【獣医師監修】犬の栄養について知っておこう!犬も三大栄養素は必要?手作り食での注意点は?
愛犬の食事管理を適切に行う上で、犬の栄養に関してはぜひ知っておきたいところです。そもそも栄養とは?3大栄養素や5大・6大栄養素って何?愛犬に栄養バランスの良い手作りご飯を作るには?など、飼い主さんが愛犬の健康をサポートできるように詳しく解説します。
- 更新日:
獣医師 MBA(経営学修士)
ヘリックス株式会社 代表取締役社長
【資格】
◇獣医師
【所属】
◆ペット栄養学会 理事
◆一般社団法人ペットフード協会 新資格検定制度実行委員会 委員長
◆日本獣医生命科学大学 非常勤講師
◆帝京科学大学 非常勤講師
など
大学卒業後、小動物臨床に従事。
その後、ペットフードメーカーに入社し、小動物臨床栄養学に関する研究、情報発信を中心とした活動を行う。
現在は、獣医療・教育関連のコンサルタントとしての活動。ペットの栄養に関する団体の要職を務める。
自宅で9頭の猫と暮らす愛猫家。
目次
犬の【3大(5大)栄養素】とは?
damedeeso / PIXTA(ピクスタ)
「栄養」とは、動物が体外から物質を摂取し、それを消化・吸収して成長し、健全な活動を行うために役立たせることを意味します。
取り入れる物質が、「栄養素」です。
「栄養素」が消化・吸収されて、犬の体で利用されることを「代謝」と言います。
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犬の食べ物中の栄養素は、次の3つに分けられます。
1.エネルギー源となるもの
2.体の構成成分となるもの
3.体のバランスを整えるもの
これらの成分は自動車に見立てると、1.は「ガソリン」、2.は「車のボディ」、3.は「オイル」に例えられます。
犬の「3大栄養素」とは、このうちの「エネルギー源となる」栄養素を指し、炭水化物、脂肪、タンパク質のことを言います。
これにビタミンとミネラルを加えたものを、犬の「5大栄養素」と言います。
ミネラルは主に体を構成し、ビタミンは生体のバランスを取ります。
最近では、「水」を加えて「6大栄養素」と言うことも少なくありません。
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「3大栄養素」のカロリーは、犬では、炭水化物1g=3.5kcal、脂肪1g=8.5kcal、タンパク質1g=3.5kcalになるとされています。
なお、人間では、炭水化物1g=4kcal、脂肪1g=9kcal、タンパク質1g=4kcalとされています。
愛犬の年齢に合わせた栄養管理【必要量】は?
webweb / PIXTA(ピクスタ)
エネルギーと栄養素の必要量は、犬のライフステージによって変動します。
ライフステージは、
成長期
成犬期
中高齢期
に大別されます。
成犬期でも、避妊・去勢を行った犬では必要エネルギー量は低下します。
また、「妊娠期」「新生子期」「離乳期」等はさらに異なる栄養管理が必要なのは言うまでもありません。
その他、病中病後や手術後、回復期になどでも、必要エネルギーや栄養素が異なってきます。
愛犬のライフステージや体調にマッチしたエネルギーや栄養素を与えるのは、栄養学的にも大変重要なことです。
犬の栄養管理【成長期】
iStock.com/gyro
犬の成長期は、離乳期以降から成熟までの時期を指していて、その期間は犬種により異なります。
小型犬:9~12ヶ月齢
中型犬:12〜14ヶ月齢
大型犬:12〜24ヶ月齢
頃とされます。
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犬の成長期は、カロリーと、タンパク質やミネラル等の栄養素の割合が多く必要になります。
SerhiiBobyk / PIXTA(ピクスタ)
そのため、それらの成分の含有量が多い「成長期用」(パピー用、子犬用)の総合栄養食を与えましょう。
犬の成長期は、成犬期の食事より、体重あたりで2倍程度与えることになりますが、成犬に近づくにつれてその割合が小さくなってきます。
愛犬にずっと倍ほどの調子で与え続けると、肥満となります。
成長期の肥満はなかなか改善しないばかりか、成長後にも影響が出るので注意しなければなりません。
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逆に、その時点での体重あたりの栄養だけしか与えていないと、愛犬が栄養失調になってしまいます。
サイズが大きくならないように育てたいなどという理由で十分に栄養を与えないと、急激に栄養失調に陥ってしまい不健全です。
多くもなく少なくもない、愛犬には適量の栄養を摂らせることが成長期には大変重要だと肝に銘じておきましょう。
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愛犬に不足しがちの成分を、栄養剤や栄養ドリンクとして与えたくなりますが、その不足量は犬の大きさや成長段階で異なります。
栄養剤を与えたことでかえって摂取量が過剰となり、健康上のトラブルを招きかねません。
この時期は、愛犬の成長期にマッチした総合栄養食を与えるのが安心でしょう。
【獣医師監修】犬の栄養剤の種類や与え方は?犬に栄養剤(ドリンク)を与えても大丈夫?
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犬の成犬期の栄養管理【成犬期(維持期)】
アオサン / PIXTA(ピクスタ)
愛犬が成犬になっても成長期用のフードを与えていると、肥満になりやすいので注意しましょう!
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シニア期(犬種などにより個体差がある)に入るまでは、総合栄養食で飼い主さんが管理しやすいドライフードが多く用いられています。
ドライフードをはじめ総合栄養食の適正な給与量は、フードのパッケージに表示されている給与量を目安にしてください。
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ドッグフードにはドライフードやウェットフードなど、異なるタイプのものがあります。今回は、愛犬にドライフードを与える場合のメリットや注意点、適量などを詳しく解説します。ドライフードの利点を生かしながら、愛犬の健康管理にぜひ役立ててください!
