて見えることがあります。
【獣医師監修】犬の口唇炎(こうしんえん)原因や症状は?対処・治療法、治療費、予防対策は?
口唇炎とは唇に炎症が起きた状態を言い、赤みや腫れ、時に出血が見られます。状況によっては痛みや痒みを伴い、食欲不振に陥ることも。子犬から老犬までどんな犬でも発症する可能性はありますが、特にボクサーやパグなど、唇が垂れ下がる犬および短頭種に多く見られます。今回は犬の口唇炎の原因や注意点、治療法、予防などについて解説します。
【獣医師監修】犬の口唇裂(こうしんれつ)原因や症状は?対処・治療法、治療(手術)費、予防対策は?
犬の口唇裂(こうしんれつ)とは、口唇(特に鼻から上唇にかけて)が本来の形ではなく、先天的に裂けている状態(裂開/れっかい)です。口の中の上顎部分に裂開が入る口蓋裂(こうがいれつ)を伴うことも多く、ブルドッグやペキニーズ、ボストン・テリアなどの犬種はそのリスクが高いと言われています。今回は犬の口唇裂について解説します。
特にメラノーマ(悪性黒色腫)、扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)、繊維肉腫の3つはよく見られる悪性口腔腫瘍です。
【獣医師監修】「犬の悪性黒色腫(メラノーマ)」原因や症状、なりやすい犬種、治療方法は?
犬の悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)とは、犬の皮膚や口の中、肢端(したん:四肢の先端)に発生する悪性の腫瘍です。犬の場合、とくに口の中にできるものが多く、口臭の悪化や血混じりの流涎(よだれ)が出ることがあります。ここでは、悪性黒色腫(メラノーマ)の原因や症状、治療法について解説します。
犬の口の周りが腫れる「原因」④【アレルギー】
iStock.com/easy_riderka
アレルギーとは、体内に入ってきたある物質に対して、それを排除するために体の免疫システムが必要以上に反応した状態を指します。
犬のアレルギー症状には下の表のようなものが見られますが、状況によってはアレルギー反応の一つとして唇・口の周りや顔が腫れることもあり、急激に腫れが見られる時の原因は、アレルギー反応であることが多いです。
犬のアレルギー症状
体表面 | 発疹、痒み、腫れ、目やに、鼻水など |
---|---|
呼吸器 | 咳、気管支炎、呼吸困難など |
胃腸 | 嘔吐、下痢、慢性消化不良など |
ショック状態 | アナフィラキシーショック |
重篤状態 | アナフィラキシーでは程度により症状が重篤になる |
【獣医師監修】犬のアレルギー薬の種類と治療法は?検査や注意点、アレルギーが出やすい犬種は?
犬が痒(かゆ)がっているとアレルギーが心配になります。犬のアレルギー薬や治療法、検査にはどのようなものがあるのでしょうか?また、アレルギーが出やすい犬種はあるのでしょうか?今回は犬のアレルギーの種類や症状、検査、治療法などについて詳しく解説します。
場合によっては、ワクチン接種によってアレルギー反応が起こり、皮膚の赤みや痒(かゆ)み、嘔吐や下痢と並び、顔の腫れが見られることもあります。
【獣医師監修】犬が下痢をした・うんちがゆるい。この症状から考えられる原因や病気は?
犬のうんちがゆるかったり、下痢のときは、いったいどうしたらよいのでしょうか? すぐに病院に連れていくべきかどうか、飼い主としては悩むところですね。今回は犬のうんちがゆるくなる原因と、要注意の症状、考えられる病名について解説します。
【獣医師監修】老犬が吐く、嘔吐を繰り返す原因や理由は?対処・治療法、治療費、予防対策は?
老犬が吐く時、一過性で心配のないものもあれば、腎不全や膵炎(すいえん)、突然に発症する前庭疾患など気をつけたい病気の場合もあります。老犬はちょっとしたことで体調を崩しやすく、また、病気の進行も早いと言われるので、嘔吐についても原因や症状など基本情報を知っておきましょう。
その他、毒をもつマムシやヤマカガシなどのヘビ、ハチなどに顔を咬まれたり、刺されたりして腫れることもあります。
【参照元】公益社団法人 埼玉県獣医師会「犬の食物アレルギーについて」
犬の口の周りが腫れる「原因」⑥【外傷】
犬が顔を強打することや交通事故や喧嘩(けんか)など、外傷によって顔に腫れが見られることも考えられます。
犬の口の周りが腫れている【注意すべき犬種や行動は?】
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一口に「口が腫れる」といっても、さまざまな要因が考えられます。
次のような場合に注意したい犬種や行動は、どんなものでしょうか?
