【獣医師監修】犬がバナナを食べても大丈夫!?バナナのメリットや栄養素、適量は?

栄養価の高い果物の代表に挙げられることの多いバナナ。人間にとっては栄養豊富で健康に良いとされる人気の高い果物ですが、犬にバナナを与えても大丈夫なのでしょうか?ここでは、愛犬にバナナを与える際のメリットや注意点について解説していきます。

  • 監修者:徳本 一義 先生(獣医師)

【獣医師監修】犬がバナナを食べても大丈夫!?バナナのメリットや栄養素、適量は?
出典 : Ivanova N /Shutterstock.com

犬がバナナを食べても大丈夫!

犬がバナナを食べても大丈夫!

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犬にバナナを与えても基本的に問題ありません。

バナナには、犬の中毒症状を引き起こす成分は含まれていません。

愛犬がバナナに対するアレルギーがない限りは与えても大丈夫です。

犬もバナナが大好き!

犬もバナナが大好き!

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バナナにはほのかな甘みがあるので、好物としている犬も多いです。

ただ、犬は人間よりも体が小さいので、人間が普段食べるようなサイズのバナナをそのまま飲み込んでしまうと窒息してしまう恐れがあります。

愛犬にバナナを与える場合には、必ず細かくカットしたり、すりつぶして、食べやすくしてから与えるようにしましょう!

愛犬に与えるバナナの栄養素は?

愛犬に与えるバナナの栄養素は?

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バナナは栄養価の高さから1日を過ごすエネルギーの源として朝食と一緒に食べる方も多いと思います。

では、バナナにはどれくらい栄養素が含まれているのか見ていきましょう。

●バナナの栄養素

●バナナの栄養素

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【バナナ1本(およそ100g)あたりの栄養素】

・バナナの栄養①「たんぱく質」(1.1g)

バナナの栄養①「たんぱく質」(1.1g)

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三大栄養素のひとつであるたんぱく質を含んでいます。血液や筋肉など、体のもとを作る成分。

・バナナの栄養②「カリウム」(360mg)

バナナの栄養②「カリウム」(360mg)

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免疫機能を健全に保つ働きをするカリウムを、りんご3個分含む。むくみの予防にも効果的と言われている。

・バナナの栄養③「マグネシウム」(32mg)

バナナの栄養③「マグネシウム」(32mg)

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キウイ3個分のマグネシウムを含む。骨や歯の形成に役立つと言われている。

・バナナの栄養④「ビタミンB6」(0.38mg)

バナナの栄養④「ビタミンB6」(0.38mg)

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納豆3パック分のビタミンB6を含む。貧血予防に良いとされる。

・バナナの栄養⑤「葉酸」(26μ)

バナナの栄養⑤「葉酸」(26μ)

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緑黄色野菜に含まれる水溶性ビタミンのひとつである葉酸を、ピーマン3個分含む。免疫機能を保つ働きがあると言われている。

犬にバナナを与えるメリットは?

犬にバナナを与えるメリットは?

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愛犬に与えるバナナにはどのようなメリットがあるのか、ここで解説していきます。

●バナナのメリット①「代謝」に不可欠な栄養素

●犬に与えるバナナのメリット①「代謝」に不可欠な栄養素

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ビタミンB群はエネルギーの代謝に不可欠な栄養素として、体の全体的な機能のサポートをしてくれます。

●バナナのメリット②「便秘予防」

●犬に与えるバナナのメリット②「便秘予防」

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バナナには良質な食物繊維が多く含まれています。

食べ過ぎには注意が必要ですが、適量であれば便秘予防にも役立ちます。

●バナナのメリット③「腸内環境」を整える

●犬に与えるバナナのメリット③「腸内環境」を整える

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バナナに含まれる糖質の中でもフラクトオリゴ糖は最近の研究により腸内の善玉菌・ビフィズス菌を増やす働きがあることが明らかになってきました。

食物繊維とフラクトオリゴ糖を同時に摂取することで、犬の腸内環境の整える作用があり、免疫力の維持も期待できます。

フラグオリゴ糖は、タマネギ、アスパラガス、ニンジン、トマト、バナナなどの野菜や果物に含まれる天然界に存在するオリゴ糖であり、低カロリーで砂糖に近い甘味として利用されている。『当初は虫歯にならない』新しい甘味料を開発することを目的として研究が始められ、研究が進むにつれて腸内ビフィズス菌の増加、整腸機能、ミネラルの吸収促進などの効果が次々と明らかになった。

出典 https://www.jstage.jst.go.jp

愛犬にバナナを与える際の適量は?与えすぎに注意!

愛犬にバナナを与える際の適量は?与えすぎに注意!

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犬がバナナを食べても問題ありませんが、与えすぎは禁物です!

そもそも主食以外の犬のおやつは、1日に必要な摂取カロリー量の2割に収める必要があります。

ここで愛犬に与えるバナナの適量を見ていきましょう。

●愛犬に与えるバナナの適量は?

【小型犬】

【小型犬】

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体重:4kg → 1日に必要な摂取カロリー量は317g

おやつの許容:63.4kcal

バナナは生の状態で100gあたり86kcal。

・小型犬にとって1日のバナナの許容量:「74g」

※少し大きめのバナナは、1本あたりの可食部が120g前後、約100kcal。そのため小型犬の場合、あげる時は1/2本程度に収めるのが良いでしょう

【中型犬】

【中型犬】

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体重:10kg

おやつの許容:126kcal

・中型犬にとって1日のバナナの許容量:「147g」

【大型犬】

【大型犬】

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体重:25kg

おやつの許容:250kcal

・大型犬にとって1日のバナナの許容量:「291g」

特に、体の小さい犬にとっては、人間と同じ量のバナナを与えると、かなり高カロリーな食事になってしまいます。

食べすぎは肥満のもとになってしまいますので、十分注意しましょう!

「愛犬に与えるバナナ」まとめ

「愛犬に与えるバナナ」まとめ

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犬はバナナを好む傾向があり、バナナを好きになりすぎて主食を食べなくなってしまう恐れがあります。

犬が喜ぶからといってバナナを与えすぎると、ほかの栄養素が不足してしまい、逆に犬の健康を損なってしまう可能性があります。

バナナに限りませんが、おやつをあげた時にはその分主食を減らすなど、1日の摂取カロリー量が過剰にならないように、十分気をつけましょう!

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徳本 一義 先生(獣医師)

徳本 一義 先生(獣医師)
徳本 一義 先生(獣医師)
小動物の臨床栄養学に関するスペシャリスト。大学卒業後、小動物臨床に従事したのち、大手ペットフードメーカーで15年以上、臨床栄養学の観点からペットフードの開発、ならびに研究・情報発信に携わる。現在は獣医療・教育関連のコンサルタントとしての活動のほか、複数の獣医系大学で講師を兼任するとともに、ペット栄養学会 理事など、ペットの栄養に関する団体の要職も務める。

みんなのコメント

チョコバナナさん
子供がバナナを食べていると、愛犬(トイプードル)が近寄ってきて、欲しい欲しいと いつもせがみます。でも、どれだけあげていいのか分からなかったので、具体的な量が 書いてあったので参考になりました!子供にも伝えようと思います。

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