ただし、記載されているのはあくまでも適正体重(理想体重)に対しての給与量です。
愛犬が痩せすぎでも太り気味でもないことを、BCSを参考にしたり獣医師などに聞いて確認の上、適量を与えるようにしましょう。
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犬の栄養管理【中高齢期(シニア期)】
アオサン / PIXTA(ピクスタ)
犬のシニア期以降はエネルギーの必要量が20%程度低下してきます。
とはいえ、低下率は個体差や犬種差などがあるので、あくまでも目安と考えてください。
そう考えると、よく耳にする「8歳のシニア期に入ったら、フードの量を20%減らしましょう」というのは正しいとは言えません。
愛犬の活動量、体重、BCSを見ながら、食事の量を決めましょう。
【獣医師監修】愛犬のダイエットを始める前に理想体重と肥満度(BCS)を要チェック!
家族の大切な一員である愛犬が、できるだけ健康に長生きできる飼育環境を作ってあげられるのは、飼い主だけです。まずは愛犬の「理想体重」を知り、「ボディコンディションスコア(BCS)評価表」を使って肥満度を判定しましょう!愛犬のダイエットに対する考え方や運動についても解説します。
愛犬が歯周病などでドライフードが食べにくい場合は、高カロリーで栄養素の豊富なペーストフードを試してみるのも良いでしょう。
【獣医師監修】犬の歯周病、原因や症状は?対処・治療法、治療費、ケア・予防対策は?
犬は虫歯にはなりにくいものの、歯周病にはなりやすく、3歳以上の犬の80%は歯周病と言われています。愛犬が歯周病になったとき、症状や対処・治療法はどのようなものがあるのか?原因や予防方法も含めて、歯周病について詳しく解説します。高齢になったときの健康にも影響を及ぼすので、若いうちから歯周病予防をしましょう!
【獣医師監修】犬用ドライフードの特徴やメリットや適量は?ウェットフードとの違いを知って役立てよう!
ドッグフードにはドライフードやウェットフードなど、異なるタイプのものがあります。今回は、愛犬にドライフードを与える場合のメリットや注意点、適量などを詳しく解説します。ドライフードの利点を生かしながら、愛犬の健康管理にぜひ役立ててください!
【獣医師監修】犬用ウェットフードの特徴やメリットや適量は?ドライフードとの違いを知って役立てよう!
犬用の総合栄養食にはウェットフードやドライフードがありますが、それぞれの特徴を理解していますか?今回は、犬にウェットフードを与える場合のメリットや注意点、適量などを詳しく解説します。ウェットフードの利点を生かしながら、愛犬の健康管理にぜひ役立ててください。
犬は高齢になると、消化・吸収の能力が落ちてきて、かえって痩せてしまうケースもめずらしくありません。
同じ量を与え続けているのに愛犬が痩せてきた場合は、病気が隠れていることもあるので、獣医師に相談を。
病気の高齢犬には、必要に応じて、鼻などにチューブを取り付けて流動食を与える場合があります。
また、食欲が落ちた高齢犬に栄養成分を点滴して体力を回復させると、再び元気に食べ始めることも多々あります。
【獣医師監修】犬の食欲不振・犬が食べない。考えられる原因や対処方法は?
「食欲不振」「嘔吐」「下痢」は、飼い主がすぐに気づいてあげられる愛犬からの3大「不調サイン」と言われています。食欲がない状態を見過ごさずに、適切に対処することが大切です。
【獣医師監修】老犬がご飯を食べない原因や理由は?ご飯を食べない時の対処法やポイント・コツ!
老犬が、元気がなく、ご飯を食べない(食欲不振)といった悩みはよく聞かれます。犬も加齢にしたがい、体や気持ちにもいろいろ変化が出てきます。ご飯を食べない原因や理由は、歯や床など、意外なところに原因がある場合もあります。今回は老犬がご飯を食べない原因や理由、対処法やポイント、コツなどについて詳しく解説します。
【獣医師監修】老犬におすすめの食事は?適量や回数、注意点は?食べさせ方と手作りレシピ!
老犬の食事は悩みがつきものです。筋肉維持には良質のタンパク質、認知症予防には抗酸化食品やオメガ3脂肪酸、関節のためにはグルコサミンやコンドロイチンなど積極的に与えたいですが、食事の回数を調整し、食べさせ方にも工夫が必要になります。今回は、老犬の食事に関して詳しく解説します。
病気から回復するためにも栄養が必要なので、高齢犬であってもしっかり食べさせるのが重要です。
高齢による問題として、筋力の低下、筋肉量の低下(サルコペニア)も軽視できません。
タンパク質の低下は、犬の栄養失調につながり、筋力の低下だけでなく免疫力の低下や余命の短縮が不安要素になります。
【獣医師監修】犬は栄養失調で死亡する?症状や原因は?愛犬の栄養(カロリー)不足の予防・解決法!
犬も栄養失調になる可能性があり、最悪は死亡します。栄養失調は、健康を維持する上で必要なエネルギー不足(カロリー不足)や栄養素の摂取量の不足で生じます。愛犬の栄養失調の症状や原因、対処法をはじめ、栄養を不足させない方法を知っておきましょう!
近年、人間においてもサルコペニア防止のため、高齢であってもタンパク質の摂取が必要とされています。
犬も同様に、消化率の良い、良質なタンパク質を適量取ることが重要です。
愛犬に与える【栄養素が豊富】な食べ物は?
iStock.com/gyro
総合栄養食のドライフードやウエットフードなどは、犬のライフステージに合わせて欠乏症や過剰症が起こらないように配合されています。
そのため、ライフステージにマッチした総合栄養食を選んで愛犬に与えていれば、必要な栄養素を得ることができます。
手作り食をしている飼い主さんのためにも、犬が食べても大丈夫(アレルギーのケースを除く)で、それぞれの栄養素が豊富な食べ物をリストアップしておきましょう。
【獣医師監修】犬用ドライフードの特徴やメリットや適量は?ウェットフードとの違いを知って役立てよう!