注意したい犬種や行動①【歯周病】
歯の手入れが十分でない犬やすでに歯垢・歯石がある犬、歯周病になっている犬は口の周りが腫れやすいでしょう。
また、小型犬や老犬、免疫力が低下している犬は歯周病のリスクがあるため、注意が必要です。
【獣医師監修】犬の歯周病、原因や症状は?対処・治療法、治療費、ケア・予防対策は?
犬は虫歯にはなりにくいものの、歯周病にはなりやすく、3歳以上の犬の80%は歯周病と言われています。愛犬が歯周病になったとき、症状や対処・治療法はどのようなものがあるのか?原因や予防方法も含めて、歯周病について詳しく解説します。高齢になったときの健康にも影響を及ぼすので、若いうちから歯周病予防をしましょう!
注意したい犬種や行動②【歯のトラブル】
ひづめや骨、ガム、おもちゃなど、硬過ぎる物をよくかじっている犬は破折になりやすいため、気をつけてあげましょう。
犬にガムを与えるのは危険?人間用のガムや牛皮は?誤飲や丸呑み防止、腸閉塞などの注意点!
長く噛み続けることができて、大好きな犬も多い犬用ガム。しかし、牛皮ガムなどの固いものは特に、大きいまま飲み込む子も多く、死亡事故の心配も。また、ガムはいつから与えていいの?人間用ガムの誤飲は?など、ガムのメリットや注意点、選ぶポイントなどを詳しく解説します。
【獣医師監修】犬がキシリトール(ガム)を食べたら死亡する?中毒症状や致死量、応急処置、対処法は?
犬がキシリトールを食べてはいけません。これは嘘やデマではなく、キシリトールによって犬は低血糖や肝不全を起こし、命に関わることもあるためです。キシリトールは食品や歯磨き粉、化粧品にも使われる人間にとって身近な存在。それだけに注意が必要です。キシリトールがダメな理由、誤飲した時の対処方法などについて詳しく解説します。
【獣医師監修】犬が食べ物を噛まずに丸呑みしても大丈夫?大きな食べ物やおもちゃんの誤飲に注意!
犬はドッグフードやおやつをそのまま丸呑みしてしまうことが多くあります。人間はよく噛(か)んで食べることが健康の元と言われていますが、犬の場合はどうなのでしょうか?なぜ、犬が食べ物やおもちゃを丸呑みしてしまうのか?理由や与える際の注意点、予防法などについて解説していきます。
同じく、ケージや家具などを頻繁にかじり続けている犬も咬耗(こうもう)になりやすいです。
注意したい犬種や行動③【腫瘍】
加齢によって犬はメラノーマのような腫瘍ができやすいため、口の中や周りを普段からこまめにチェックしましょう。
【獣医師監修】「犬の悪性黒色腫(メラノーマ)」原因や症状、なりやすい犬種、治療方法は?
犬の悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)とは、犬の皮膚や口の中、肢端(したん:四肢の先端)に発生する悪性の腫瘍です。犬の場合、とくに口の中にできるものが多く、口臭の悪化や血混じりの流涎(よだれ)が出ることがあります。ここでは、悪性黒色腫(メラノーマ)の原因や症状、治療法について解説します。
【獣医師監修】犬の口腔内腫瘍(できもの)この症状から考えられる主な病気や原因、対処・予防法は?
飼い主のみなさんが、愛犬の口の中をじっくりと観察する機会は、決して多くはないと思います。それでも、歯磨きをしている時や、大きなあくびをしている時に、口の中に口腔腫瘍(できもの)を発見したなら、どうすればよいのでしょうか?ここでは、獣医師が原因と対処法について詳しく解説します。
注意したい犬種や行動④【アレルギー】
柴犬、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、フレンチ・ブルドッグ、パグ、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバーなど、アレルギー体質の犬は、アレルギー反応により、唇や口の周り、顔が腫れることもあるでしょう。
【獣医師監修】犬の口唇炎(こうしんえん)原因や症状は?対処・治療法、治療費、予防対策は?
口唇炎とは唇に炎症が起きた状態を言い、赤みや腫れ、時に出血が見られます。状況によっては痛みや痒みを伴い、食欲不振に陥ることも。子犬から老犬までどんな犬でも発症する可能性はありますが、特にボクサーやパグなど、唇が垂れ下がる犬および短頭種に多く見られます。今回は犬の口唇炎の原因や注意点、治療法、予防などについて解説します。
【獣医師監修】犬の口唇裂(こうしんれつ)原因や症状は?対処・治療法、治療(手術)費、予防対策は?
犬の口唇裂(こうしんれつ)とは、口唇(特に鼻から上唇にかけて)が本来の形ではなく、先天的に裂けている状態(裂開/れっかい)です。口の中の上顎部分に裂開が入る口蓋裂(こうがいれつ)を伴うことも多く、ブルドッグやペキニーズ、ボストン・テリアなどの犬種はそのリスクが高いと言われています。今回は犬の口唇裂について解説します。
【獣医師監修】犬の目やまぶたが腫れている。この症状から考えられる原因や病気は?
愛犬の顔を見たとき、「あれ?何かいつもと違う」と異変に気づきやすいのが目の周りではないでしょうか。まぶたや目の周りが腫れていると感じたら、それは何らかの病気のサインかもしれません。見過ごさないでよくチェックしてみましょう。
また、いたずら好きな犬は薬品や洗剤など危険物質に接触するリスクが高いため、愛犬の近くには危険なものを置かないように心がけてください。
注意したい犬種や行動⑤【外傷・ヘビ毒】
やんちゃな犬や猟犬系の犬は、外傷を負いやすいだけでなく、ヘビ毒にも注意が必要です。
犬の口の周りが腫れている【緊急を要する症状、注意点は?】
1stGallery/ Shutterstock.com
唇・口の周りや顔の腫れと併せ、次のような症状も見られる時には、すぐに動物病院で診てもらうことをお勧めします。
吐き気、嘔吐
【獣医師監修】老犬が吐く、嘔吐を繰り返す原因や理由は?対処・治療法、治療費、予防対策は?
老犬が吐く時、一過性で心配のないものもあれば、腎不全や膵炎(すいえん)、突然に発症する前庭疾患など気をつけたい病気の場合もあります。老犬はちょっとしたことで体調を崩しやすく、また、病気の進行も早いと言われるので、嘔吐についても原因や症状など基本情報を知っておきましょう。
下痢
【獣医師監修】犬が下痢をした・うんちがゆるい。この症状から考えられる原因や病気は?
犬のうんちがゆるかったり、下痢のときは、いったいどうしたらよいのでしょうか? すぐに病院に連れていくべきかどうか、飼い主としては悩むところですね。今回は犬のうんちがゆるくなる原因と、要注意の症状、考えられる病名について解説します。
【獣医師監修】老犬の下痢が止まらない(繰り返す)原因や理由は?食事や対処法・予防対策!
老犬での下痢は珍しくありませんが、体力や免疫力が低下しているだけに心配にもなりますよね。ストレスや冷えから下痢になることもあれば、重大な病気が隠れていることもあります。下痢になりやすい傾向にある犬や、動物病院を受診する目安も含めて、老犬の下痢について詳しく解説します。
熱っぽい
痛みがあるように思われる
歩き方がおかしい、ふらついている
【獣医師監修】犬の歩き方がおかしい。この症状から考えられる原因や病気は?
いつもは元気に駆け回っている犬が、足を上げたり引きずったり、ぎこちなく歩いたりなど、おかしい歩き方をすることがあります。その原因は、老化から脳の病気まで多岐にわたります。ここではその原因や症状、考えられる病名を解説します。
【獣医師監修】犬がフラフラ歩いている。この症状から考えられる原因や病気は?
人間と同じく、犬も突如としてフラフラすることがあります。めまい、貧血、加齢による関節の痛み・・・さまざまな原因が考えられますが、犬の体調のサインになっていることは間違いありません。今回は、犬がフラフラ歩く原因やチェックすべき症状などを解説していきます。
アナフィラキシーはアレルギー反応の中でも過剰な反応を指し、特に重篤な状態をアナフィラキシーショックと言います。
数秒~数分で症状が出ることも珍しくありません。
呼吸が荒い、呼吸困難
【獣医師監修】犬の呼吸が早い・荒い・苦しそう・息切れしている。この症状から考えられる原因や病気は?
犬の呼吸がハアハアと荒く苦しそうだったり、息切れしていたりすると、飼い主は心配でたまらないですよね。犬の呼吸が早い、苦しそうといった症状は、どんなことから起こるのでしょうか。
脈が速い
チアノーゼ
ぐったりしている、意識がない
【獣医師監修】犬がぐったりしている。考えられる原因や症状、おもな病気は?