ドッグフードにはドライフードやウェットフードなど、異なるタイプのものがあります。今回は、愛犬にドライフードを与える場合のメリットや注意点、適量などを詳しく解説します。ドライフードの利点を生かしながら、愛犬の健康管理にぜひ役立ててください!
【獣医師監修】犬用ウェットフードの特徴やメリットや適量は?ドライフードとの違いを知って役立てよう!
犬用の総合栄養食にはウェットフードやドライフードがありますが、それぞれの特徴を理解していますか?今回は、犬にウェットフードを与える場合のメリットや注意点、適量などを詳しく解説します。ウェットフードの利点を生かしながら、愛犬の健康管理にぜひ役立ててください。
栄養豊富な食べ物①【タンパク質】
【獣医師監修】犬が牛肉を食べても大丈夫?生肉は焼く?与えて良い部位やアレルギー、下痢など注意点!
我が子のように可愛いがっている愛犬のために手作りご飯に挑戦する人も多いようです。健康管理に役立つ食材選びを大切にしたいところですが、犬に牛肉(生の牛肉)を与えても大丈夫なのでしょうか? アレルギーの心配はないのかなど、気になる疑問について解説していきます。
【獣医師監修】犬が豚肉(生)を食べても大丈夫?茹でたり焼いた方がいい?食べて良い部位や茹で汁は?
愛犬にお肉を食べさせている飼い主の方も多いと思います。牛肉や馬肉などの肉と比べて手頃な豚肉は食べさせやすいお肉ですが、愛犬に豚肉を与えても大丈夫なのでしょうか?今回は愛犬に豚肉を食べさせる時に気をつけたいアレルギーなどの注意点や与え方について解説していきます。
【獣医師監修】犬が卵(生卵)を食べても大丈夫?殻は?適量やアレルギー、腎臓疾患がある犬は注意!
卵かけご飯、卵焼き、ゆで卵、鍋の締めの卵雑炊など、人間が美味しそうに食べている卵を、愛犬が欲しそうな目で見つめていたら・・・はたして犬に卵をあげても大丈夫なのでしょうか? 「アレルギーや適量は?」「生で食べてもOK?」など、気になる点について解説します。
【獣医師監修】犬がゆで卵を食べても大丈夫?適量は1日に何個まで?メリットや栄養素、アレルギーは?
栄養価の高い卵、ゆで卵が好きな犬もいるかもしれません。犬はゆで卵を食べても大丈夫なのでしょうか? 今回は、犬に与えるゆで卵の適量やメリット、アレルギーなどについて詳しく解説します。
【獣医師監修】犬が卵焼きを毎日食べても大丈夫?卵アレルギーの心配は?メリットや適量は?
アミノ酸バランスが極めて優秀なことから、完全栄養食品とも呼ばれる卵。卵料理の卵焼きや目玉焼きを犬にあげても問題ないか?犬が卵アレルギーを起こさないか?心配な飼い主さんもいるかと思います。今回は、犬に卵焼きを与える際のメリットや注意点、適量などを、詳しく解説します。
その他、魚介類、大豆などの豆類、動物が効率よく使用できる必須アミノ酸バランス「アミノ酸スコア」が良いタンパク源は、肉や卵です。
【獣医師監修】犬が魚(魚介類)を食べても大丈夫?おやつにおすすめな魚や注意点は?
日本人が大好きな「マグロ」「カニ」「うなぎ」などの魚(魚介類)ですが、愛犬に与えても大丈夫なのか飼い主として不安になることもあると思います。ここでは、「マグロ」「カニ」「うなぎ」など、愛犬に与えても大丈夫な魚(魚介類)や、与える際の注意点などについてご紹介します。
【獣医師監修】犬が大豆(生)を食べても大丈夫?ダメ!?豆まきや節分の豆は?アレルギー、下痢に注意!
節分や豆まきにも使用される大豆。「畑の肉」と言われるほど豊富な栄養素を含み、納豆や豆腐、きな粉の原料としても使用されていますが、犬に大豆を食べさせても大丈夫なのでしょうか?犬に大豆を与える際の注意点(アレルギー)や適量、栄養素などについて詳しく解説します。
【獣医師監修】犬が卵(生卵)を食べても大丈夫?殻は?適量やアレルギー、腎臓疾患がある犬は注意!
卵かけご飯、卵焼き、ゆで卵、鍋の締めの卵雑炊など、人間が美味しそうに食べている卵を、愛犬が欲しそうな目で見つめていたら・・・はたして犬に卵をあげても大丈夫なのでしょうか? 「アレルギーや適量は?」「生で食べてもOK?」など、気になる点について解説します。
栄養豊富な食べ物②【脂溶性ビタミン】
脂溶性ビタミン①【ビタミンA】
【獣医師監修】犬が豚肉(生)を食べても大丈夫?茹でたり焼いた方がいい?食べて良い部位や茹で汁は?
愛犬にお肉を食べさせている飼い主の方も多いと思います。牛肉や馬肉などの肉と比べて手頃な豚肉は食べさせやすいお肉ですが、愛犬に豚肉を与えても大丈夫なのでしょうか?今回は愛犬に豚肉を食べさせる時に気をつけたいアレルギーなどの注意点や与え方について解説していきます。
【獣医師監修】犬が鶏肉を食べても大丈夫?骨付き肉や生肉は?適量や注意点、アレルギーに注意!