愛犬の全身の力が抜けたようにぐったりしている時には、さまざまな原因が考えられます。深刻な病気の場合もあるので、注意が必要な症状です。ここでは、犬がぐったりしている時に考えられる病気の原因や症状などについて解説します。
【獣医師監修】犬の昏睡状態(意識がない)。考えられる原因や症状、主な病気は?
愛犬が昏睡に陥るというのはかなり深刻な状態です。では「昏睡」とは一体どのような症状で、原因は何でしょうか?今回は、犬が昏睡する原因や症状、考えられる主な病気などについて解説します。
このような症状は危険な状況であり、アナフィラキシーショックは治療を怠ると1時間以内に死亡する可能性が高くなるため、速やかに動物病院へ向かってください。
また、ワクチンによるアレルギー反応においては、早いと30分以内~24時間ほどで発現するとされるので、接種後の犬の様子はよく観察するようにしましょう。
国内の研究では、ミニチュア・ダックスフンドに多いとの報告もありますが、飼育頭数自体が多いゆえの結果なのか、それを考慮しても、念の為、注意するに越したことはないでしょう。
【参照元】
・一般社団法人 日本アレルギー学会「アナフィラキシーガイドライン」
・大森啓太郎「犬におけるワクチン接種後アレルギー反応に関する研究」(東京大学)
犬の口の周りが腫れている【応急処置や対処法、予防方法は?】
犬の口の周りが腫れている「対処法」①【破折・咬耗】
Igor Normann/ Shutterstock.com
露髄(ろずい)がある場合は、歯髄(しずい)からの細菌侵入を防ぐことが大事で、いかに早く治療を始められるかが鍵となります。
露髄(ろずい)した破折では、数日以内に治療を開始しないと歯髄が壊死してしまうので、顔が腫れるかにかかわらず、歯の破折を認めたらすぐに動物病院へ向かいましょう。
【獣医師監修】犬の歯が折れた(破折)!歯は生え変わる?抜歯の費用は?原因や対処・予防方法!
犬の歯が折れたとなると慌ててしまうことでしょう。犬の歯は強いというイメージがありますが、意外にも折れやすいのです。「硬過ぎる骨」「ガム」「ヒヅメ」「おもちゃ」などは要注意!歯髄(しずい)が露出した折れ方は細菌感染の心配があるため、早急な治療が望まれます。今回は犬の破折について詳しく解説します。
【参照元】
網本昭輝「歯が折れてしまいました!さあ、どうしよう? 3. 破折歯の保存の基本」(動物臨床医学 22[3]92-95, 2013)
犬の口の周りが腫れている「対処」②【毒ヘビ・ハチ】
iStock.com/liveslow
愛犬が毒ヘビに噛まれたり、ハチに刺された場合、毒を絞り出し、傷口を流水で洗い流して速やかに動物病院へ。
ハチの針が残っている場合は、可能ならピンセットで抜く、払い落すなどして抜きますが、毒があるため指でじかに触らないように注意してください。
毒ヘビでは走るなど体を動かすと毒が全身に回ってしまうので、犬を安静にさせます。
また、足などを咬まれた時には傷口より心臓に近いほうを軽く縛ります。
【参照元】
・公益社団法人 射水市医師会「ハチに刺された時の対応」
・山口県医師会「マムシに咬まれたら」
犬の口の周りが腫れている【予防方法】
iStock.com/Aonip
次のようなことは予防につながるでしょう。
歯磨きをして口腔内の健康を保つ、歯垢・歯石は早めに除去する
硬過ぎる物をかじらせない
時々、口の中をチェックする
定期的に健康診断を受けて病気の早期発見早期治療に努める
【獣医師監修】犬の「健康診断」は何歳から必要?愛犬の健康寿命を延ばすために、年1回の健康診断を!
昨今の動物病院は、病気を予防するための場所にもなってきています。愛犬が病気になってから駆け込むのではなく、日頃から飼い主とかかりつけ医が信頼関係を築くことの大切さ、そして愛犬の健康寿命を延ばすための予防医療の大切さを、地域密着型病院の院長である成城こばやし動物病院の小林元郎獣医師に教えていただきました。
危険な物は犬の周囲に置かない
アレルギーがある場合は、極力アレルゲンを避ける
【獣医師監修】犬のアレルギーの原因や症状、治療、検査・予防方法は?出やすい犬種はある?