もも肉、むね肉、ささみなど人気の鶏肉。焼いても、茹でても、揚げても、スープにしても美味しい鶏肉ですが、愛犬に鶏肉を与えても大丈夫でしょうか?味付け(塩)や骨付きの鶏肉、生の鶏肉、アレルギーは大丈夫なのでしょうか?今回は、犬に与えてよい鶏肉の部位や調理方法、与え方の注意点などについて詳しく解説します。
脂溶性ビタミン②【ビタミンD】
【獣医師監修】犬が鮭(サーモン)を食べても大丈夫?アレルギーや下痢は?メリットや注意点!
日本人が最もよく食べる魚介類のひとつである鮭(サーモン)は、栄養価が高く、脂肪分には健康に良いと言われる魚由来のDHAやEPAを含んでいます。犬は、その鮭を食べても大丈夫でしょうか?犬に鮭を与える場合のメリットや注意点、生で与えられるかなどを詳しく説明します。
【獣医師監修】犬が魚(魚介類)を食べても大丈夫?おやつにおすすめな魚や注意点は?
日本人が大好きな「マグロ」「カニ」「うなぎ」などの魚(魚介類)ですが、愛犬に与えても大丈夫なのか飼い主として不安になることもあると思います。ここでは、「マグロ」「カニ」「うなぎ」など、愛犬に与えても大丈夫な魚(魚介類)や、与える際の注意点などについてご紹介します。
キクラゲ、椎茸(しいたけ)、卵黄など。
【獣医師監修】犬がしいたけ(生)を食べても大丈夫?ダメ?干ししいたけや出汁、注意点や適量は?
栄養素満点で、健康管理に良いイメージがあるしいたけ。手作りご飯やおやつとして、愛犬にもしいたけ(生)や干ししいたけ、出汁を食べさせても大丈夫なのでしょうか?愛犬にしいたけを与える際の注意点や適量、栄養素などについて詳しく解説します。
【獣医師監修】犬がきのこを食べても大丈夫?ダメ?食べても良いきのこの種類や適量、アレルギーは?
まいたけやしめじ、えのきなどさまざまな種類のある、きのこ。散歩先の公園や庭などに生えていることもありますね。消化が悪そうなイメージもありますが、犬にきのこを食べさせても大丈夫でなのでしょうか?きのこの食材としての特長や注意点、適量などを詳しく解説します。
【獣医師監修】犬が卵(生卵)を食べても大丈夫?殻は?適量やアレルギー、腎臓疾患がある犬は注意!
卵かけご飯、卵焼き、ゆで卵、鍋の締めの卵雑炊など、人間が美味しそうに食べている卵を、愛犬が欲しそうな目で見つめていたら・・・はたして犬に卵をあげても大丈夫なのでしょうか? 「アレルギーや適量は?」「生で食べてもOK?」など、気になる点について解説します。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。
脂溶性ビタミン③【ビタミンK】
納豆、青菜(小松菜やほうれん草などの野菜)、鶏肉、わかめやひじきなど
【獣医師監修】犬が毎日納豆を食べても大丈夫?腎臓・肝臓・心臓などへの健康効果やトッピングは?
大豆の発酵食品である、納豆。納豆が大好きな犬も多く、犬用にフリーズドライのおやつも販売されていますね。犬は納豆を食べても大丈夫なのでしょうか?腸内環境を整えるなどの健康効果はあるのでしょうか?納豆の食材としての特長や注意点、適量などを詳しく解説します。
【獣医師監修】犬が小松菜(生)を食べても大丈夫?適量やメリットは?シュウ酸カルシウム結石に注意!
小松菜は栄養素が多く含まれた野菜です。人間と同様に愛犬にも栄養豊富な小松菜を食べさせたいと思う飼い主の方も多いでしょう。小松菜は愛犬に与えても大丈夫な野菜なのでしょうか?小松菜を愛犬に与える際のメリットや適量、注意点などについて解説していきます。
犬がほうれん草を食べても大丈夫?生や茎は?適量やメリット、シュウ酸に注意が必要?
世界中で人間の食事に利用されている、ほうれん草。大根の葉と並ぶ栄養豊富な緑黄色野菜として、愛されています。犬はほうれん草を食べても大丈夫なのでしょうか? 「生のほうれん草は?」「食べて下痢してしまったら?」ほうれん草の食材としての特長や注意点、適量などを詳しく解説します。
【獣医師監修】犬が食べてもいい野菜!犬にあげてはいけない中毒の危険(ダメ)がある野菜!
普段、ドッグフードを与えている人でも、自分の食事のおすそ分けや、フードへのトッピングとして野菜をあげる機会があるのではないでしょうか? 体に良いと考えられている野菜の中でも「犬が食べてもいい野菜」と犬にあたえると中毒症状を引き起こす「危険な野菜」について解説していきます。
【獣医師監修】犬が鶏肉を食べても大丈夫?骨付き肉や生肉は?適量や注意点、アレルギーに注意!
もも肉、むね肉、ささみなど人気の鶏肉。焼いても、茹でても、揚げても、スープにしても美味しい鶏肉ですが、愛犬に鶏肉を与えても大丈夫でしょうか?味付け(塩)や骨付きの鶏肉、生の鶏肉、アレルギーは大丈夫なのでしょうか?今回は、犬に与えてよい鶏肉の部位や調理方法、与え方の注意点などについて詳しく解説します。
【獣医師監修】犬がわかめ(生)を食べても大丈夫?【乾燥】わかめには要注意!与え方や適量は?
低カロリーでミネラルや食物繊維が豊富なヘルシー食材のわかめ。栄養素として、ヨウ素、カルシウム、カリウムなど多くの栄養素を含む食べ物です。人間には栄養素豊富なわかめですが、犬がわかめを食べても大丈夫なのでしょうか?ここでは、犬にわかめを与える際の注意などについて解説していきます。
脂溶性ビタミン④【ビタミンB1】
豚肉。
なお、ビタミンB1は、ブドウ糖を中心としたエネルギー産生に関わります。
栄養豊富な食べ物③【カルシウム】
しらす、あゆ、わかさぎ、いわし、ししゃも(魚)、ひじき、わかめ、昆布。
【獣医師監修】犬が魚(魚介類)を食べても大丈夫?おやつにおすすめな魚や注意点は?
日本人が大好きな「マグロ」「カニ」「うなぎ」などの魚(魚介類)ですが、愛犬に与えても大丈夫なのか飼い主として不安になることもあると思います。ここでは、「マグロ」「カニ」「うなぎ」など、愛犬に与えても大丈夫な魚(魚介類)や、与える際の注意点などについてご紹介します。
【獣医師監修】犬がわかめ(生)を食べても大丈夫?【乾燥】わかめには要注意!与え方や適量は?
低カロリーでミネラルや食物繊維が豊富なヘルシー食材のわかめ。栄養素として、ヨウ素、カルシウム、カリウムなど多くの栄養素を含む食べ物です。人間には栄養素豊富なわかめですが、犬がわかめを食べても大丈夫なのでしょうか?ここでは、犬にわかめを与える際の注意などについて解説していきます。
【獣医師監修】犬が昆布を食べても大丈夫?だし汁やだしがら、昆布茶は?適量やアレルギーなど注意点!
日本人にとってなじみ深い海藻の、昆布。ミネラルや食物繊維が豊富で、愛犬の手作りごはんに使いたいという人もいるかもしれませんね。犬に昆布を食べさせても大丈夫なのでしょうか?昆布水やだしがらは?昆布の食材としての特長や注意点、適量などを詳しく解説します。
【獣医師監修】犬がパセリを食べても大丈夫?与え方や適量、注意点、栄養素は?口臭対策に良い?
緑黄色野菜の王様ともいわれるパセリ。実は栄養価がとても高い野菜でもあります。人間にとっては有用な野菜ですが、犬がパセリを食べても大丈夫なのでしょうか? ここでは、愛犬にパセリを与える際の適量や注意点、栄養素について解説していきます。
【獣医師監修】犬がしそ(大葉)を食べても大丈夫?生のしそやアレルギーは?
ゆかりご飯やうめの漬け物などにも使われているしそ。「大葉(おおば)」とも呼ばれるしそは、日本のハーブとして昔から私たちになじみ深いものですが、犬がしそを食べても大丈夫なのでしょうか? 今回は、犬にしそを与えるメリットや栄養素、注意点、適量などについて解説します。
【獣医師監修】犬が大根(生)を食べても大丈夫?葉は?茹でた方が良い?メリットや適量、注意点!
ダイエット時の大根スティック、おでんの具、すりおろし大根、刺し身のつま、切り干し大根など、人気の大根。犬に大根を与えても大丈夫なのでしょうか?今回は、愛犬に大根を与えるメリットや注意点、ポイントなどについて解説していきます。
【獣医師監修】犬が卵(生卵)を食べても大丈夫?殻は?適量やアレルギー、腎臓疾患がある犬は注意!
卵かけご飯、卵焼き、ゆで卵、鍋の締めの卵雑炊など、人間が美味しそうに食べている卵を、愛犬が欲しそうな目で見つめていたら・・・はたして犬に卵をあげても大丈夫なのでしょうか? 「アレルギーや適量は?」「生で食べてもOK?」など、気になる点について解説します。
栄養豊富な食べ物④【鉄】
豚肉レバー、鶏レバー、牛肉、青海苔、ひじき、鰹節(かつおぶし)など
【獣医師監修】犬がレバー(生)を食べても大丈夫?茹でてから与える?適量やメリット、おやつレシピ!
人間がレバーを食べると、貧血予防など様々なメリットがあります。最近は犬に肉を食べさせることが健康につながると言われていますが、犬にレバー(生のレバー)を与えても大丈夫なのでしょうか?今回は犬にレバーを与える際のメリットや注意点について解説していきます。
【獣医師監修】犬が牛肉を食べても大丈夫?生肉は焼く?与えて良い部位やアレルギー、下痢など注意点!
我が子のように可愛いがっている愛犬のために手作りご飯に挑戦する人も多いようです。健康管理に役立つ食材選びを大切にしたいところですが、犬に牛肉(生の牛肉)を与えても大丈夫なのでしょうか? アレルギーの心配はないのかなど、気になる疑問について解説していきます。
【獣医師監修】犬が海苔(生)を食べても大丈夫?佃煮やおにぎりは?メリットや適量、注意点!
海の野菜と呼ばれる海苔は、日本人に古くからなじみのある食材ですが、犬は海苔を食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、愛犬に海苔を与える際のメリットや注意点、適量など役立つ知識を詳しく解説します。
【獣医師監修】犬に鰹節を毎日食べさせても大丈夫?メリットやアレルギー、適量、注意点、ポイントは?
愛犬の手作りご飯やおやつに「人間用の鰹節(かつおぶし)を入れても大丈夫なのか?」と心配している飼い主の方もいるのではないでしょうか?ここでは、犬に鰹節を与えるときのメリットやデメリット、鰹節を与える際のアレルギーなどの注意点やポイントについて詳しく解説していきます。
栄養豊富な食べ物⑤【カリウム】
【獣医師監修】犬が毎日納豆を食べても大丈夫?腎臓・肝臓・心臓などへの健康効果やトッピングは?
大豆の発酵食品である、納豆。納豆が大好きな犬も多く、犬用にフリーズドライのおやつも販売されていますね。犬は納豆を食べても大丈夫なのでしょうか?腸内環境を整えるなどの健康効果はあるのでしょうか?納豆の食材としての特長や注意点、適量などを詳しく解説します。
【獣医師監修】犬が大豆(生)を食べても大丈夫?ダメ!?豆まきや節分の豆は?アレルギー、下痢に注意!