人間同様、アレルギー体質の犬は少なくありません。犬にはどんなアレルゲンがあるのかでしょうか?アレルギーの症状や治療をする方法は?アレルギーが出やすい犬種や時期は?犬のアレルギーに関して、知識を得ておきましょう。
【獣医師監修】犬のアレルギー薬の種類と治療法は?検査や注意点、アレルギーが出やすい犬種は?
犬が痒(かゆ)がっているとアレルギーが心配になります。犬のアレルギー薬や治療法、検査にはどのようなものがあるのでしょうか?また、アレルギーが出やすい犬種はあるのでしょうか?今回は犬のアレルギーの種類や症状、検査、治療法などについて詳しく解説します。
ワクチン接種前は体調を整え、接種後は運動をさせたりせず、1時間程度は犬の様子を見る(何かあったらすぐ対応できるよう、動物病院の近くに留まるのもよい)
毒ヘビが生息する地域では、草むらや夜間の散歩には注意をする マムシが活動する夜間、および草むらで噛まれた例や、猟犬系の犬種が咬まれる例が多いとの報告があります
犬のアレルゲンになり得る物の例
カテゴリ | アレルゲン |
---|---|
食品 | 肉類、魚介類、牛乳、卵、大豆、とうもろこし、蕎麦など |
環境 | ハウスダスト、ノミ、ダニ、花粉、カビなど |
家庭用品 | 洗剤、洗浄剤、漂白剤、石鹸、香水など |
生物 | ヘビ、ハチ、クモ、ヒキガエル(ガマガエル)など |
薬剤 | ワクチン、抗生物質、抗菌剤、造影剤など |
【参照元】
・浅井由希子、高島一昭、山根義久「マムシ咬症の犬48例と猫4例(1997年~2006年)」(動物臨床医学17 [2] 45-51, 2008)
老犬の口の周りが腫れている【注意点・ケア方法】
barinovalena/ Shutterstock.com
老犬は腫瘍や歯周病のリスクが高くなります。
【獣医師監修】犬の口腔内腫瘍(できもの)この症状から考えられる主な病気や原因、対処・予防法は?
飼い主のみなさんが、愛犬の口の中をじっくりと観察する機会は、決して多くはないと思います。それでも、歯磨きをしている時や、大きなあくびをしている時に、口の中に口腔腫瘍(できもの)を発見したなら、どうすればよいのでしょうか?ここでは、獣医師が原因と対処法について詳しく解説します。
【獣医師監修】犬の歯周病、原因や症状は?対処・治療法、治療費、ケア・予防対策は?
犬は虫歯にはなりにくいものの、歯周病にはなりやすく、3歳以上の犬の80%は歯周病と言われています。愛犬が歯周病になったとき、症状や対処・治療法はどのようなものがあるのか?原因や予防方法も含めて、歯周病について詳しく解説します。高齢になったときの健康にも影響を及ぼすので、若いうちから歯周病予防をしましょう!
したがって、よりこまめな健康チェックを怠らないようにしましょう。
特に後期の老犬では口を開けること自体が難しくなっている場合もあり、頑固になったからの一言で片づけず、可能な範囲でチェックをしてあげましょう。
状況によっては老犬でも麻酔をかけた上で歯垢・歯石の除去が可能な場合もあるので、必要であれば動物病院で相談してみてください。
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また、近年注目されているのが「腸活」です。
「第二の脳」とも言われる腸の環境を整えることは、便秘や下痢の改善のみならず、免疫力の向上、感染予防、アレルギーの抑制などの効果が期待されており、ストレスとも関係すると言われています。
免疫力の低下は歯周病にも影響しますし、老犬のQOLを考えるならば、腸活を考慮してみてはいかがでしょうか。
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犬の口の周りが腫れている【まとめ】
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愛犬の唇・口の周りや顔が腫れるのは、やはり正常なことではありません。
口の中はどうか?
何か食べなかったか?
何かと接触しなかったか?
思いつく限りの可能性を探してみましょう。
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飼い主さんだからこその情報が診断の役に立つことは多々あるのですから。
アレルギーの場合は、アレルゲンとなる物質と初めて接触した時に免疫システムの働きによって抗体(IgE抗体)が作られ、2回目以降、そのアレルゲンと接触した時に大きな反応を起こしてアレルギー症状が出ます。
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したがって、「前は大丈夫だったのに」ということがよくあるのは注意のしどころです。
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