節分や豆まきにも使用される大豆。「畑の肉」と言われるほど豊富な栄養素を含み、納豆や豆腐、きな粉の原料としても使用されていますが、犬に大豆を食べさせても大丈夫なのでしょうか?犬に大豆を与える際の注意点(アレルギー)や適量、栄養素などについて詳しく解説します。
【獣医師監修】犬が食べてもいい野菜!犬にあげてはいけない中毒の危険(ダメ)がある野菜!
普段、ドッグフードを与えている人でも、自分の食事のおすそ分けや、フードへのトッピングとして野菜をあげる機会があるのではないでしょうか? 体に良いと考えられている野菜の中でも「犬が食べてもいい野菜」と犬にあたえると中毒症状を引き起こす「危険な野菜」について解説していきます。
【獣医師監修】犬がさつまいもを食べても大丈夫?生や皮は?適量や腎臓病、シュウ酸、尿路結石に注意!
甘くておいしいさつまいも。さつまいもが大好物という犬も多く、おやつや手作りご飯で与えたい人もいるのでは。犬はさつまいもを食べても大丈夫でしょうか? 腎臓病への影響は? 冷凍保存できる? さつまいもの食材としての特長や注意点、適量などを詳しく解説します。
【獣医師監修】犬が焼き芋(ふかし芋)を食べても大丈夫?皮や下痢に注意!メリットや適量は?
冬の風物詩ですが、現在は冷凍食品もあり一年中食べられる焼き芋。甘い香りに食欲を誘われる愛犬も多いことでしょう。犬は焼き芋を食べても大丈夫でしょうか?焼き芋によく使われるさつまいもには、抗酸化作用があると言われていますが、食物繊維やカロリーが気になるところ。今回は、犬に焼き芋を与える時の注意点やメリットなどを解説します。
カリウムは、ナトリウムによる血圧上昇を抑制します。
栄養豊富な食べ物⑥【食物繊維】
豆類(インゲン豆、あずき、ひよこ豆,大豆)、大麦、オートミール、キクラゲ、ひじきなど。
【獣医師監修】犬が大豆(生)を食べても大丈夫?ダメ!?豆まきや節分の豆は?アレルギー、下痢に注意!
節分や豆まきにも使用される大豆。「畑の肉」と言われるほど豊富な栄養素を含み、納豆や豆腐、きな粉の原料としても使用されていますが、犬に大豆を食べさせても大丈夫なのでしょうか?犬に大豆を与える際の注意点(アレルギー)や適量、栄養素などについて詳しく解説します。
【獣医師監修】犬がきのこを食べても大丈夫?ダメ?食べても良いきのこの種類や適量、アレルギーは?
まいたけやしめじ、えのきなどさまざまな種類のある、きのこ。散歩先の公園や庭などに生えていることもありますね。消化が悪そうなイメージもありますが、犬にきのこを食べさせても大丈夫でなのでしょうか?きのこの食材としての特長や注意点、適量などを詳しく解説します。
栄養豊富な食べ物⑦【水溶性繊維】
大麦、オートミール、納豆、大豆、小豆、エンドウ豆、さつまいもなど
【獣医師監修】犬が毎日納豆を食べても大丈夫?腎臓・肝臓・心臓などへの健康効果やトッピングは?
大豆の発酵食品である、納豆。納豆が大好きな犬も多く、犬用にフリーズドライのおやつも販売されていますね。犬は納豆を食べても大丈夫なのでしょうか?腸内環境を整えるなどの健康効果はあるのでしょうか?納豆の食材としての特長や注意点、適量などを詳しく解説します。
【獣医師監修】犬が大豆(生)を食べても大丈夫?ダメ!?豆まきや節分の豆は?アレルギー、下痢に注意!
節分や豆まきにも使用される大豆。「畑の肉」と言われるほど豊富な栄養素を含み、納豆や豆腐、きな粉の原料としても使用されていますが、犬に大豆を食べさせても大丈夫なのでしょうか?犬に大豆を与える際の注意点(アレルギー)や適量、栄養素などについて詳しく解説します。
【獣医師監修】犬がさつまいもを食べても大丈夫?生や皮は?適量や腎臓病、シュウ酸、尿路結石に注意!
甘くておいしいさつまいも。さつまいもが大好物という犬も多く、おやつや手作りご飯で与えたい人もいるのでは。犬はさつまいもを食べても大丈夫でしょうか? 腎臓病への影響は? 冷凍保存できる? さつまいもの食材としての特長や注意点、適量などを詳しく解説します。
【参照元】文部科学省「食品成分データベース」
犬に【栄養剤・栄養ドリンク】は与えてもいい?
iStock.com/ilona75
人間用の栄養剤、栄養ドリンク、栄養ゼリーなどは犬には与えないのが無難です。
人間用の栄養剤や栄養ドリンクには、犬には好ましくない成分であるカフェインやアルコールが含まれていたり、犬の体質に合うかわからない漢方薬成分が含まれていることがあるからです。
【獣医師監修】犬が人間用のアルコール(お酒)を飲んだり、舐めたりしても大丈夫?死亡リスクあり!
人間がよく飲むビールや甘酒、焼酎、ウイスキー、ワイン、日本酒などのアルコール類を愛犬に与えても大丈夫なのでしょうか?犬はアルコールを分解することができません。犬にアルコールを与えると最悪の場合、命を落とす危険性があります。今回は、愛犬がアルコールを誤飲した場合の応急処置や対処方法、致死量について詳しく解説します。
【獣医師監修】犬にコーヒーを少量でも飲ませてはダメ!カフェイン中毒に注意!致死量や対処法は?
犬にコーヒーを飲ませては絶対にダメです!コーヒーにはカフェインが含まれています。カフェインは、犬の健康を損なうだけでなく、量によっては命に関わることもあります。コーヒーはもちろん、コーヒーゼリーなどのコーヒー製品にも注意が必要です。今回は、犬にコーヒーを飲ませてはいけない理由や対処法などについて解説します。
【獣医師監修】犬に緑茶を飲ませてはダメ!理由と誤飲した時の対処法や応急処置、治療費は?
犬には緑茶を飲ませないようにしましょう。人間にとっては飲むとほっとしたり、すっきりしたりするので「緑茶は体に良い」というイメージがあるかもしれません。しかし緑茶にはカフェインが入っているため、犬の健康を損なう恐れがあります。緑茶のカフェインが犬に危険な理由、万が一飲んでしまった時の対処法を解説します。
【獣医師監修】犬に紅茶を飲ませてはダメ!理由と誤飲した時の対処法!ティーバッグにも要注意!
「ミルクたっぷりの甘い紅茶なら愛犬に飲ませても大丈夫かも?」と思う飼い主もいるかもしれません。しかし紅茶には犬が中毒をおこすカフェインが入っているため、犬の健康を損なうだけなく、最悪の場合死亡する恐れもあります。紅茶のカフェインが犬にとって危険な理由や万が一飲んでしまった時の対処法を解説します。
また、糖分が多く含まれているものもあるため、糖分を取りすぎないように注意しなければなりません。
もちろん、それらの成分が含まれていないことが確認できれば、食欲が低下していてエネルギーやタンパク質、ビタミンを効率よく摂取させるために、愛犬に与えても良い可能性があります。
【獣医師監修】犬の食欲不振・犬が食べない。考えられる原因や対処方法は?
「食欲不振」「嘔吐」「下痢」は、飼い主がすぐに気づいてあげられる愛犬からの3大「不調サイン」と言われています。食欲がない状態を見過ごさずに、適切に対処することが大切です。
もし与えるのであれば、目的別になってる製品の中から、愛犬には何が必要かを考えて与えてください。
吸い取って飲めるようになっているものは、中身を出して使用しましょう。
高齢犬用のペーストフードを問題なく食べるようならば、人間用の栄養ドリンクや栄養ゼリーなどを与える必要はありません。
【獣医師監修】犬の栄養剤の種類や与え方は?犬に栄養剤(ドリンク)を与えても大丈夫?
犬の栄養剤にはどのような種類のものがあるのでしょうか?また、人間用のドリンク栄養剤は与えられるのか?愛犬に栄養剤を与える必要があるのはどんな時なのか?どのように与えれば良いか?など、犬の栄養剤について正しい知識を身につけて、愛犬の健康ライフに役立ててください!
愛犬に【手作りご飯】を与える際の注意点は?
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手作り食で犬に必要な栄養素を満たすのは、なかなか大変です。
まず、手作りごはんの栄養バランスを考慮する際には、栄養計算を行いましょう。
最初に、愛犬の必要な1日エネルギー量を計算します。
【保存版】犬の体重別!愛犬に与える適切なご飯の量とカロリー「早見表」と「計算方法」
犬のご飯の量は、犬の体重別にどのくらいのカロリーが必要なのか【早見表】と【計算方法】を使ってお伝えします。「早見表」は、犬の体重1kgごとに一日に必要なカロリーを表記しています。また、「安静時」と「実質必要」な犬のエネルギー計算式をご紹介しますので、ぜひ、今後のご参考にしてください。
【獣医師監修】愛犬のダイエットを始める前に理想体重と肥満度(BCS)を要チェック!
家族の大切な一員である愛犬が、できるだけ健康に長生きできる飼育環境を作ってあげられるのは、飼い主だけです。まずは愛犬の「理想体重」を知り、「ボディコンディションスコア(BCS)評価表」を使って肥満度を判定しましょう!愛犬のダイエットに対する考え方や運動についても解説します。
それには安静時エネルギー要求量(RER)を計算し、それにライフステージ等似合わせた係数をかけて、1日の必要エネルギー量を計算します。
次にメインに使いたい食材を考えます。
たとえば、鶏ささみと大豆と白米などと決めて用意をします。
【獣医師監修】犬がささみを食べても大丈夫?適量や保存方法は?尿路結石や腎臓病、胆泥症の心配は?
低カロリーでダイエット食のイメージがある、鶏のささみ。愛犬の手作りごはんやおやつによく使うという人もいるかもしれません。犬にささみを食べさせても大丈夫なのでしょうか?茹で方は?毎日あげても大丈夫?ささみの食材としての特長や注意点、適量などを詳しく解説します。
【獣医師監修】犬が大豆(生)を食べても大丈夫?ダメ!?豆まきや節分の豆は?アレルギー、下痢に注意!
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【獣医師監修】犬に白米(生米)を食べさせても大丈夫!?適量は?下痢やアレルギーの心配は?
日本人の主食でもある「白米」ですが、昔は白米に味噌汁をかけたものが愛犬のご飯だった時期もあり、現在でもそういったご飯を与える飼い主は少なくありません。今回は犬に白米(生米)を食べさせても大丈夫なのか?また、白米を与える際の適量や下痢やアレルギーなどの注意点について解説していきます。
それぞれの食材の栄養分も調べておくのがポイント。
特に肉は、動物種、部位、油の量により栄養成分が異なるので注意してください。
食品成分表にも部位ごとの成分が示されているので参考にしたいものです。
手作りごはん栄養の調整には、カロリーの後、タンパク質量を決めます。
たとえば、成熟・維持期犬のタンパク質/エネルギー比は、4.5〜6.5(g/100kcal)が良いとされているので、タンパク質源の鶏ささみ肉と大豆でどのように補うかを決めましょう。
【獣医師監修】犬がささみを食べても大丈夫?適量や保存方法は?尿路結石や腎臓病、胆泥症の心配は?
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【獣医師監修】犬が大豆(生)を食べても大丈夫?ダメ!?豆まきや節分の豆は?アレルギー、下痢に注意!
節分や豆まきにも使用される大豆。「畑の肉」と言われるほど豊富な栄養素を含み、納豆や豆腐、きな粉の原料としても使用されていますが、犬に大豆を食べさせても大丈夫なのでしょうか?犬に大豆を与える際の注意点(アレルギー)や適量、栄養素などについて詳しく解説します。
脂肪の量も決めなければなりません。
エネルギー必要量の5〜15%を脂肪から取ると良いとされています。
そのため、大豆や肉に含まれる脂肪量を差し引き、残りを使用したい油、たとえばひまわり油などを計算して加えます。
【獣医師監修】犬が大豆(生)を食べても大丈夫?ダメ!?豆まきや節分の豆は?アレルギー、下痢に注意!
節分や豆まきにも使用される大豆。「畑の肉」と言われるほど豊富な栄養素を含み、納豆や豆腐、きな粉の原料としても使用されていますが、犬に大豆を食べさせても大丈夫なのでしょうか?犬に大豆を与える際の注意点(アレルギー)や適量、栄養素などについて詳しく解説します。
そして残りのエネルギー量を、使おうとしている炭水化物源でエネルギーを計算して加えます。
ここまで行えば、3大栄養素と、エネルギーのバランスを取ったことになります。
けれども、ビタミンやミネラルはバランスが取れていない可能性があります。
そこで、不足分をさまざまな食材で加えていくことになるでしょう。
豚や鳥のレバーは多くのビタミンが含まれているので、補充するのには便利な材料です。
【獣医師監修】犬がレバー(生)を食べても大丈夫?茹でてから与える?適量やメリット、おやつレシピ!
人間がレバーを食べると、貧血予防など様々なメリットがあります。最近は犬に肉を食べさせることが健康につながると言われていますが、犬にレバー(生のレバー)を与えても大丈夫なのでしょうか?今回は犬にレバーを与える際のメリットや注意点について解説していきます。
【獣医師監修】犬が豚肉(生)を食べても大丈夫?茹でたり焼いた方がいい?食べて良い部位や茹で汁は?
愛犬にお肉を食べさせている飼い主の方も多いと思います。牛肉や馬肉などの肉と比べて手頃な豚肉は食べさせやすいお肉ですが、愛犬に豚肉を与えても大丈夫なのでしょうか?今回は愛犬に豚肉を食べさせる時に気をつけたいアレルギーなどの注意点や与え方について解説していきます。
【獣医師監修】犬が鶏肉を食べても大丈夫?骨付き肉や生肉は?適量や注意点、アレルギーに注意!
もも肉、むね肉、ささみなど人気の鶏肉。焼いても、茹でても、揚げても、スープにしても美味しい鶏肉ですが、愛犬に鶏肉を与えても大丈夫でしょうか?味付け(塩)や骨付きの鶏肉、生の鶏肉、アレルギーは大丈夫なのでしょうか?今回は、犬に与えてよい鶏肉の部位や調理方法、与え方の注意点などについて詳しく解説します。
ただし過剰になりすぎないように注意しましょう。
特に、ビタミンAの過剰には要注意!
手作り食では必要な栄養素、特に微量のミネラルや水溶性のビタミンの欠乏症が起こりやすいので注意する必要があります。
必須脂肪酸やビタミンや微量ミネラルが欠乏することにより、それほど多くはありませんが栄養失調を起こすこともあります。
【参照元】『小動物の臨床栄養学 第5版』(マーク・モリース研究所発行、監訳:岩﨑利郎、辻本元)2014年インターズー
犬の【栄養】のまとめ
dimarik / PIXTA(ピクスタ)
愛犬に元気で長生きしてもらうためには、飼い主さんによる栄養管理が欠かせません。
ライフステージ別、体調によって、また手作りごはんを作るにあたっても、適切な栄養が摂取できるように気遣ってあげましょう。
愛犬の健康を守ることができるのは飼い主だけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活に役立ててくださいね。
【獣医師監修】犬の栄養剤の種類や与え方は?犬に栄養剤(ドリンク)を与えても大丈夫?
犬の栄養剤にはどのような種類のものがあるのでしょうか?また、人間用のドリンク栄養剤は与えられるのか?愛犬に栄養剤を与える必要があるのはどんな時なのか?どのように与えれば良いか?など、犬の栄養剤について正しい知識を身につけて、愛犬の健康ライフに役立ててください!
【獣医師監修】犬が食べてもいい野菜!犬にあげてはいけない中毒の危険(ダメ)がある野菜!
普段、ドッグフードを与えている人でも、自分の食事のおすそ分けや、フードへのトッピングとして野菜をあげる機会があるのではないでしょうか? 体に良いと考えられている野菜の中でも「犬が食べてもいい野菜」と犬にあたえると中毒症状を引き起こす「危険な野菜」について解説していきます。
【獣医師監修】愛犬の代謝(基礎代謝)を上げるには?代謝が関係する病気も知っておこう!
代謝に関して知識を持っていれば、愛犬の健康管理に役立ちます。食事や筋肉の維持など基礎代謝を上げるために重要なことや、代謝が関係する病気や代謝が関わる肥満についても知っておき、愛犬のヘルシーライフをサポートできるようにしましょう!
【肥満度チェックリスト付き】犬のメタボが健康に及ぼす悪影響を知る
近年、犬の肥満——犬のメタボ化が進み、病気に苦しんでいる犬を見掛ける機会が増えてきました。メタボが犬の健康に及ぼす悪影響について知識をつけましょう。犬の肥満度が確認できるチェックリストもありますので、ぜひ犬の肥満防止に役立ててください。
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